気楽な50代
思っていたよりも気楽です。
50代に突入して、まもなく2年です。
若い頃は、50歳にもなったら人生終わりなんて思ってましたけど。
でも、実際はそんなことないです。
今でも、気持ちは25歳の頃のままです。
そして50代の今は、若い頃より気楽で快適ですね。
人間社会の上級生。
相対的に年下の人とのお付き合いが増えることが、快適の最大の要因です。
なんだかんだいって、この国は年功序列の社会です。
基本、若い人は年上の人に気を使ってくれるので、そこが楽ですね。
若い頃は苦手だった人付き合いが、ほとんど気にならなくなりました。
人間社会というのは小学校に似ていると思います。
10代→1年生、20代→2年生…、50代→5年生、60代→6年生という感じですね。
50代となった今の立ち位置は、ちょうど小学校5年生の頃に似ています。
ふり返っても、10~20代は本当に低学年という感じでしたね。
職場や取引先、あるいは地域などの周りの大人はほぼ年上で先輩でした。
30歳ならまだ兄貴という感じでしたが、50歳以上となると遥か彼方の人でしたね。
ピカピカの小学一年生が、5~6年生のお兄ちゃんお姉ちゃんを仰ぎ見る感じでした。
これが、30~40代になると、少し様子が変わってきます。
まだまだ、目の上のたんこぶ的な上司や先輩も多いです。
でも、少しづつですが無条件に慕ってくれる後輩連中が現れてきます。
これも、5~6年生に気を使いながら可愛い1~2年生の面倒を見る3~4年生に同じですね。
そして50代、いよいよ小学生で言うところの上級生の仲間入りということです。
花の小学5年生と同じ。
今にして思うと、小学5年生は一番いい立場でした。
まず、1~4年の下級生は無条件で慕ってくれます。
かといって、6年生のように妙な責任を負わされたりもしません。
正に花の小学五年生、小学校生活を一番謳歌できるときですね。
50代って、これに似ているところがあると思います。
ちなみに、永遠の小学生である磯野カツオくんも5年生ですね。
それと、いろいろなことが分かってくるのも似ていますね。
たとえば小学校も5年生にもなると、毎年の学校行事やクラスメイトとの付き合い、あるいは先生の特徴などにも精通してきますから、それまでよりも気楽に学校生活を送ることができます。
50代も同じです。
さすがにこの歳になると、好景気・不景気も2順ぐらい経験してますからね。
人や組織とのお付き合いも然り、また国内外の移動も慣れたものです。
多くの場面において、ビビることは少なくなりますね。
ときめかないけど安定している。
勿論、ビビることが少ないということは、ときめきもなくなってくるということです。
旅先で感激することも少なくなりました。
大好きなオートバイも、新型車にときめくことは滅多にないです。
物事の本質が分かってくるので、先が見通せてしまうのですね。
昔、親がよく「公務員はいいよ」といってました。
最近は、この真意がとてもよくわかります。
ちょっと、悲しいですけれど。
でも、ときめきまくりの若い頃より安定している今の方がずっといいですね。
どんな経験でも、積み重ねれば血となり肉となるのだと思います。
あとは健康だけ。
ということで、実に気楽で快適な50代です。
歳をとるのも悪くないモノだと、ホッとしています。
あとは健康だけですね。
まず、お酒は本当に弱くなりました。
でも、逆に考えれば飲まなくてもいい体になったということですから、歓迎すべきことなのかもしれません。
それと老眼、これは意外と不便ですがハズキルーペがあればクリアですね。
想定外だったのは、トイレが近くなること。
加齢すると膀胱が硬くなるみたいです。
これについては、老廃物を早めに出せる体質になったと、前向きに考えています。
それ以外は、今のところ問題ないですね。
オートバイも、若い頃とあまり変わらず乗ることができます。
てか、若い頃よりも上手になっているかも。
これも経験で分かることですが、人間の体もクルマやオートバイと同じですね。
滅茶苦茶な使い方をしていれば、あっという間にダメになってしまいます。
逆に、大切に使っていれば長持ちしますね。
暴飲暴食や不摂生は勿論ですが、日々のストレスも肉体を蝕みます。
サラリーマン時代、徹夜の日々がひと月続いて水虫になりました。
人は、こうやって免疫力が落ちて病気になるのですね。
ということで、これからもゆるくストレスゼロで生きていきます。
健康第一で、なんとかたどり着いた人間社会の上級生を楽しんでいきたいと思っています。