万年筆が心地よい。
6年半ぶりに、万年筆を復活させました。
最近は、万年筆の書き味が心地よいです。
キーボードばかりの昨今ですが、たまには筆記用具で文字を書くのも楽しいですね。
6年半ぶりに万年筆を復活させました。
ひさしぶりに、筆記用具を使っています。
在宅でコールセンターのオペレータをしていたときは、筆記用具は使わないスタンスでした。
というか、スタンス以前に、業務委託先から筆記用具の使用を禁じられていたのですね。
そんなことで、私の筆記用具たちは、長らく引き出しの肥やしになっていたのでした。
そもそも、このブログを含め、ここ数年は、文書を書くのはキーボードばかりです。
長年愛用していた筆記用具たちも、もう日の目を見ることはないのだろうと思っていました。
ところが、今の派遣先が、IT企業なのになぜか紙文化です。
ということで、思いがけず筆記用具たちが復活することになったのでした。
長らく愛用していた筆記用具は、パイロットの四色ボールペンです。
シャープペン付きのモデルで、これが一本あれば、まず事足りる感じですね。
ところが、最近はボールペンの滑らかすぎる書き味がいまひとつです。
滑らかな分、どうしても悪筆になってしまい、後から自分が何を書いたのかまったく読めません。
そこで、今回は万年筆を復活させることにしました。
水洗いで復活です。
愛用しているのは、こちらのモンブランです。
大学に入学したお祝いに、大叔父さんから買ってもらいました。
ですので、もはや40年選手ですね。

学生時代は、正に一張羅の筆記用具でした。
その後、社会人になってからはシステム手帳のアクセサリーで大活躍です。
もちろん、メインはボールペンで、本当にこの万年筆はアクセサリーなのでした。
そして、ここにきて、ようやくメインの筆記用具に昇進です。
万年筆には、紙にほんの少し引っ掛かるような抵抗感があります。
ですので、ボールペンほど早く字が書けません。
それで、悪筆な私でも、なんとかあとから読めるぐらいの字になるのですね。
ひさしぶりのモンブランは、完全にインクが凝り固まっていました。
このようなときは、ペン先を水に漬けるの一択ですね。

半日ほど浸すことで、固まってたインクを洗い流すことができました。
あとは、あたらしいインクカートリッジを取り付けて、無事に復活ですね。
すこしレトロな書き味が、なんとも心地よいです。
これまたひさしぶりのインクカードリッジには、400円のプライスタグがついていました。
もしかすると、こちらも大学の生協で買ったモノかもしれません。

さすがにインクも古すぎて、インク詰まりを起こしてしまうようです。
ここは素直に、新品を購入ですね。
今回は、定番のミッドナイトブルーをチョイスしました。
ということで、なんとかかんとか復活です。
ひさしぶりの万年筆は、やはりそのレトロな書き味が、なんとも心地よいですね。
筆圧によって線に濃淡がでるのも、とても味わい深いです。

派遣先でも万年筆を使う人間はめずらしく、何気に目立って良い気分ですね。
子供のころ、万年筆は大人の筆記用具だと思っていました。
モンブランで日記を書く父親をみて、ほんの少し畏怖したモノです。
この歳になって、ようやく万年筆が手の内に入ってきたという感じですね。
そして、どうせなら、もっと上手に字を書きたいです。
そのウチ、ヒマを見て、ペン習字でも始めてみようかと思っています。