前の会社の同期会にいってきました。

2025年9月17日

ひさしぶりにお誘いされて、前の会社の同期会にいってきました。
懐かしい街で懐かしい仲間たちと、ひとときの旧交を温めてきました。
そして、最後は豚山ラーメンで〆、なかなか有意義なひとときでした。

宮城の岩沼まで、同期会にいってきました。

ひさしぶりにお誘いされて、前の会社の同期会にいってきました。
1990年入社のバブル組60人、なにかと仲が良くて、若いころは皆でよく遊んだモノです。
そんな仲間との30年ぶりの同期会、私のように辞めた人間にも声がかかるのはうれしいですね。

16時発のバスに乗って、仙台に向かいます。

日差しは、もうすっかり秋ですね。

岩沼へは、仙台駅からJRで向かいます。
岩沼駅に降り立つのも、30年ぶりぐらいかもしれません。

駅前には大きいマンションが一つ、ずいぶんと雰囲気が変わりました。

右側の居酒屋さんをみて、強烈に記憶がフィードバックします。
昔、ここは養老乃瀧で、会社の仲間とよく飲んでいたことを思い出しました。

懐かしさに包まれながら岩沼の駅前を歩き、産業道路そばの会場に向かいます。

30年ぶりに会った彼は、Bikeを降りていました。

会場には、駅からあるいて数分で到着です。
自宅からドアツードアでジャスト2時間、なかなか遠かったですね。

この日、こんな遠方の同期会に出向こうと思ったは、同期入社のTがくると聞いたからです。
高専卒の彼は私より2つ年下で、当時はバリバリのBike乗りでした。
入社の時点で限定解除を済ませていて、愛機はGSX750E、通称ベコです
SUGOでレースもしていて、通勤車両はRS125が積載されたトランポでしたね。

Bike好きということで、すぐに仲良くなりましたが、なにせ大型Bike乗りの上級者です。
年下とはいえ、当時はリスペクトの対象でしたね。
それから3年後、私が限定解除を果たして900SSを手に入れたときは、とても喜んでくれて。
納車のときに仙台駅からBike屋まで、彼のGSX-R750で送ってもらったのは良い思い出です。
そのあと、一回ぐらい一緒に走った記憶がありますね。

そんなTは、なにごとにも一生懸命なヤツでした。
その後、やりたい仕事ができないといって、会社を辞めて転職。
関東方面にいってしまって、それっきり会うことはないと思っていたのでした。

今回、30年ぶりに会ったTは、思ったほど変わっていませんでしたね。
転職先が仙台に工場を建てたとのコトで、そこの製造部長に収まっていました。
立派になってなにより、そしてBikeの話をしてみると、もう乗っていないとのコトです。
なんとなくそんな感じはしていたので、あまり驚きはありませんでした。

違和感の正体が、わかった気がしました。

同じオートバイフリークながら、Tには昔から、ある違和感を感じていました。
いまになって思えば、それはオートバイに対するスタンスの違いだったのでしょうね。

今も昔も、私は単純にオートバイが好きなだけの人間です。
オートバイにに乗れるのなら、自分のキャリアすらどうでもよいと思っています。

それに対してTは、オートバイを介して自分を証明したかったのでしょう。
そして彼は、オートバイ以外で自分を証明するモノをみつけたのだと思います。

そう考えると、Tと私はオートバイ以外の部分でつながっていたのかもしれないですね。
彼と私は、自分がやりたいことには正直というトコロが同じなのだと思います。
なるほど、スタンスが違うのに、つかず離れずで仲が良かったのはソコなのかと。
30年目にして昔、彼に感じたあの違和感の正体がわかったような気がしました。

ということで、Tを含めていろいろと旧交を温め、21時過ぎの電車で帰宅の途につきます。
そして、仙台で息子が勧めるラーメン豚山にトライしました。

一応、ジロリアンの端くれというプライドにかけて、全マシをコールします。
息子の話では二朗のライト版とのコトですが、まさにその通りのお味でした。

ただ、たらふく飲んだ体には、ちょっとキツかったですね。
最後は、もう必死にかき込むだけで、想定外に気持ち悪くなるのでした。
もちろん、これで満足するワケにはいきませんん。
次回はぜひ、二朗でリベンジすると心に誓って、最終バスに乗り込むのでした。