誠実なき選挙 – 衆院選が覆い隠す本当の争点。

来週の週末は、衆議院選挙ですね。
この選挙については、本当にいろいろと思うトコロがあります。
今回は、そのあたりをつらつらと書いてみたいと思います。

突然の選挙対応で、激務続きの日々でした。

来週の週末は、衆議院選挙ですね。
今現在、行政系のSEをしている者として、ここ2週間は激務続きでした。

選挙の一報が入ったのが、三連休明けの13日です。
そこから、通常はひと月かかる選挙準備を10日でというコトになり、てんやわんやでした。
他の業務をすべて止めての残業に次ぐ残業、なんとか公示日までに入場券発行は間に合いました。
とはいえ、他の業務を止めた影響で、ここしばらくは残業の日々が続いています。

もちろん、このようなコトになったのは、ゲリラ的に衆院解散が決まったからですね。
人口4万人の地方市町村でもこの有様ですから、大都市などは本当にパニックだったでしょう。
もちろん、こちら側としてはそれが仕事ですから、文句や愚痴は言いませんけど。
ただ、それなりのコストがかかったコトは間違いないと思います。

選挙は、お金儲けのためにするモノではありません。

それにしても、今回の選挙における各党の主張が、これまたすべて微妙ですね。
まずは、〇〇ファーストというキャッチフレーズ、あれは何とかならないのでしょうか?
中道改革連合までが生活者ファーストと言い出したのには、本当にガックシきました。
彼らがトランプのスタイルを猿真似したトコロで、逆効果でしかないと思います。

また、チームみらい以外、すべての党が消費税減税・廃止を挙げているのも微妙です。
それで本当に大丈夫なのかと、私を含め多くの国民がそう感じでいると思いますね。
たぶん、そんなコトをしたら日本国債の信用が落ちて、もっと大変なコトになるでしょう。

しかし、これらの主張が横行するのは、これは選挙マーケティングの影響だと思います。
結局、耳当たりが良くて有権者にウケのよいネタばかりが主張される構図なのですね。
まさに、ポピュリズムの典型で、陰鬱とさせられるばかりです。

もちろん、それが正しい政治の姿でないコトは明白ですね。
政治はお金儲けではないのですから、マーケティング一辺倒ではダメなのです。
政治であれば、時にはウケの悪い主張も述べなくてはいけないときもあるでしょう。
そして、それができてこそ、誠実な政治家と言えるのではないかと思うのです。

高市氏の選挙姿勢は、不誠実の極みだと思います。

その視点でいくと、高市早苗氏の選挙姿勢は、不誠実の極みだと思いますね。
彼女は、選挙に勝った暁には、国論を二分する提案を予定しているようです。
しかし、その内容は秘密とのコトですね。

たぶん、彼女がやりたいことは、スパイ防止法にスパイ情報局の設立、国旗毀損罪の制定。
そして、憲法を改正して、日本を戦争ができる国にするコトと思われます。
ただ、それらを実現するためには議席数が絶対的に少ないので、総選挙に打って出たのですね。

であれば、その旨をストレートに国民に訴えて、その上で信を問うべきです。
ところが、彼女はそのあたりのコトをうやむやにしていますね。
たぶん、そんなコトをストレートに訴えたら、選挙に勝てないコトがわかっているからでしょう。
そして、【高市への信任を問う選挙】と詭弁を弄し、後出しジャンケンにするつもりなのです。

まったくもって、狡猾な人だと思いますね。
こんな国民をだまし討ちにするような姿勢は、絶対に許すことはできません。

今回の選挙の一番の争点は、物価高対策や社会保障費減額などではありません。
この国が、これまで通りの平和を維持できるかどうか、ここが最重要の争点だと思います。
しかし、それが表立って論じられないのは、本当に困ったコトだと思いますね。
高市氏には、極右やタカ派以前に最低限、一政治家として誠実であってほしいと願うばかりです。