ゲーミングパソコンをつくることになりました。

2025年2月16日

ゲーミングパソコンをつくることになりました。
発起人は大学生の息子、そして私がオブザーバーです。
先月からの一大プロジェクトで、先日ようやく完成したのでした。
それでは、その様子を3回に分けてご紹介したいと思います。

発端は、息子からのLINEメッセージでした。

ゲーミングパソコンをつくることになりました。
発起人は大学生の息子、そして私がオブザーバーです。
先月からの一大プロジェクトで、先日ようやく完成となりました。

事の発端は、10月末に送られてきた息子からのLINEメッセージです。

妙なことを尋ねると思い、くわしく話を聞いたら、ゲーミングPCが欲しいとのこと。
20万円の予算に対してすこし資金不足のため、いろいろと検討していたようです。
ゲーミングPCの入手は、大学入学当初からの彼のテーマでした。
あまりメカに詳しくない息子は、BTOの購入を考えているようです。

もちろん、数万円レベルなら、親ローンもアリです。
しかし、この手のパソコンなら、もっと安くあげる方法がありそうですね。
たとえば、同じスペックのパーツをヤフオクで集めて組むのも一つでしょう。

実際、調べてみると、同スペックの完成品が、15〜6万円ぐらいで出品されています。
そこで、オクでの購入を提案したところ、保証がないから嫌だとの回答でした。
しかし、自作ならやってみたいとのことです。
このあたりの判断基準は、我が息子ながらいまひとつよくわかりませんね。

たぶん、ゲーマーの世界には、自作はエライというヒエラルキーでもあるのでしょう。
ということで、ここは一発自作してみるということで話がまとまったのでした。

まずは、ターゲットのグラボを決めます。

ちょうどこの頃は、900SSのスイングアームで頭がいっぱいでした。
そこに舞い込んできた、ゲーミングパソコンの自作話です。
春まで乗れないBikeはいったん棚上げして、今回は息子のパソコンに軸足を移すことにしました。
年内完成を目標に、ゲーミングパソコン自作プロジェクトは動き始めます。

まずは、何はともあれの仕様決めですね。
ゲーミングPCの要は、なんといってもグラボ(グラフィックボード)です。
かつては、パソコンの主要パーツだったグラボ、私もMATROXなどをよろこんで使っていました。
ところが、オンボード版が主流になってからは、グラボなどとんとご無沙汰でしたね。

しかし、高い画像能力を求められるゲーミングPCの場合、高性能グラボは絶対的なパーツです。
ぶっちゃけ、これでほぼすべてが決まる感じですね。

そして、ゲーミングのグラボといえば、昔からNVIDIAのGeForceと相場が決まっています。
さっそく、近況をリサーチしたところ、最上級モデルの4090が39万円で腰を抜かしました。
その下の4080が20〜25万円、そのもう一つ下の4070が13〜17万円、すごい世界です。
グラボは2〜3万円という感覚の世代からすると、隔世の感ですね。

一体、こんなグラボを何に使うのかと思ったら、ゲームのほかには生成AIでの画像作成との由。
なるほど、世の中は歩みを止めることなく、進化し続けているようですね。

グラボを基軸に、主要な仕様がきまりました。

ここで、息子と話をしたところ、4090などは完全にオーバースペックとのことでした。
彼がやりたいゲームなら、あそこまでの能力は不要のようです。
というか、すねかじりの大学生が求めてよいレベルのモノではないですね。

あらためてリサーチすると、20万円台のBTO機なら4060がトレンドのようです。
フルHDでは最強と言われる4060、8GBなら5万円前後と価格も現実的ですね。
息子としてはtiの16GBを奢りたいそうなので、そこをターゲットにしました。

グラボが決まればCPUもおのずとで、ここはAMDのRyzen 5700Xに決定です。
いまから2世代前(=2年前)のCPUで値ごろ感が抜群、ネットの評価もとても高いですね。

ちなみに、いまはインテルよりもAMDのほうが高性能とのこと。
それが、インテル苦境の大原因とのことで、すごく納得しました。

そして、CPUが決まればマザーボードも決まります。
マザボは、ASUSのTUF B550-PLUSをチョイスしました。
選定理由は、このCPUを使うにあたって、最もメジャーなボードだからです。
自作パソコンを成功させるコツは、一にも二にもメジャーなパーツを使うに限るですね。

メモリーは32GB、それに1TBのSSD(M.2タイプ)の布陣であれば十分でしょう。
それプラス、簡易水冷クーラーとミドルタワーケースの仕様で見積もってみます。

ちなみに、キーボードとマウスは、私が仕事で使ってた余剰品を進呈です。
モニターもすでにあるので、ザクっと15~6万円に収まりそうでした。
なお、長らくパーツ箱で寝ている、1TBのHDDとDVDドライブも使ってもらう予定です。

この仕様なら、ちょっとかっこういいパソコンができそうですね。
さっそく、息子にLINEしたところ、この内容で進めてほしいと返信がきました。
ということで、ヤフオクを駆使してのパーツ集めが始まったのです。

ゲーミング―パソコンのパーツを集めました。に続く。