肝血管腫がみつかりました。

2025年8月27日

健康診断で、肝臓に腫瘍がみつかりました。
肝血管腫という仰々しい名前のモノですが、正真正銘の良性腫瘍です。
判明するまでは悶々とした日々でしたが、まずは大事なくてホッとしています。

健診の結果に封筒が入っていました。

7月中旬に、健康診断にいきました。
その日は、バリウム後の特中華に舌鼓を打ち、そのあと岳温泉に家族旅行です。
おいしいモノを食べて、温泉旅行をたのしんで、診断のコトはすっかり忘れていました。

それから3週間後の8月4日、健診の結果が届きました。
どれどれと封を切ってみると、中から封筒がホロリと落ちます。
なんと、ひさしぶりに今回は、紹介状つきなのでした。

それで、その内容は、肝等エコー病変疑い。
早い話、エコーで肝臓に異常が見つかったというコトですね。

それにしても、肝等エコー病変疑いとは、何とも不愉快なネーミングです。
ネットで調べてみると、ただの診断エラーから肝臓ガンまでと、その守備範囲は広いようですね。
とにかく、悩んでも仕方ないので、ここは素直に精密検査を受けることにしました。

生まれてはじめて、MRIを体験しました。

さて、それではどこで再検査をするかです。
実は、ここ数年、かかりつけのお医者さんがいません。
それだけ健康なのはありがたいのですが、このようなときはちょっと困ってしまいますね。

そのような中、肝臓専門のクリニックができた話を思い出しました。
Googleで確認すると、評判もなかなか良いようです。
何はともあれ、肝臓専門なら間違いないだろうと、そこで診てもらうことにしました。

ということで、半休取って8月8日にクリニックに向かいます。
まだ40代前半ぐらいの若い先生の見立てによれば、数値も正常だし問題ないだろうとのコト。
とはいえ、一応、精密検査を受けることになりました。

検査方法は、造影剤のCTかMRIの二択です。
造影剤のCTなら完璧にガンかどうかがわかるそうですが、腎臓等に負担かかるようです。
健診センターからの画像を見る限り、MRIで十分ではないかとの先生の意見でした。

MRIはクリニックにはなく、後日大きな病院で受ける必要があります。
ということで この日はMRIの予約を取ってお終いになりました。

そして、お盆休みの8月14日、市立病院でMRIを撮ってきました。
MRIははじめてでしたが、うわさ通りにうるさかったですね。

あの音は工事現場、もしくは壊れた昔のアナログオーディオだと思います。
とはいえ、オルゴール系の音楽が流れるヘッドホン越しなら、どうってことありません。
たまに息を止めてと言われるぐらいで、ウトウトしているウチに検査はおわりました。
正味、15分ぐらいだったと思います。

良性との診断結果で、まずはホット一安心です。

そして、その結果を先週の土曜日、8月23日に聞きにいきました。
結論からいうと、肝血管腫というタイトルにも書いた通りの腫瘍です。
仰々しい名前ながら、正真正銘の良性腫瘍ですね。
クリニックの先生によれば、端的にホクロとのコトでした。

もちろん、ガン化するようなモノでもなく、基本的には放置のようです。
「命がけでホクロを取る人はいませんから」と、クリニックの先生はおっしゃってました。

ただ、あまりにも大きくなると、他の臓器を圧迫したりするそうです。
ですので、これからは年に一回、エコー等で経過観察をするようにとのコトでした。

現時点での大きさは12mmぐらいで、すぐにどうこうなるレベルではありません。
ちなみに、場所は右上の背中側というコトです。

健診結果が届いてからずっと、どこか悶々とした日々を過ごしてきました。
すこし長丁場の検査になりましたが、ようやくホッとすることができましたね。

いずれにしても、これも加齢の影響なのでしょう。
あらためて、この先幾ばくかの人生を、自愛しながらたのしんでいきたいモノだと思います。