トマト芋煮をつくってみました。

いま住む街では、芋煮が最盛期です。
今回は、ちょっとイタリア風にアレンジしたトマト芋煮をつくってみました。
トラディショナルな芋煮も良いですが、たまには変わり種もおもしろいです。

イタリア風の芋煮にチャレンジです。

いま住む街では、芋煮が最盛期です。
いつもは、牛肉に醬油ベースの芋煮ですが、今回はイタリア風にトマト芋煮をつくってみました。

参考にしたレシピはこちらです。
今回は、一番トップにでてきたレシピを試してみます。

ベースになるのは、皮つきの里芋です。
ここは、トラディショナルな芋煮と同じですね。

里芋以外の材料は、以下の通りです。

  •  大根
  •  にんじん
  •  油あげ
  •  ネギ
  •  きのこ
  •  牛肉
  •  ホールトマト缶
  •  味噌
  •  だし汁

材料的には、宮城、あるいは庄内バージョンに近いですね。
それでは、さっそくつくってみましょう。

レシピに沿って、つくっていきます。

まずは、オリーブオイルにニンニクで香りづけ、ここはイタリアンのお約束ですね。

牛肉を入れて、ある程度炒めたら野菜類を投入します。
野菜がしんなりとしてきたら、ホールトマトを一缶投入ですね。

まもなく水分がでて、鍋らしい感じになってきます。
里芋に菜箸が刺せるようになるまで、20~30分ほど煮込みました。

里芋が煮えたら、味噌とだし汁で味を調えます。
そこから、もう10分ほど煮込んで、トマト芋煮が完成しました。

味噌がいい仕事をしています。

器に盛ったら、最後にチーズをかけていただきます。

それで、一言でいうと、正に狙い通りの、ザ・イタリアンな芋煮でした。
味変版の芋煮といえばカレーがメジャーですが、これはこれでアリですね。
というか、トマトと味噌の相性が抜群でびっくりしました。
これは、なかなかクセになるお味です。

ただ、この作り方ですと、里芋に汁のうまみ味がいまひとつ浸透しません。
もうすこし煮込む時間を長くするか、あるいは芋をもっと小さく切る必要がありそうです。

それと、大根は要らないかもしれません。
トマトスープが浸みた大根はとてもおいしいのですが、里芋と主役が二人の感じです。
人参と油あげは、よい仕事をしていると思いましたね。

食べ残した芋煮を一晩おいて、翌朝どんぶりにしてみました。

これは、もうたまらなく、かなりおいしいですね。
トマト芋煮、侮れないです。
トラディショナルの芋煮にちょっと飽きたときは、ぜひ試してみてください。