最新ではないPHPを実行していますの対処法
WordPressで、最新ではないPHPを実行していますのメッセージが出るようになりました。
その対処方法を、備忘録がわりに記しておきます。
最新のハズなのに最新ではないと表示されます。
しばらく前から、Wordpressのヘルスステータスに気になるメッセージが出るようになりました。
どうやら、PHPが最新ではないというコトのようです。

確かに、サーバーを立ち上げたときに入れたPHPは8.1でした。
ところが、PHPを確認してみると、最新の8.4が入っています。
マメにupdateをしていますので、最初の8.1から8.2、8.3、8.4と入っているようです。
update-alternatives –config phpで確認しても、現在稼働しているのは8.4で間違いありません。
さて、これはどういうことなのか。
ヘルスセンターのバグなのかなと思い、しばらく放置していました。
古いPHPを削除したら、Wordpressが動かなくなりました。
その後、updateができない古いモジュールは削除した方がいいという記事をネットでみました。
ということで、apt autoremoveコマンドを走らせてみました。
これを走らせると8.3以前のPHPが削除されるので、警告が消えるかもしれません。
しかし、ヘルスセンターに表示される警告は、逆に増えてしまいました。

今度は、imagickとzipが動かないようです。
apt autoremoveで削除されたのかと思いましたが、モジュール自体は残っていました。
しかも、不思議なコトに、PHP8.1もまだ残っているのでした。
そこで、まずはWebサーバー(nginx)を最新化してみました。
nginxは、サーバーを立ち上げてから、まったくupdateしていません。
もしかすると、nginxが古いので、PHP8.1縛りになっているのかもしれませんしね。
WebDavを使うため、nginxはソースからコンパイルしています。
ですので、nginxは、apt-updateの対象外にしています。
この機会にと、最新のソースを落としてコンパイル、そして再インストールしてみたのでした。
原因は、Webサーバーの設定でした。
ところが、nginxを最新にしても、状況は変わりません。
となると、apt autoremoveで、PHPがおかしくなってしまった公算が高いです。
そこで、apt remove –purge php*で、PHP関連モジュールをすべて削除しました。
そのあと、最新版のPHP8.4を再インストールしました。
そしたら、今度はWordpressがまったく動かなくなってしまいました。

ここでふと、nginxの設定に、PHPの項目があったことを思い出しました。
viで開いてみるとビンゴ、設定値が8.1になっていました。
なるほど、Wordpressで警告が出ていたのは、これが原因ですね。
apt autoremoveを走らせてもPHP8.1の一部が残ったのも、これが理由と思われます。
ということで、設定をPHP8.4に書き換えました。

これで、Wordperssも無事に復活し、PHPの警告メッセージも出なくなりました。
まずは、一件落着ですね。
ただ、今度はバックグランド更新が正常に動作しないというメッセージがでるようになりました。
どうやら、updateのときに、mkdirができないようです。

SFTPで、もとよりWordperssの自動アップデートはできない環境です。
updateは、いつも手動でおこなうので関係ないのですが、気になるといえば気になりますね。
ファイルやフォルダーの権限など、考えられるコトはすべて試してみましたが改善していません。
これについては、追々様子を見ながら対応したいと思っています。
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