横手のまんが美術館にいってきました。
同期会の翌日は、家族で横手のまんが美術館にいってきました。
ひさしぶりの来訪でしたが、とてもよかったですね。
漫画の原画に圧倒され、お気に入りの作品を、こころゆくまでたのしみました。
10年ぶりの来訪でした。
同級会の翌日は、家族で横手のまんが美術館にいってきました。
2015年以来、なんと10年ぶりの来訪です。
この美術館、昔は日帰りでいくのには、すこしキビシイ距離でした。
10年前は、秋ノ宮温泉に前泊しています。
ところが、いまは高速ができたので、十二分に日帰りできるトコロになりました。
ベッドから這い出たのが9時過ぎだったモノの、その40分後には出発です。
天童のシベールでモーニングして、あとはひたすら東北中央道を北上しました。
そして、11時半には現地到着ですから、高速道路は偉大です。

ひさしぶりの美術館は、ちょっと外壁の色が変わったようです。
館前の駐車場にクルマを停めて、さっそく突撃ですね。
まんがの原作が放つ迫力に圧倒されました。
この日は、本美術館に収納されている12人の漫画家の原画展が開催されていました。
本館ゆかりの矢口高雄さんを筆頭に、そうそうたる漫画家の原画が展示されています。
撮影禁止なので写真はありませんが、あらためて漫画の原画はものすごいですね。
一枚一枚に作家の魂がほとばしっていて、もうそれだけで立派な美術品だと思いました。
そして、貴重な原画を保存するこのような美術館の存在は、ますます重要になるでしょうね。
こちらの美術館には、能條純一さんの原画も収蔵されています。
能條さんは、スピリッツに連載されていた月下の棋士で知りました。
あのヒリヒリとする、将棋の世界観には魅了されましたね。
そして、能條さんといえば、やはり哭きの竜でしょう。

Bike乗りがキリンを読むように、麻雀打ちが必ずと言っていいほど読んでいるのが哭きの竜。
麻雀打ちの端くれとして、私もずいぶんとたのしませてもらいました。
そして、能條さんの原画をみて、ひさしぶりに哭きの竜を読みたくなりました。
哭きの竜に夢中になり、気づいたら夕方でした。
この美術館には、数多くのマンガ本が収納されていて、基本読みたい放題です。
ということで、さっそく哭きの竜外伝を手にして読み始めました。
そして、やっぱりこれは傑作だと、認識を新たにしましたね
竜は哭く(ポン、チー、カンのことですね。)コトで、異様なまでの強運をみせつけます。
そんな竜に魅了された、ヤクザやゴロツキたちの群像劇。
これといったストーリーはなく、雰囲気と痺れるセリフで押しまくる作風。
このあたりは、キリンの東本作品に通じるモノがあるかもしれません。

竜が哭くと、哭いた牌が光ります。
そして、「あんた、背中が煤けてるぜ」の決め台詞、いや、なんとも格好いいですね。
昔、カンヅモするたびに竜のマネをするメンツがいたコトを思い出しました。
いずれにしても、本作は何も考えず、感じるがままに読めるトコロが秀逸ですね。
Amazonで、全巻全シリーズを揃えたい衝動にかられました。
ということで、竜に夢中になって、気づけば時計の針は16時過ぎです。
大慌てで帰りを支度して、なんとか20時前に帰ってくるコトができました。
もちろん、この日の晩御飯も、大南軒のテイクアウト4品です。
本当に、遊んで食べまくっている昨今です。
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