ハンドル周りの防寒対策

カブのハンドル周りの防寒対策を変更しました。
すこし防寒性能は落ちてしまいましたが、やはり安全第一です。

ハンドルカバーを外しました。

今冬は、ひさしぶりに雪が多いです、
私も日々、カブで雪上ライディングです。

そんな折、カブのハンドル周りの防寒仕様を変えてみました。
ちなみに、昨シーズンまでは、ハンドルカバーを愛用です。

ハンドルカバーは、防寒グローブ不要の最強アイテムでした。
この季節にグローブなしで乗れるというのは、使い勝手の面からも本当に最高です。

ただ、このハンドルカバーには、致命的な欠点があるのでした。
それは、転倒時にハンドルから手が離れないということです。

転倒時にハンドルから手が離れないのは、意外に危険だったりします。
実際、昨シーズンは慣れないスパイクタイヤで、手痛い転倒を喫しました。
そのときに、このハンドルカバーの影響で、路面に胸をしこたま打ちつけたのです。

そして、たぶん肋骨にヒビが入ってしまったのでしょう。
それからひと月近く、大笑いしたりくしゃみをする度に、脇に激痛が走るのでした。
なんとか自力で治しましたが、あの激痛には本当に閉口しましたね。

ということで、今シーズンは脱ハンドルカバーを敢行することにしました。
リスクの高い雪道だからこそ、すこしでも安心してBikeに乗りたいところです。

グリップヒーターで武装しました。

まずは、Amazonでグリップヒーターをゲットしました。
Bike仲間でも評判の、1,000円の中華製グリップヒーターです。
ブツは、クリックした日の翌日にポストに投函されました。

開封してみたら、半完成品でした。
でも、これで1,000円なら満足ですね。

半完成品のヒーターを組み立てたら、さっそくカブに取り付けです。
まずは、取り付け前に、作業スペースの防寒対策を行いました。

コールマン用の遠赤ヒーターアタッチメントです。
実はこれ、昨年の春にAmazonでみかけて衝動買いしたのでした。
ただ、手元に届いたのが桜が散る頃で、そのままガレージで出番待ちになっていたのです。

今回、ようやくデビューしたこの遠赤アタッチメント。
正直、足元がほんのり暖かいレベルですが、でもないよりは全然いいですね。
コールマンの燃焼音をBGMに、いよいよ取り付け作業に取り掛かりました。

とはいっても、布状のヒーターをグリップに巻くだけだから、いたって簡単ですね。

ちゃんとアクセルが回るように、確認しながら取り付けていきます。
その後、余分な線を束ねて、最後にUSBのソケットに接続すれば完了ですね。

そして、ふと足元を見ると、コールマンの周りの雪が溶解していました。

この遠赤アタッチメント、なかなかの熱量のようで満足ですね。
そのうち、極寒ツーリングのお供にしたいと思います。

ナックルガードも取り付けました。

グリップヒーターがついたところで、さっそく試運転です。
雪景色の桜並木というのも、ちょっといい感じですね。

それで、このグリップヒーター、思ったよりもなかなか強力でした。
雪上を30km/hに満たない速度で走るのなら、指ぬき軍手でも大丈夫な感じです。
1,000円でこの性能なら、評判以上にお買い得ですね。

ただ、ドライエリアを50km/hで走ると、やっぱりお手々が冷たいです。
やはり、ハンドルカバーレベルの防寒性能は期待できないようですね。

ここで、あらためてプロ仕様のカブを確認してみました。
そうしたところ、毎朝みかける新聞配達のカブには、ナックルガードがついていました。
なるほど、プロはこれで防風対策をしているのですね。

ということで、またもやAmazonで検索してポチリです。
数あるナックルガードの中から、その新聞配達カブと同じモノを選びました。

飾り気のないオフホワイトのボディが渋いですね。
付属のボスを取り付け、ミラーで固定します。

いい感じに取りつきました。

これまたすぐに試運転で、効果のほどを確かめます。
そうしたところ、思ったよりは防寒効果はないという結論でした。

というか、このナックルガード、妙に風がまわりこんできます。
場合によっては、着ける前よりも冷たい感じです。

その後、取り付け角度などを微調整して、すこしはよくなりましたけど。
でも、ハンドルカバーの快適さには、とうてい敵わない感じですね。

今シーズンは、この布陣で楽しみます。

以上、グリップヒーターとナックルガードによる防寒対策は、すこし残念な結果でした。
しかし、転倒のことを考えると、ハンドルカバーには戻れませんね。
また、Bikeコントロールの面でも、こちらの方が優れています。
やはり、安全第一ですね。

ということで、今シーズンはこの布陣で臨むことにします。
あとは、素直に防寒グローブですね。
こんな感じで、今年もカブでスキーに行きたいと思います。

Bikeいじりのあとは、ガレージでまったりとコーヒーを楽しみました。
遠赤アタッチメントは取り付けたまま、その上面でコーヒーを淹れることができます。

ガレージで、コーヒー片手にボーっとするのは至極のひとときですね。
冬キャンプを楽しむ方々の気持ちが、とてもよくわかるこの頃です。

厳冬も、コールマンがあればまた楽しですね。
そのうち、コールマンで極寒ステーキ焼きでも楽しもうと思っています。