ハンドルカバー再び
一度取り外したハンドルカバーに、また戻りました。
今度はカブ乗りの定番アイテム、ヤママルトのハンドルカバーです。
友人の強い勧めもあってのことでしたが、さすが定番アイテムは違いますね。
それでは、ハンドルカバー復活の顛末と、そのレビューを書いてみたいと思います。
安全なハンドルカバーがありました。
先日、カブの防寒対策を某SNSにアップしたところ。友人からアドバイスを貰いました。
なんでも、騙されたと思ってヤママルトのハンドルカバーにすべしとのこと。
このハンドルカバーなら、転倒時も手が離れるので安全なのだそうです。
そのアドバイスに唖然としつつ、さっそくネットで検索です。
そうすると、Amazonで2,600円で販売されていました。
プレスカブ用と謳われてはいますが、どのモデルにも装着できそうな雰囲気です。
もちろん、即行でポチったのは言うまででもありません。
ポチった翌々日の夕方、いつもの佐川のおじさんが届けてくれました。
思いの外、小さめの箱でしたが、中身は間違いなくヤママルトでした。
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初めてみる、ヤママルトのハンドルカバーです。
包装に描かれた、1960年代風レーサーが渋いですね。
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まずは、ブツを眺めてみます。
カブ用のハンドルカバーにしては、ちょっと大きめの感じですね。
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同梱品は取説と、あとは左ミラーがない場合のプラネジがひとつでした。
製造メーカーは、ナックルガードと同じく大久保製作所です。
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いったい、どんな感じで取り付くのか、またその使い勝手はどうなのか?
期待に胸を膨らませながら、翌朝を待ちました。
取り付けは、とても簡単です。
翌朝、洗顔をすませてすぐに、ガレージからカブを引っ張り出します。
まずは、先日取り付けたばかりのナックルガードを取り外しました。
そして、サクサクッと、ヤママルトのハンドルカバーを取り付けていきます。
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まずはこのカバー、命綱がウィンカーになっています。
要は、カバーに開いた穴にウィンカーをはめ込むことで固定される構造なのですね。
これまでのカバーはミラーが命綱でしたので、ちょっとカルチャーショックです。
でも、ウィンカーはめ込みの方が、ガッチリ固定できますね。
そして、ミラーなどのパーツを取り外さず装着できるところが素晴らしいです。
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ナックルガード取り付け用のボスは、そのまま残して取り付けました。
ドラレコ代わりのアクションカメラ取付ステーは、一旦外して取り付けます。
ちょっと心配だった時計との干渉も、なんとか大丈夫のようで一安心です。
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固定用のヒモが長くて余ってしまいまいました。
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ネットで確認したら、各人自由に縛って固定するべしとのこと。
固定方法が自由裁量のところに感動です。
ということで、長めのヒモを使ってガッチリ固定していきます。
ガレージからカブを引っ張り出して15分、良い感じに取りつきました。
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カバーに描かれたトレードマークも格好よくてナイスですね。
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暖かさはそこそこに、操作性が抜群でした。
取り付いたら、さっそく試運転です。
この日はみぞれ交じりの極寒日、テストするのにはうってつけですね。
それで結論、このヤママルトは、ハンドルカバーにしては寒いです。
これまでのグローブタイプのカバーと比べると、暖かさ3割減ぐらいの感じがします
というか、ぶっちゃけブレーキレバーが冷たいです。
今までのグローブタイプのカバーは、体温だけで指先がポカポカでした。
もちろん、ブレーキレバーの冷たさを感じることもありません。
それと比べると、ヤママルトは体温だけではちょっと心許ない感じです。
しかし、それと引き換えに、ヤママルトは操作性が抜群です。
まず、Bikeコントロールがとてもやり易いですね。
また、スイッチ類の操作性が素晴らしいです。
これまでのグローブタイプは、カバーの上からスイッチを操作する構造でした。
それに対して、ヤママルトはカバーの中にすべてのスイッチ類が存在します。
なので、指で直接スイッチを触って動かすことができるのですね。
ウィンカーの操作性など、カバーをつけていない時とまったくそん色ありません。
そして、肝心の安全性ですが、噂通りにバッチリでした。
これなら、転倒時でも手がスッと抜ける感じで安心です。
これもひとえに、ヤママルトはカバーが大きくて中のスペースが広いことにあります。
これで、高い操作性と安全性を実現しているのですね。
ただ、スペースが広い分、防寒性が若干劣るという感じです。
もちろん、寒いといってもナックルガードの比ではありません。
普段使いなら素手でも十分走れますし、追加でグリップヒーターを装着すれば無敵です。
この、操作性と防寒性の絶妙なバランスが、ロングセラーの証でしょうね。
試運転の途中で、125のカブに乗ったお爺さんとランデブーになりました。
そして、そのお爺さんのカブにも、ヤママルトが装着されていました。
というか、気をつけてみると、街を行くカブのほとんどがヤママルトを装着しています。
さすが、ベストセラーは伊達ではないですね。
ということで、紆余曲折ありましたが、今冬はこの形に落ち着きそうです。
取り外したナックルガードは、Bikeパーツ箱で保管することにしました。
こちらは、梅雨の季節に重宝しそうです。
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ということで、私の悩みを一発で解決してくれたヤママルトのハンドルカバーでした。
これもひとえに、アドバイスをくれた友人のおかげです。
やはり何事も、持つべきものは頼りになる友人ですね。
そんな友人に感謝しつつ、今冬も元気に走り回りたいと思います。