900SSとガンマの乗り比べをしました。

900SSの車検がおわって、ようやくBike三台揃い踏みとなりました。
さっそく、試乗をかねてガンマと乗り比べです。
乗り比べると、あらためてこの2台は似ていると思いましたね。
それでは、そのインプレッションを書いてみたいと思います。

まずは、900SSで走ります。

900SSの車検がおわって、ようやくBike三台揃い踏みとなりました。
車検仕様だった900SSを自分仕様に戻して、記念撮影です。

並べてみると、乗り比べをしたくなりますね。
さっそく、900SSに跨ってエンジンスタートです。

跨ってみると、あらためて900SSは大型Bikeだと思いますね。
まずは、車体が大きく、ハンドル幅が広いです。
最近はガンマばかり乗っていたので、900SSのハンドルがオフ車のように感じられました。

あいかわらず、900SSの乾式クラッチは重くて、半クラに難儀します。
しかし、それを除けば、低速トルクがあって乗りやすいですね。

もちろん、一般的に900SSは、大きくてハンドル幅が広いBikeではありません。
ましてや、低速トルクがあって乗りやすいというコトもないでしょう。
あくまでやはり、世の中はすべてが相対的なのでしょうね。

R13から芸工大の前を通って、悠創の丘から野草園に上ります。
そこから、西蔵王高原ライン経由で自宅に降りてくるショートコース。
20分20kmほどの走りを楽しみました。

3か月ぶりの900SSは、ガツンと効くブレンボも心地よいです。
32年も乗ってきたBikeは馴染み方が半端ないと、感涙しました。

次に、同じコースをガンマで走りました。

あらためて、大型Bikeの900SSは乗りやすいですね。
そして、意外にも一抹の物足りなさを感じたのでした。

自宅に戻ってすぐに、今度はガンマで同じコースを走ってみます。
以前は、900SSと比べて、その車体の細さが気になりましたね。
そして、エンジンフィーリングに玩具的なモノを感じたモノでした。

ところが、今回は車体の細さ以外はあまり気になるトコロがありません。
逆に、ハンドルは、ガンマのタイトさがしっくりくるぐらいです。
エンジンも、ぶっちゃけ900SSより刺激的ですね。

もちろん、900SSと比べて、クラッチは軽くてやさしく、ブレーキも超絶マイルドです。
しかし、トータルでは、ガンマの方がスパルタンでおもしろいのですね。
このインプレッションの変化には、自分自身で驚いてしまいました。

ちなみに、今回は乗り始めてすぐにエンストです。
原因はガス欠、燃費を計ったら15km/Lでした。
ガンマも、だんだんと本性を現しはじめたようで、嬉しいです。

どんな風に乗り分けするか、迷い中です。

そしてあらためて、900SSとガンマはキャラクターが同じだと思いました。
これについては、一時期手元にあった、CB750Fとカタナ以上に似ています。
ビックボアのLツインと2スト250で、エンジンはまったく別物ですが、おもしろいですね。
要は、オートバイのキャラクターは、エンジンだけでは決まらないというコトでしょう。

強いていえば、900SSの方が楽で乗りやすく、ガンマの方が刺激的でおもしろいです。
900SSを楽で乗りやすいと感じるのも微妙ですが、実際そうなのですから仕方ありません。
いったいこの先、この2台をどのように乗り分けしたらよいのか迷うトコロです。

並べたBikeを眺めながら考えるに、これからしばらくは、ガンマがメインのような気もします。
900SSは、ずいぶんと齢を重ねてくたびれてきているので、程々にがよいのかもしれませんね。
とはいえ、一日1000km近く走るようなときは、やはり900SSかなとも思います。
しかし、ガンマでもそのような走り方をしてみたいですし、考えるほど迷宮ですね。

結局、ここはシンプルに、その日頭に浮かんだ方に乗るのが落としどころなのでしょうか。
もしくは、この日のように同じコースを2台で乗り比べですかね。
このあたりは、追々と詰めていきたいと思います。

いずれにしても、大好きなオートバイで悩めることは幸せですね。
せっかく、Bikeを並べたので、いっしょに写真を撮ってみました。
撮影は、夏休みで帰省中の息子にお願いしました。

よく撮れたと思いましたが、あとからみると900SSのハンドルが切れていません。
ここは三台、同じ角度で決めたいトコロです。
写真は遺影候補でしたが、まだまだ死ねないようですね。