奥会津を走ってきました。(前編)

先日の土曜日、奥会津方面を走ってきました。
朝から天気も良く、準備万端で走り始めた割にはトラブルの多い走りでした。
でも、それもふくめて、なかなか楽しめたと思います。
それではそんな走りの顛末を、前編と後編に分けて書いてみたいと思います。

福島にでるまでが一苦労でした。

先日の土曜日は、家人が仕事のため終日フリーでした。
そして、天気予報も終日晴れマークとなれば、もう走るしかありませんね。
早朝出勤の家人にあわせて早起きして、掃除洗濯、そして愛犬の散歩を済ませます。
7時半には準備も整い、いざ出発となりました。

今回の目的地は奥会津です。
ここは、東北に残る数少ない未踏の地なのですね。
15年前に一度、只見から魚沼に抜けたことはありますが、それ以来ご無沙汰です。
地図で見るたびに気になっていたエリアですし、今回は思う存分走ろうと思います。

ただ、奥会津にアクセスするのに最短のR121大峠が長らく通行止めです。
夏の大雨で道路が崩落、復旧には橋梁化が必要との話もあり、まだまだ時間がかかりそうですね。
となると、あとはスカイバレーか飯豊トンネルになりますが、スカイバレーは先日走ったばかりということで、今回は飯豊トンネルをチョイスすることにしました。

飯豊トンネルは昨年も走りましたが、なかなかの快走路です。
また、地理的に奥会津の入り口になる会津坂下町に近いのも好都合ですね。

そうと決まれば、あとはBikeを走らせるだけです。
R348で白鷹、長井、飯豊町と抜けて中津川から飯豊トンネルを目指しました。
そうしたところ、「福島方面通り抜けできません。」の非情な標識が行く手を塞ぎます。

ネット記事によれば、ここは大峠の迂回路ということだったのですが、う~んですね。
こうなってしまった以上、目的地を変更しようかとも思いましたが、やはり初志貫徹でしょう。
かなりの遠回りになりますが、スカイバレーを目指すことにします。
県道4号で玉庭から米沢、小野川温泉と走って白布、もうこれだけで一端のツーリングですね。

スカイバレーを抜け、檜原湖まで下りたところでBikeを停めてスマホを取り出します。
そして最短ルートを検索、それを頼りに会津坂下町に到着したのは11時過ぎでした。
当初の予定より1時間以上押していて、ちょっと残念でした。

でも、ここまでくれば、あとはR252の入り口を見つけて南下するだけですね。
いよいよ秘境エリアに突入なので、まずは給油を済ませておきます。
GSのポップな看板を前に写真を一枚撮って、いよいよ奥会津にインとなりました。

奥会津の国道は、すべてが快走路でした。

R252は、只見町までは快速路だった記憶があります。
そして15年ぶりに来てみたら、新しくトンネルなどもできていて、以前以上に快速路でした。

只見川流域を気持ちよく上り、会津坂下町から一時間ほどで只見町に到着です。

当初は、ここからR252で新潟の魚沼に抜けて、R352で桧枝岐に戻る予定でした。
でも、今回は時間的に厳しそうです。
魚沼往復は次回のお楽しみにして、今回はR289→R352で桧枝岐村に向かうことにしました。
そして、今回はこのルートでよかったと、あとから痛感させられることになります。

R289を只見駅から東進してみると、伊南川流域に沿って平地であることがわかります。
要は稲作ができるということで、なるほどこれなら町制になるのも納得ですね。

昔は会津藩の領地で、上杉が米沢に転封になってからは幕府の直轄領だった只見町。
銀が採取できることもあり、これだけの山奥でも独自の繁栄をしていたことがうかがい知れます。
ただ、快走路がある現代ならまだしも、当時はどうやって支配運営していたのでしょう。

とまぁ、そんな感じで古に思いを馳せながら、奥会津路をひた走ります。
というか、この辺はめちゃくちゃ快走路ですね。
思っていたよりもクルマもすくなく、かなり楽しめる感じがしました。

一度来てみたかった桧枝岐村に到着しました。

ということで、只見町からこれまた一時間ちょっとで桧枝岐村に到着です。

ここは、以前から一度来てみたかったところでした。

平家の落人伝説も残る、秘境中の秘境である桧枝岐村。
秘境という割には道路が良くて、存外にかんたんにたどり着けるところではあります。
でも、ここは只見町とも違って平地ひとつない山の中ですね。

稲作などは望むべくもなく、また冬場は半端なく雪が降り積もることでしょう。
このようなところにも古から人の営みがあると思うと、すこし感慨に耽ってしまいますね。

ということで、これで今回の目的はほぼ達成しました。
時計の針も13時をまわっていますし、そろそろ帰路につくことにします。
売店で水分補給をして、家人にお土産も買いまいした。
このペースなら、18時前には帰宅できることでしょう。

村の入り口で写真撮影していたら、木賊温泉への道路標識が目に入りました。

ここから木賊に抜けることができるとは想定外です。
グーグルマップで確認すると、細線のつづら折りが表示されました。

木賊温泉は、昔ツーリングしたことがある思い出の地です。
900SSで走破できるのか不安でしたが、ついついこの林道に足を踏み入れてしまうのでした。

後編に続く