ETCとエアホースのフィッティング
スイングアームを交換した900SSですが、もうすこし課題があります。
ひとつはETC、そしてもうひとつがエアホースのフィッティングですね。
これらが解決すればめでたく復活となるワケで、連休後半にすこしがんばりました。
ETCの取り付け位置が、なかなか決まりません。
スイングアームが交換できた900SS、チェーンの締結も無事に終わりました。
ただ、復活までにはあと2~3個ほど課題があります。
まずは、昨秋からの懸念事項であるETCのフィッティングですね。
昨シーズン、カードを取り出しやすくするために、取り付け位置を右から左に移しました。
すこし微妙だった配線も専用ハーネスを制作して引き直し、これで万全のハズでした。

ところが、なぜかフルロック時にハンドルと干渉するようになってしまったのです。
右と左で取り付け位置は同じなのですが、たぶん左にロックさせる機会の方が多いのでしょう。
とにかく、切り返しのたびに指が挟まって痛くて仕方ありません。
ということで、クラシックカーレビューの前に、取り付け位置を後ろにずらしたのでした。
そうしたところ、今度はコーナーリング時に左ひざと干渉します。
ということで、ずっとベストの位置を探っていたのでした。
2時間ほど試行錯誤して、ベストの位置が決まりました。
これについては、試行錯誤を繰り返すしかありませんね。
ホムセンからいろいろと板金を買ってきて、切った貼ったを繰り返します。

なんとか、ベストの取り付け位置をみつけることができました。

ハンドル、そして左ひざと干渉しないことを確認します。
左ひざについては、革パンを履いて確認しました。

昨シーズンは、横着してジーンズで確認して、それで失敗したのですね。
今度は、大きなカップがついた革パンツでも干渉しないので、たぶん大丈夫と思われます。
エアホースのフィッティングも決まりました。
ETCのフィッティングが決まったトコロで、次はタンクのエアホースの取り回しです。
900SSは、エアホースがステムシャフト内を通っているので、フロントスタンドが使えません。
昨秋は、暫定でエアホースをバイパス化しましたが、それだとステムナットの穴が間抜けです。

それにしても、900SSのエアホースは、どうしてこんなに長いのでしょう。
ガンマのエアホースは、ステムシャフトの途中までの長さです。

しかも、このエアホース、途中で切断されています。
タイラップの処理から、これはドカ屋さんの仕業と思われますね。

たぶん、ドカ屋さんがフロントスタンドかけるために、ここでホースを切断したのでしょう。
切断位置からも、スタンドかけるときは、ここでホースを外していたモノと思われます。
であれば、それにならうのが妥当ですね。

最初は、ガンマのような短いホースに換装しようと思いました。
しかし、このホースの長さには、なにか意味があるような気がしてなりません。
正直、ガソリンの吹き返し対策ぐらいしか思いつきませんが、下手に逆らうのはよくないですね。
何事も、ノーマル踏襲がいちばんです。
ということで、エアホースの取り回しにもケリがつきました。
これでようやく復活ですが、最後の最後にもうひとつ確認しておきたいコトがあります。
それについては、次の記事でご案内しようと思います。