ガンマのオイルとクーラントを交換しました。

36年前に手に入れたオートバイのレストアをしています。
オートバイはスズキのRGV250ガンマ、実家で長らく放置状態でした。
前回まででブレーキが直り、いよいよエンジン周りに手を入れます。
まずは手始めに、オイルとクーラントを交換しました。

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最初に石油ストーブをメンテして洗油を確保します。

36年前に手に入れたオートバイのレストアをしています。
オートバイはスズキのRGV250ガンマ、実家で長らく放置状態でした。
今年1月から始まったレストアも、ようやくエンジン周りに突入です。
今回はオイルとクーラントの交換、そしてカウルの修復を行いました。

この日は配偶者が休日出勤で、朝から晩まで心置きなくレストアに向かえる幸せな一日です。
さっそく作業に取り掛かりたいところですが、その前に一仕事を済ませました。
それは、仕事部屋で使っているトヨトミレインボーストーブのメンテナンスですね。

こちらも春先の恒例行事、5か月使って溜まった汚れを落とします。
まずは、ストーブの中に残った灯油を灯油タンクに移しました。
そして、これをガンマレストアの洗い油にする予定です。

今回は、反射板をコンパウンドで磨いてピカピカにしました。
きれいになったストーブは、来シーズンまで仕事部屋の物置で待機ですね。

ストーブが片付いたところで、今度は愛犬の狂犬病ワクチン接種にいってきました。
すべての用事をクリアしたのが10時半、ようやくここから作業開始です。

まずは、オイルを新しくしました。

エンジン周りに手を入れるにあたって、まずはオイルの交換です。
オイル系については、すべてモチュールで固めてみました

まずは、ギアオイルを交換します。
ドレンボルトから出てきた30年近く前のオイル、意外ときれいで一安心しました。

次に、オイルタンクに残っているエンジンオイルを入れ替えます。
Bike屋さんからは問題なく燃えると言われましたが、ここは気分の問題ですね。

オイルが抜け切るまでの間、フロントカウルを修復します。

このオートバイ、右カウルの締結がクイックファスナーなのですが、一か所ファスナーの固定リングがはずれています。今回は、そこをホムセンで見つけた呼び5のEリングで修復しました。

33年前から気になっていた部分ですが、ようやく解決できでスッキリしましたね。

カウルが直ったところで、オイルも抜け切ったようです。
エンジンオイルのタンクはストーブから抜いた灯油で洗って、あたらしいオイルを入れました。
もちろん、ギアオイルも交換して、心機一転という感じですね。

クーラントも、無事に入れ替えができました。

オイルを交換したら、次はクーラントです。
これについては、ラジエター右側のドレンボルトの修復からですね。
若かりし頃のクーラント交換で力任せに締めてしまい、ボルトが破損しているのです。

なにをしても外れない状態で、クーラントを交換するにはラジエターを交換するしかありません。
交換用のラジエターは、10年以上前にヤフオクで手に入れてはいます。

ただ、ラジエターを交換するのも、それはそれで面倒ですね。
そこで、33~4年ぶりに破損したドレンボルトの取り外しにチャレンジしてみました。

そうしたところ、ペンチで掴んで取り外すことができました。
私の整備技術も、この33~4年ですこしは向上しているのかもしれないですね。

空っぽと思っていたクーラントは、予想に反してなみなみと入っていました。

サービスマニュアルに書いてある通りに、右側のラジエターホースと左側のドレンボルトを外してクーラントを抜きます。

ホースを外したついでに、ウォーターポンプ周りのクーラントが乾燥した粉も除去しました。

あとは、水道のホースを突っ込んで中をじゃぶじゃぶと洗い、新しいクーラント入れれば完了ですね。
ここで、車体を右に倒してのエア抜きが、すこしスリリングです。

最後に、10年前にヤフオクで落としていたラジエターから、ドレンボルトを移植しました。

そして、リザーバータンクの所定位置までクーラントを入れれば完了ですね。

この時点で、時計の針は14時半でした。
オイル類の処理が終わったところで、いよいよレストアは最終章のキャブレター編に突入です。
ガンマのレストアは、まだまだ続きます。

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