Kawasakiに恋できない自由人のひとりごと
今回は、すこし趣向を変えて、Kawasakiのオートバイについて書いてみます。
長らく、Kawasakiのオートバイは食わず嫌いで、所有したことがありません。
そのようなことを、とあるSNSでつぶやいたら、思わぬ発見がありました。
やはり、私は生粋の自由人なのかもしれません。
スタートは、Z400GPに跨る高市さんです。
今回は、すこし趣向を変えて、Kawasakiのオートバイについて書いてみます。
長らく、Kawasakiのオートバイは食わず嫌いで、所有したことがありません。
まずは、あの【漢Kawasaki】のイメージが、どうにも苦手です。
自分自身がKawasakiのオートバイを駆っている姿も、なぜか想像することができませんね。
そんな折、高市早苗さんがオートバイに跨る写真をみかけました。

この写真を眺めていて、もしかすると保守気質の人はKawasakiなのかしれないと思いました。
周りの眺めても、Kawasaki乗りは保守気質の人が多いような気がします。
そう考えると、王道路線のホンダは保守中道、それに対するヤマハはリベラル。
そして、私が推すスズキは、アバンギャルドな極左でしょうか。
となると、リベラリストな私は、ヤマハかスズキというコトになります。
そんなことをSNSに書いたら、友人からいろいろなコメントをいただきました。
Kawasakiは、不良のオートバイ?
ある友人は、私の例えに対して、学級委員長のホンダくんに、イケメンのヤマハくん。
ちょっと不良のカワサキくんに、オタクのスズキくんとコメントしてくれました。
なるほど、これは秀逸な例えです。
オタク気質の私がスズキに惹かれる理由も、よく説明されています。
でも、私は昔から、不良のカワサキくんのような人たちと、妙にウマがあうのでした。
であれば、不良のカワサキくんに、もうすこし心惹かれてもよいと思われます。
そこで、もうすこし不良について考察してみました。

あらためて、不良はなにかを考えると、これは規格外というコトですね。
たとえば、工業製品でも、ある基準や規格を満たさないモノが不良品です。
要は、人でもモノでも、【型や枠にハマらないモノ】、これが不良の正体なのですね。
そう考えると、私も十二分に不良のような気がします。
昔から、型や枠にハマるのが大嫌いな自由人ですからね。
ここまで考えて、ようやく私がKawasaki車を苦手とする理由がわかりました。
アンチの理由は、ステレオタイプにありました。
私がKawasakiを食わず嫌いするのは、たぶんそのステレオタイプなトコロでしょう。
Kawasaki車はリーゼントや革ジャンと相まって、不良の一つの型なのです。
そして、型にハマるのが嫌いな私は、それに反発しているのだと思いますね。
私がオートバイに興味を持った1980年、Kawasakiの主流モデルはFXでした。
あの角ばったタンクは、いま見ても、実にワルっぽいです。
好きな人にはたまらないのでしょうが、私は、あのベタに不良な感じがダメなのでした。
そして、別ベクトルで個性的だったスズキ車に惹かれていくのでした。

もちろん、これは私の偏見とレッテル貼りですけれどね。
ただ、この考察で長年モヤっとしていたKawasaki車への想いが、やっと明確になった感じです。
こんな気づきをくれるネットつながりの友人は、とてもありがたい存在ですね。
そんなKawasaki車は、水冷ニンジャの頃からあの独特のワルっぽさが小さくなったと思います。
現行H2などは、かなり好みのデザインで、惹かれるモノがありますね。
W800やZ650RSなども、純粋によいオートバイだと思います。
でも、たぶんこの先も、私がKawasakiのオートバイを駆ることはないのでしょうね。
本当に食わず嫌いなのですが、そこは永遠に変わらないような気がします。





