キムチをつくってみました。(前編)

前からやってみたかったキムチ作りに挑戦してみました。
これが、思った以上に異国情緒を楽しめておもしろかったです。
やはり、日本の漬物とは別物という感じがしますね。
それでは、その顛末を書いていきたいと思います。

ネットでリサーチして材料集めです。

BTSに梨泰院クラスと、今年の我が家は韓流元年です。
その流れの一環というワケでもないのですが、キムチを作ってみました。
キムチは昔から大好きで、いつか自分で作ってみたいと思っていたのです。

とはいっても、キムチについてはまったくの門外漢です。
キムチの素を使うことしか知らない者としては、まずはネットでリサーチですね。

どんな料理でも、成否を分けるのはこのネットリサーチ次第だったりします。
今回は、3日ぐらいかけてじっくりリサーチしました。

結果、キムチを作るのには、なかなかの工程を踏むようですね。
白菜の塩漬けに唐辛子をまぶして終わりという単純なモノではないことがわかりました。

今回、メインで参考するサイトはこちらです。
韓国出身の料理研究家が監修している、自家製キムチの作り方というサイトですね。

ちなみにクックパッドですと、日本人向けにアレンジされたレシピが多い気がします。
かといって、本格キムチで調べると本当に本格的。
白菜一玉からのリアルオモニバージョンで、ちょっとボリュームありすぎなのですね。
そう考えると、白菜1/2玉分で作る上述のサイトが、ちょうどイイ感じなのでした。

参考にするサイトが決まったら、そこの情報をベースに材料集めです。
白菜をはじめ、ほとんどの材料は近所で揃いますが、アミの塩辛だけはどこにもありません。
このアミの塩辛は、うま味や発酵のエンジンになるキモ材料です。

ネットでも入手できるのですが、ちょっと量が多すぎですね。
なんとか地元で、必要数だけ入手したいモノです。
そういえば、街中にキムチ専門店があったなぁと、カブで出向いてみました。
そうしたところ、かつてキムチ屋さんがあったところはマンションになっていました。

万事休すということで、アミの塩辛は素直にAmazonで購入です。
届いた塩辛はこちら、生まれてはじめて現物を見ました。

ウワサ通りに小エビの塩辛でした。
少し口にしてみると、激しょっぱいです!
同じ塩辛でもイカなどのそれとは、ちょっと趣が違うようですね。

ちなみに、イカの塩辛でもキムチは作れるようです。
でも、最初ぐらいは、定番の材料で作ってみたいですよね。

今回購入したアミの塩辛は500g、キムチなら100回ぐらいは余裕で作れそうです。
ただ、賞味期限が1年あるのは想定外にラッキーでした。
キムチの他にスープなども作れそうですので、これから少しづつ楽しみたいですね。

前日に白菜を下ごしらえします。

材料が揃ったので、いよいよキムチ作りですね。
まずは白菜の下ごしらえ、1/2玉をざく切りにして100gの塩で揉んでいきます。

100gの塩というのも、なかなかの量ですね。
普通の白菜漬けなら、これの1/10も使わないと思います。

塩で揉んだら、そのまま800mlの水に浸して30分です。
これも、普通の白菜漬けにはない工程ですね。

30分ほど浸したら、今度は水切りです。
水を入れた片手鍋を重しにして、一晩かけてじっくり水切りしていきます。

12時間ほど水切りして、下ごしらえが終了です。
一口食べてみて、ちょっと塩気があるかな?ぐらいがちょうどいい塩梅ですね。
白菜の下ごしらえができたところで、いよいよ本格的にキムチを作っていきます。

キムチ糊とその他の材料を準備します。

まず、最初の取りかかるのはキムチ糊ですね。
これ、冷やす必要があるので、一番最初に取りかかるのが効率的です。

大さじ3/2の小麦粉を80ccの水で溶いて、それを弱火で熱していきます。
今回は、蕎麦打ちで使っているつなぎ用の小麦粉を流用しました。
菜箸でくるくる回していると糊状、いや糊そのモノになりますね。

キムチ糊を冷やす間に、白菜以外の野菜を準備します。
今回は、人参と玉ねぎがそれぞれ1/2、ネギは1/4ほど、あとはニラを1/2束ですね。
参考サイトにニラはなかったのですが、やはりキムチにニラは外せないと思います。

ここまでできたらいよいよヤンニョム、要はキムチの素づくりですね。
そして、このヤンニョムが、想像以上に強烈なのでした。

キムチをつくってみました。(後編)につづく。