スンドゥブチゲをつくってみました。

オイキムチのヤンニョムがあまったので、スンドゥブチゲをつくってみました。
今回は、あまり細かいレシピにこだわらず、冷蔵庫のあまり物メインでつくります。
やはり、まちがいなく、韓国の料理はおいしいと思いますね。
暑い夏に、汗をかきながら辛くて熱いチゲを食べるのは最高です。

外食をやめて家でつくりました。

夏になると、あちらこちらから納涼会のお誘いを受ける配偶者。
そのおかげで、私もお楽しみである一人外食の機会が多くなります。
これまでも、あたご食堂のから揚げ定食や、ラーメン二郎などを堪能してきました。

ただ、ここ最近はなぜか、ピンとくる外食先が浮かんできません。
そのようなときは、自宅で勝手気ままに自炊ですね。
折しも、オイキムチを漬けていたヤンニョムがあまっています。
今回は、これでスンドゥブチゲをつくってみることにしました。

ちなみに、ベースとなったオイキムチは、このようなフェイスです。

塩もみしたキュウリを1/4に切って割れ目を入れて、そこに自家製ヤンニョムを挟み込みました。
そして、3日ほど漬け込んでできあがり、やはり夏のキムチはこれに限りますね。
ひさしぶりにつくりましたがおいしくて、あっという間に平らげてしまいました。

そして、オイキムチが空になったジップロックには、そこそこのヤンニョムが残っています。
なかなかの酸味と若干のキュウリ香がありますが、熱を通せばなんとかなるでしょう。
キッチン下から土鍋を取り出して、いよいよチゲつくりを始めます。

基本的に、冷蔵庫のあまり物でつくります。

まずは、土鍋にヤンニョムをいれます。

次に、適量の水でヤンニョムを溶きます。
水は、ヤンニョムが入っていたジップロックに入れて、ガボガボしてから投入しました。

味付けは、コチュジャンに自家製味噌、鶏がらスープの素にチューブのおろしにんにくです。
分量は、味をみながら適当にですね。

味付けできたスープをグズグズと煮て、肉を投入します。
今回は、スーパーで安く売られていた豚肉をつかいました。

豚肉にプラス、冷蔵庫であまっていたソーセージも投入します。
いつもは、肉系の具材はソーセージだけで、今回は豚肉を使ったので不要とも思ったのですが、でも、お肉はたくさんの方がおいしいですからね。

あとは海鮮系、王道はあさりですが、手元にないし砂抜きもめんどうです。
そこで、いつもの通りに冷凍庫でストックしているシーフードを、冷凍のまま投入しました。

チゲのうま味は、キムチのグルタミン酸と肉と海鮮のイノシン酸です。
これらの相乗効果でうま味が増強されると、NHKのトリセツで解説されていました。
であれば、肉の種類やあさりにこだわらなくても、問題はないはずですね。
そんなこともあり、私はいつも冷蔵庫のあまり物でつくるようにしています。

具沢山のおいしいスンドゥブチゲができました。

肉と海鮮系の具材が煮えたら、お好みの野菜を入れます。
今回は、冷蔵庫の野菜室にあったシメジとエノキ、あとはニラを適量投入しました。

最後に、チゲの主役である豆腐を投入ですね。
今回は絹豆腐にしましたが、ここも基本はこだわりなしです。
木綿豆腐を使うこともありますが、まったく問題ないですね。

豆腐をお玉で割り入れます。

あとは、豆腐に火が通ればできあがりですね。
具材を欲張ったので鍋から溢れそうですが、なんとか表面張力でキープできました。

つけ合わせは、ツナとキャベツのサラダ、そして麦茶です。

さて、肝心のお味ですが、納得のおいしさですね。
特に、今回は豚肉と、あとはシメジとエノキが、よい仕事をしていたと思います。
懸念された酸味やキュウリ香もまったく感じられず、至極満足の仕上がりでした。

そもそも、キムチスープに肉と海鮮ですから、おいしくないワケがありませんね。
これを編み出した韓国の人たちは、本当に天才だと思います。

また、今回は絹豆腐だったので、食感などが木綿よりもよりそれっぽい感じでしたね。
もちろん、韓国料理店のスンドゥブチゲとくらべると、味はすこし泥臭いです。
これについては、欲張って具材をたくさん入れたからでしょう。
とはいえ、個人的にはこれもアリ、というか、本場のチゲと遜色なくおいしいと思います。

ということで、この日は自作のスンドゥブチゲを堪能しました。
暑い夏の夜に、汗をかきながらいただくチゲは最高ですね。
おかげて、とてもスタミナがつきました。

ただ、おいしくて食べ過ぎてしまったのが難点ですね。
先般のラーメン二郎から、食欲旺盛で体重が右肩上がりなのが頭の痛いトコロです。
ぶっちゃけ、つくりすぎがよくないのですが、おいしいモノはたくさんつくりたいです。
そして、お盆にはいるとますます食べる機会が増えますから、実に悩ましいですね。

とはいえ、おいしいモノはおいしいと思えるウチに食べるべきでしょう。
しばらくは、体重のことは放置で、涼しくなったころに真剣に考えたいと思います。