あたらしい仕事の前に、サーバーもあたらしく。

2026年9月11日

サーバーをアップグレードしました。
これで、サポート期間が来年の4 月から2029年の5月まで伸びで一安心です。
それではその顛末を、備忘録代わりに記しておきたいと思います。

あたらしい仕事が始まる前に片づけます。

趣味で運用している本サイトのサーバーOSを、アップグレードしました。
現状のOSはUbuntu22.04で、来年の4月までのサポートです。
これを、2029年5月までサポートする24.04にアップグレードします。

当初は、クリーンインストールで環境再構築しかないと思っていました。
そうなると、最低でも3日コースで骨が折れるという感じです。
そこですこし調べたトコロ、現状の環境からアップグレードできるコマンドが存在していました。
であれば、それほど労力をかけずにアップグレードすることができそうです。

とはいえ、アップグレードするためには、今のシステムを最新化しなくてはいけません。
ところが、webDAVを運用するためにnginxをソースからコンパイルしている関係上、コレだけapt-upgradeの対象外にしていて、最新になっていないのです。

nginxを最新にするには、最新のソースを落としていじって再コンパイルする必要があります。
これがちょっと骨というコトで、OSのアップグレードについてはこれまで保留状態なのでした。

nginxは、一度apt-upgradeで最新にします。

というコトで、今回の転職までの夏休みに、この課題にケリをつけるコトにしました。
まずは備忘録を元に、nginxを最新のソースでコンパイルです。
しかし、これだけではアップグレードのコマンド(do-release-upgrade)が走りませんでした。
nginxは最新版になっているのに、これにはちょっと戸惑いましたね。

結局、nginxについては、一度パッケージ版で最新にする必要があるようです。
apt-marl hold を外し、apt dist-upgradeで最新化、これでやっとアップグレードできました。

なお、パッケージ版のnginxは、webDAVのエラーで動作しません。
これについては、OSのアップグレード後にコンパイル版を再インストールすれば大丈夫です。

お約束の1022ポート解放のあと、いよいよ運命のアップグレードコマンドを走らせます。
走らせたが最後、あとはまな板の鯉状態で、無事に終わるのをひたすら祈るのみですね。
ネット情報では数時間かかるとのコトでしたが、ウルトラスムーズに20分で完了しました。
途中、英語でいろいろ聞かれますが、基本今の設定内容を残すかどうかの質問なので楽勝です。

最後に、nginxをwebDAVができるコンパイル版に入れ替えればOKですね。
動作確認も無事に済んで、思いの外かんたんにアップグレードを行うことができました。

リポジトリ―も、あたらしいOS用に変更します。

ここでふと、nginxのコンパイル版は、22.04のモノであるコトに気づきました。
よく考えると、カスタムで入れたサービスのリポジトリを24.04用に変更しなくてはいけません。
カスタムで入れたサービスは、mariadbとnginxですので、調査して対応しました。

まず、mariadbはレポジトリをJammy(22.04)からnobule(24.04)書き換えます。
書き換え方は、本家のサイトに詳しく載っていますね。
ただ、リポジトリの書き換えだけではダメで、ダウンロード用の鍵も作り直す必要があります。
これで、問題なくupdate、upgradeできるようになりました。

次に、nginxもリポジトリを書き換えて、それ相応のソースが落ちるコトを確認しました。
ところが、24.04で落としたソースのrules記述が、これまでと全然違います。
これでは、wenDAVを使えるようにする術がわからず、一瞬途方に暮れかけました。

その後、ネットで調べた結果、24.04ではソースからのコンパイルが不要のようです。
要は、24.04では、webDAVを使うためのモジュールが提供されているのですね。
モジュールをインストールして、あとはそれを読み込む記述をnginx.confに書けばOKです。
結局、手間暇かけてコンパイルしたnginxは不要で、取り越し苦労なのでした。

24.04になって、apt dist-upgradeでnginxが最新化できるようになったのはうれしいですね。
がんばって、アップグレードした甲斐がありました。
いずれにしても、あたしい仕事が始まる前に決着することができて安心しましたね。
あとは、次回のアップグレードまで、問題なく動作してくれるコトを祈るばかりです。