ブラックな上司の傾向と対策

ネットやテレビをみていると、ブラックな上司の話を目にします。
私も30年近くサラリーマンをして、いろいろなブラック上司をみてきました。
そんな私が考える、ブラック上司の傾向と対策を書いてみたいと思います。

昔からいるブラック上司

ネットやテレビを見ていると、ブラックな上司の話を目にします。
中には、これでメンタルをやられ人生を台無しにしてしまう人もいるので大問題ですね。
かくいう私も30年近くサラリーマンをやってきて、いろいろなブラック上司をみてきました。

そんな私が考えるブラック上司の傾向と対策、結論からいうと以下の通りです。

  • ブラック上司は、人としての器が小さいことを理解する。
  • ブラック上司に、歯向かったり意見したりしてはいけない。
  • ラック上司からは、できるだけすみやかに離脱する。

それでは、ひとつひとつ解説していきましょう。

戦うにはまず、敵を知ることから

ブラック上司の定義にはいろいろあります。
たとえば、仕事をしない、責任転嫁する、プライベートに踏み込んでくるなどなど。
その中でも一番身近な問題は、罵詈雑言を浴びせかけてくるではないでしょうか?

現に、私もいろいろな罵詈雑言を浴びせられたことがあります。
この罵詈雑言は存外に心に傷を残すもので、いまでもふとした折に思い出しては怒りに体が震えることがありますね。
それでは、ブラックな上司はどうして罵詈雑言を浴びせてくるのか、冷静に考察してみましょう。

結論からいうと、その上司は器が小さいからです。
彼らは自分の置かれたポジションや重責に堪えられず、いつも恐怖しているのですね。
そして、恐怖と怒りは表裏一体のモノですから、部下に罵詈雑言を吐くことになるのです。

私が以前勤めていた会社の社長は、いつも会社が潰れないかと恐怖していました。
典型的な偽善者だった営業部長は、いつも自分の評価が悪くならないかと恐怖していましたね。
ほとんどのブラック上司は、何らかの恐怖を抱えていると思って間違いありません。

結局のところ、弱い犬ほどよく吠えるというヤツですね。
ブラックな上司とはキャパオーバーを起こしている哀れな人、まずは、ブラック上司をこのように理解できれば、すこしは気が楽になると思います。

弱い犬につきあってもメリットは何もありません。

ということで、敵の傾向が分かれば、自ずと対策も見えてきます。
ブラック上司がキャパオーバーである以上、最終可決手段は人としての器を増やしてもらうか、あるいは今いるステージを下げてもらうかの2択しかありません。

でも、この最終解決手段は、現実にはほぼ不可能でしょう。
人の器などはほとんど生まれつきのモノですし、また器の小さい人にステージを降りろなどといったら、たぶん発狂すると思います。
結局のところ、部下の立場からフォローできることは何もないということですね。

そして、このような弱い犬に関わったところで、何のメリットもありません。
真っ向から歯向かったり意見をするだけ時間の無駄です。
ここは面従腹背のスタンスを貫き通し、罵詈雑言などは馬事東風するに限りますね。
いくら吠えられても、相手が弱い犬だと思えば冷静に対処できることでしょう。

そして、よりよい人生を送るために、このような上司からは早々の離脱を全力で考えるべきです。
小さい職場であれば転職、大企業や公務員であれば配置転換ですね。
配置転換については、他部門で仲良くしてくれる上司が力になってくれると思います。
組織で生き延びるには人脈が全て、このあたりは普段から大切にしましょう。

ちなみに、ブラックな上司は嫌われ者なので、あまり友達がいなかったりします。
そこにつけ込んで、腰ぎんちゃくのようなことをしているヤツが必ずいたりします。
このあたりもブラックな上司の特徴だったりするので、よく確認してみてください。