足Bike
カブ90をゲット。
今年の春にカブ90をゲットしました。
正直、ラット状態です。
タダで手に入れたので贅沢なことは言えません。
足Bikeが欲しい。
30才を過ぎた頃より、Bikeを生活の中心に置きたいなと思うようになりました。
基本的に、移動の手段はBikeにするというものです。
実際に、CB750Fを手に入れ足Bikeにしていました。
足Bikeとして、これは本当に素晴しいオートバイでした。
当時は通勤で連日120kmほど走っていましたが、これだけ走ってもどこも壊れません。
製造されてから20年も経ったオートバイで、これは驚異的なことです。
例えばクルマなら、こんなことはありえないでしょう。
正に、「ナナハンのカブ」の面目躍如なマシンでした。
息子の保育園の送り迎えも、このBikeでしてました。
しかし、ドカティで転倒事故をしたのを機に手放してしまいました。
ほとぼりが冷めたらまた足Bikeと思っていたのですが、一度手放したものはなかなか手に入りません。
オートバイというのは、そういう乗り物です。
そんな時に縁あって、今回カブ90を入手することができました。
今度は、正真正銘のホンダのカブです。
小さいオートバイなので、家族を納得させるハードルも低くてすみました。
小さいBikeが心地よい。
当初は、足Bikeはナナハン、できたらリッターマシンという想いがありました。
非日常なマシンを日常に合わせこむ無駄が、オートバイ乗りとしては面白いところなのです。
ただ、それとは別にここ数年は、小さいBikeの面白さにも目覚めていました。
いや、面白さに目覚めたというよりは、小さいBikeが心地よくなってきたのですね。
四の五の言い訳は言いません。
小さいBikeが心地よくなったのは、単純に加齢の影響だと思っています。
初めての本格的なレストア作業
ということで、そんな心境の変化もオートバイ人生の新たな幕開けと前向きにとらえ、週末ごとにカブの修復にいそしんでいます。
カブを持ってきた友人の話によれば、キャブの清掃とタイヤ交換すれば何とかなるだろうとのこと。
早速キャブを開けてみれば、この惨状でした。
キャブがこれでは他の部分も察してしかるべきです。
そうと分かれば、あとは腹を据えて取り組むだけですね。
外せる部品を外すだけ外して、洗って磨いていきます。
気分は正に、劇的ビフォーアフターですね。
知人からはもの好きとか変態とか言われてますけれど。
私としては、これ以上ない至福のひとときです。
梅雨明けまでにこれを直して蔵王の大露天風呂に行く。
今の私のささやかな生きる目標です。