四角いカブと丸目のカブ

Bike乗りの友人が遊びに来ました。
なんでも、欲しかった丸目のカブが手に入ったとのことです。
そして、四角い私のカブと並べて写真を撮るためだけに、埼玉からやってきたのでした。
仕事が休みの金曜日、ひさしぶりに楽しいひとときを過ごしました。

Bike乗りの友人が遊びに来ました。

今月はワケあって、金曜日は午後からお仕事です。
そんな中途半端な金曜日、Bike乗りの友人から遊びに行くと連絡がありました。

その友人は実家が新潟で、現在は仕事の都合で埼玉に住んでいます。
なんでも仙台に用事があるので、そのついでに立ち寄るとのことでした。
ちなみに、私はこの友人から四年前にカブをただで貰っていたりします。

立ち寄る理由はわかりません。
平日ですので、出張のついでに顔をだしてみるといったところなのでしょうか?
龍上海が云々ということなので、来訪はお昼前ぐらいと思われます。

いずれにしても、このゆるさが心地よい友人です。
ということで、友人を待ちながらキムチの仕込みをしました。
たぶん、今シーズン最後の白菜キムチ、9時過ぎから始めて予定通りに10時半前に完了です。

今回もうまく仕込めたキムチを眺めて自己満足に浸っていると携帯が鳴ります。
予想通りに友人からのTEL、すでに自宅の前にいるとのことでした。
さっそく外に出てみると、友人がいそいそと、トランポからBikeを出しています。

「カブが手に入ったんだ!早く、カスタムをガレージから出して~!!」

なんでも数日前にヤフオクで、前から欲しかった丸目のカブを落札したのだそうです。
そして、私のカブと2台並べて写真を撮りたくて、そのためだけに休みを取り、朝の三時に埼玉を出発して仙台で出品者からカブを受け取って、我が家まで来たとのことでした。

やはり、友人は生粋のBike乗りですね。
その訪問理由にいたく感動して、思わず大笑いしてしまいました。

四角のカブと丸目のカブを並べてみました。

今回、友人が手に入れたのは丸目のカブです。
まずは、並べて写真を撮ってみました。

こちらの写真は、ちょっとBike雑誌のグラビアっぽくてお気に入りです

そして、後ろからも一枚です。

そして、2台のカブを眺めながらカブ談義ですね。
友人の話によると、今回は出物のC90をゲットできたとのことです。

実際、友人のC90は、とても状態が良いです。
クランクケースには錆や腐食などひとつもありませんし、ボディもほぼピカピカです。
そして、エンジンが一発始動なのには、友人も驚いていました。

もう、ナンバーさえつければ今すぐ走行可能な状態ですね。
これで車両価格が10万円前半ですから、ものすごくお買い得だと思います。
なるほど、これならわざわざ我が家まで見せに来る気持ちもわからなくもないですね。

人気の丸目ですが、いまの私は四角が好きです。

それにしても、こうして並べてみると四角と丸は微妙に違いますね。
まずはハンドル周り、サイズはほぼ同じハズですが、四角の方が一回り大きく見えます。
クランクケースの違いは、年式によるものでしょう。
友人のカブは年式が新しいらしく、フロントのドラムブレーキが大径タイプです。

こうしてみると、やはり造形的には丸目の方がかわいくて癒される感じがしますね。
メーターもレトロな感じで、デザイン的にも素敵です。

ただし、四角カブのメーターには燃料計が付いています。
本当に、ここは激しく迷うところだと、友人ととても盛り上がりました。

正直にいえば、今回の友人からカブを受け取ったとき、四角ですこし残念だったのです。
当時は私も、カブは丸目の方が雰囲気があってよいなと思っていました。

しかし、今となっては、四角カブの方が好きですね。
やはり燃料計と、あとはあまり見かけないのがよかったりします。
そして、なによりも四年乗り続けて情が移っているというのが一番大きいですね。

ということで、友人とのカブ談義は尽きません。
実はこの友人、筋金入りのヤマハ党でカブの他にメイトを複数台持っていたりします。
しかしそんな友人が、ミイラ取りがミイラでカブ乗りになるのも時間の問題かもしれません。

20分ぐらい話をしたあと、意気揚々と龍上海に向かう友人を見送りました。
つかの間のこととはいえ、実に楽しいひとときでしたね。
友人のテンションの高さで、こちらも元気がもらえた感じです。

その後は、カブで銀行まで、途中の馬見ヶ崎の桜が綺麗でした。

そして、この日の晩御飯のデザートは、友人がお土産にもってきてくれたナボナです。

ナボナ、甘くてサクサクで美味しいですね。
これには、お菓子大好きの配偶者も大喜びでした。

思いがけずの友人来訪で、とてもよい金曜日になりました。
次回はこの友人と、カブ&メイトで龍上海にラーメンを食べに行きたいと思います。