タイミングベルト交換DIY記

900SSのタイミングベルトを交換しました。
タイミングベルトを交換するのは初めてですが、なんとか首尾よく交換することができました。
この感じだと、次回も自分でできそうだと、ちょっと一安心です。

念入りに準備をして取りかかります。

無事にキャブレターを取り付けたトコロで、今度はタイミングベルトの交換です。
タイミングベルトの交換は、これまではBike屋さんにお任せで、まったく未知の領域ですね。
工数もいま一つ読めないので、すこし余裕をもって臨むことにしました。

まずは、こちらの動画で、全体的なイメージを掴みます。
作業も、今回は万全を期してガレージの中で行いました。

最初にプラグを外します。
これはクランクを回しやすくするのと、エンジンを始動させないためのフールプルーフですね。
ベルトの交換途中に始動したらエンジン壊れる以前に、指を落とす危険性もあります。
実際、私の祖父が耕運機のベルトに指を挟んで落としていますからね。

プラグを外したら、次にベルトカバーを外します。
そして、約一年ぶりにタイミングベルトとご対面ですね。

シングルシートの修復で使ったタッチペン、これでプーリーの位置をマーキングしました。

あとは、ギアを5速に入れてリアタイヤを回し、所定の位置にプーリーを合わせます。
さらに、前後のテンションプーリの位置も計っておきます。

ネットで調べると、このベルト交換作業は、最後のベルト張り調整が難関のようです。
本来は、ベルトを弾いた時の周波数を専用装置で測るみたいですね。
ネットには、外付けマイクとスマホのアプリで測定する方法なども紹介されています。

しかし、所詮はゴムベルト、デスモのバルブを動かすのにそれほど負荷がかかるとも思えません。
参考動画をみても、そこまでシビアに張り調整を追求する必要はないようです。
そこで今回は、テンショナーの位置を外す前と同じにするコトでよしとします。

想定通りにプーリー外しが難関でした。

十二分に下準備ができたトコロで、おもむろにテンショナーを緩めます。
コレを緩めたが最後、もう後戻りはできませんね。

後期型のエンジンは、これでベルトを外すことができます。
しかし、前期型はプーリーにフランジが付いてて、これだけではベルトを外すことができません。
実際、なんとかならないかとがんばりましたが無理でした。

ということで、最高にやりたくありませんが、センターのプーリーを外します。
たぶん、これが今回の作業の最大の山場でしょうね。

準備したのは、プーリーナットを外すためのスペシャル工具です。
これだけのために一万円の出費は痛いですが、仕方ないですね。

さっそく、専用工具をナットに嵌めてレンチで回します。
しかし、クランクが供回りしてナットが外れません。
ギアを5速に入れて、ブレーキを目いっぱい踏んでも、まったくダメでした。

ここで、参考動画ではインパクトを使っていたコトを思い出します。
そこで、タイヤ交換用のインパクトを使ったところ、一発でナットを外すことができました。

最大の難所をインパクトで乗り切って、なんとかセンターのプーリーを外します。
ここで、噂通りにプーリーとシャフトを固定するキーがポロリと床に落ちました。
コレを無くしたら完全に詰み、ですから今回はガレージで作業をしたのですね。

ということで、ベルトの取り外しに成功です。

作業開始からここまで約一時間、なんとか予定通りの展開ですね。

なんとか無事に、ベルト交換することができました。

外したプーリーやテンショナーは、CRCを吹き付けてキレイにします。
まんまベアリングのプーリは、動作に異常はありませんでした。

組み立てはテンショナーからです。

新しい純正ベルト、これも2本で2万円は痛い出費ですが仕方ありません。

新しいベルトは、これまでのモノと比べて、とても柔軟性があります。
というか、これまでのベルトは、完全に寿命でしたね。

あとは、プーリーのマークを合わせてベルトを取り付けるだけです。
ところが、バーチカル側がちょうどテンションのかかる位置で、ちょっとコツが要りますね。
ポイントは、テンショナーがない側基準で合わせるコトでしょうか
そうしないと、テンションをかけたときにズレてしまって、やり直しになってしまいます。

バーチカル側ができたら、お次は鬼門のホリゾンタル側です。
こちらはプーリのキーを落とさずにの位置合わせと組立が、そこそこの難易度ですね。
とはいえ、キャブレターのアクセルワイヤー取り付けよりは楽だと思いました。

プーリーナットの締め付けトルクは、参考動画の通り60〜65Nmとします。

最後に、最初に測った寸法の通りにテンショナーを取り付ければ完成ですね。

プーリーの位置も問題ないことを確認します。

運命のエンジン始動の前に、リアタイヤを回してバルブがヒットしないコトを確認しました。
そしてプラグを取り付けてのエンジンスタート、問題なくエンジンが回って一安心です。

ということで、思いの外イージーにベルト交換ができました。
これなら、4年後も問題なく自分で交換ができると思います。
あとは、もうすこしベルトが安くなれば完璧ですね。