福島競馬場にいってきました。

今年に入って、息子が福島競馬場でバイトをはじめました。
そして、「競馬場楽しいよ。一度、遊びに来たら?」とお誘いを受けました。
そこで、配偶者と生まれてはじめての、競馬場見参です。
予想に反して、はじめての競馬場は爽やかなアミューズメントパークでした。

電車で競馬場にいってきました。

今年に入って、息子が福島競馬場でバイトをはじめました。
そして、「競馬場楽しいよ。一度、遊びに来たら?」とお誘いを受けました。
そこで、配偶者と生まれてはじめての、競馬場見参です。
実は、競馬場はこれまで縁がなく、足を運んだことがなかったのでした。

せっかくですので、競馬の後は家族で飲むことしました。
そこで、今回は電車で福島に向かいます。
12:16発の普通列車で米沢乗り換え、乗り換え時間は4分で、1時間40分ほどで福島に到着です。
そこからバスに乗れば、競馬場には14時20分ぐらいに入ることができるでしょう。

定刻の30分前に、電車に乗り込みます。
旅のお供は、角ハイボールとオードヴィ庄内の清泉川ワンカップにしました。

駅のコンビニで見つけた清泉川のワンカップ、とてもおいしかったですね。
これらをチビチビやりながらの電車旅、最高です。
配偶者と沿線の思い出話をしているウチに、気づけば福島着なのでした。

競馬場までは、5分おきにバスが出ています。
競馬場のひとつ前の停留所ですと、料金が20円安いと息子からメッセージがありました。
その指示に従って、予定通りに到着です。

福島競馬場は、相変わらず大きくて立派です。
福島市、いや、もしかすると福島県下で、一番大きくて立派な建物かもしれません。
バイパス沿いから建物を眺めることはありましたが、入ってみるのはじめてですね。

入場料は100円です。
ゲートをくぐると、係のお姉さんから「いってらっしゃい♪」と声をかけられました。
まるで、ディズニーランドのような応対に、ちょっと戸惑いながらも感動ですね。

全力疾走のサラブレットをはじめてみました。

入ってすぐは、馬券売り場です。
ちなみに、息子は馬券売り場で案内係をしているようですね。
当初は入場者数カウント係だったモノの、二日目に配置換えとなったようです。
20ページもあるマニュアルを渡されて、泣きながら馬券の買い方覚えたとのことでした。

息子の姿を探しますが、みつけられません。
どうやら、馬券売り場はここだけではないようです。
それでは、まずは全力疾走する馬をみてみようとなりました。
息子から聞いていた、別格に立派な馬主エリアの傍を通って、レース場に向かいます。

レース場に出てふと足元を見ると、コースの芝草が長いことに驚きました。
芝生をやる者として、この長さは衝撃的ですね。
さすがは、馬が全力疾走するトコロだけのことはあると思いました。

そうしているウチに、パラララッタラとファンファーレが鳴ってレースがスタートです。
はじめてみる全力疾走のサラブレットに、配偶者ともども感動しました。

レースが終わると、すぐに表彰式です。
それにしても、馬がとてもかわいいですね。
ここは、動物が好きな人にはたまらないトコロだと思いました。

ふと気がつくと、観客がほとんどいなくなってます。
そして、次のレースはいつなのかなど、まったく勝手がわかりません。

そこで、近くにいた警備員のおじいさんに聞いてみると、とても親切に教えてくれました。
「はじめてなら、わからないのは当然です!」とのことで、そのやさしさに感動しましたね。
競馬場には、とてもヤサグレているといったイメージがありましたが、そんなことはありません。
さすが、長澤まさみさんがイメージキャラクターを務めているだけのことはあると思いました。

警備員さんに聞いたところ、次の第10レースは15:10出走とのことです。
出走まですこし時間があるので、パドックにいってみました。
レース場からいなくなった観客は、ここに移動していたようですね。

競走馬のことはまったくわかりませんが、とにかくかわいいのひと言ですね。
騎手や馬を引いている人からも、馬への愛が感じられてほのぼのとしてきます。
あらためて、競馬場には賭場とは別に、動物園的な楽しみ方があるのだと思いました。

馬券を買ってみました。

パドックで馬を眺めたトコロで、馬券を買ってみようとなりました。
ただし、馬券のコトは、その種類からしてまったくわかりません。

息子の話によれば、順番関係なしの三連複と比べて、順番まで当てる三連単はヤバいそうです。
であれば、素人は三連複なのかなと、オッズの低い順に100円分を購入しました。

そして、意気揚々とレース観戦するも惨敗です。
ここで電光掲示板の払戻金一覧をみると、三連複はハイリスク・ハイリターン券なのでした。

払戻金から察するに、上位2つを当てる枠連、馬連、馬単、ワイド。
これは麻雀でいうトコロの一通、三色、三暗刻で、倍満や跳満狙いの馬券ですね。
また、三連複は三倍満、三連単にいたっては役満なのでしょう。
そして、メンタンピン狙いの初心者は、複勝を買わなくてはいけなかったのです。

馬券について何となく様子がわかったので、第11レースはオッズが一番低いエスカルを複勝で。
こちら、先行逃げ切り型の強い馬で、スタートからぶっちぎりの1着ゴールで初勝利です。

配当金は140円ですが、勝てば気分も上がります。
そして、第12レースも、一番人気のゴールドアローンを複勝で購入しました。
こちらは後半追い上げ型で、第三コーナーまではトップから2/3ぐらいの位置です。
ダメかと思いつつ、第四コーナーからの追い上げが凄まじくて、目の前で2着ゴールでした。

やはり、後半追い上げ方は盛り上がりますね。
他の観客も「差せぇぇええ〜〜!!」などと大歓声で、下手なライブ顔負けです。
あらためて、競馬のおもしろさの原点に触れた感じがしました。

全てのレースが終わり、払戻機の前にはたくさんの観客が並んでいます。
そして、みなさん手に札束を握りしめて、こちらもかなり非日常的な光景ですね。
「いったい、どれだけの現金が動いているのだろう。」と、配偶者は呆然とつぶやいていました。
もちろん、どなたもホクホク顔で、これはこれで悪くない風景ですね。

パドックでは、お笑いライブショーが開催されていました。
ムーディ勝山やはなわのライブを聴いていたら、息子から仕事終わったとLINEメッセージです。
出口で合流して、あとは予約を入れていた駅前の居酒屋まで、3km弱をそぞろ歩きですね。
息子が言うには、勝った人はタクシー、負けた人はバスか徒歩で帰るのだそうです。

夏の西日の中、反省会をしながら居酒屋まで40分ほど歩いて、一発目のビールが旨かったですね。

福島の地酒や郷土料理をたらふく堪能して、お店を出たのが20時過ぎです。
アパートに戻る息子と駅で別れて、帰りは新幹線でワープしました。
こちらもはじめてのE8新幹線、乗り心地がよくて感動でしたね。

ということで、なかなか楽しい競馬場行脚でした。
ちなみに、次回の開催は10月とのことです。
息子がバイトをするのなら、またこんな感じで遊びに行きたいですね。
そして、それまでに配偶者は馬券の研究をするようですので、大いに期待したいと思います。