沖縄旅行記1

先週末から4日間、家族で沖縄に行ってきた。
息子にひめゆりの塔を見せなくてはと思いつつ、気づけば息子は今年で中二。
もう後がないという事で、急ぎ旅の予約を入れたのだ。

沖縄はこれで4回目。
以前の旅ではブセナや日航アリビラなど、中部域のリゾートホテルを利用した。
南国の大型リゾートホテルというのは、やはり楽しくて快適なモノ。
ただ、沖縄というのは、これが色々と見どころが多い所で。
折角のリゾートホテルに泊っても外出ばかりになってしまい、肝心のホテル自体を楽しめないところがある。
(これがグアムだと、あまり見どころがないのでホテル自体を十二分に楽しめるのだが。笑)

なので今回は寝るだけのところと割り切って、那覇市内のホテルにした。
予約をしたのは、首里城近くのダブルツリーヒルトン。
20階建て(実質19階)の、典型的なシティホテルだ。

エリア的には首里城、、、というよりかは首里高校近くの簡素な住宅街。
旧城址の近くに名門高校という、よく城下町にみられるところの歴史を感じさせるハイソなエリアだ。

ホテル自体は悪くない。
部屋はシンプルかつ清潔で使いやすいし、従業員の方もとても親切。
16階から眺める東シナ海の夕陽は最高だった。
下手なリゾートホテル顔負けである。

ただ一点、残念だったのは朝食で待たされること。
会場にはいるのに30分立ちっぱなしで待たされるのはあまりにもだ。
二日目などは、観光の都合上ホテルでの朝食を諦めざるを得なかったし。
明らかに、宿泊者数に対して会場のキャパが足りないものと思われる。
これがなければパーフェクトなホテルだったのに、う~ん残念!

10年以上ぶりの沖縄は、やっぱりいろいろ変わってた。
以前はコンクリート打ちっぱなしの四角い住居、あるいは生垣に囲まれて屋根しか見えない古民家が多かった。
そういった住居は少なくなって、カラフルなコンクリ住宅やマンションが多くなったような気がする。
モノレールも、ディズニーランドのそれを小さくしたような可愛いヤツなのだが、乗ってみれば普通の電車で雰囲気も都営地下鉄辺りと何ら変わりない。
息子も、本土との違いがあまり感じられないとの事で、随分と沖縄色も薄まったなぁといったところである。
学習塾がやたら目につくのも、地元の山形とまったく同じだ。
まぁ、街として正常に新陳代謝をしているのだろう。

ただ、本土、それも山形のような東北の田舎に比べて現役の小中学校が多い。
そして、老人ホームが少ない。
街を走るクルマも高齢者マークが少なく、また若いBike乗りがすごく多い。(笑)
山形などと比べて少子高齢化がそんなに進んでいないとは聞くが、その通りのようだ。
本土より子育てがし易い環境なら、それはいい事だなと思ってみたりした。

沖縄旅行記2につづく