はらこ飯をつくってみましたの続編

昨年の10月に、はらこ飯をつくってみましたの記事をアップしました。
そのときは、ビジュアル的には満足でしたが味は今ひとつでした。
その後、いろいろと研究を重ね、なんとか完成形にすることができました。
それでは、自分への備忘録も含めて、顛末をまとめておきたいと思います。

いろいろな作り方をためしてみました。

コロナ禍の影響もあり、昨年からはらこ飯を自作しています。
10月にトライしたときは、見た目はバッチリでしたが、肝心の味が今ひとつでした。
ご飯がちょっとしょっぱくて、うま味も少し足りない感じです。

その後、ネットであれやこれやと検索してみました。
そして、行きついたのがこちらのサイトです。

宮城出身夫が絶賛というコピーに惹かれますね。
もちろん、レシピ内容も間違いなしです。
それでは、それに則って、はらこ飯を作ってみましょう。

まずは、いくらのしょうゆ漬けです。

ということで、まずは鮭とイクラをゲットです。
最近は、いきつけの産直で手に入れることが多いですね。
ここの品物は、とても新鮮、かつリーズナブルでお気に入りです。

まず、いくらのしょうゆ漬けから作っていきます。
しょうゆ漬けができるのには一昼夜かかるので、早めのスタートが肝心ですね。
その間、鮭の切り身はパーシャル室で待機です。

しょうゆ漬けは、こちらのレシピを参考につくります。
すでに、イクラになっているので、味付けの部分から進めることになります

味付けは、しょう油とみりん、そして酒ですね。
分量は、いくら250~300gに対して、それぞれ大さじ2杯です。

まずは、みりんと酒を熱してアルコール分を飛ばします。
その後、しょう油を入れて、弱火で3分ほど煮込みます。

私は、これを玉子焼き器でやっちゃいます。
これだと、あっという間にできちゃいますね。

煮込んだら、火を消して冷まします。
冷ますのも、玉子焼き器だと早いですね。
十分に冷めたら、イクラの入った容器に投入してかまかまします。

あとは、冷蔵庫にいれて、でき上りを待つばかりですね。

鮭の煮汁がポイントです。

いよいよ、はらこ飯本体に取りかかります。
我が家は、朝はらこ飯にすることが多いので、仕込み開始は前日の夜です。

まずは、煮汁を作ります。
以下の分量で、鍋に調味料を入れて煮立たせます。

  • しょう油:大さじ2
  • みりん:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1
  • 酒:大さじ1
  • チューブ生姜:3cm
  • だし汁:200cc

参考にしたサイトには生姜汁とありますが、チューブの生姜でもぜんぜん大丈夫ですね。
だし汁は、白だしの素を7~8倍ぐらいに希釈したモノを使います。

だし汁が煮立ったら、鮭の切り身を投入です。
そして、7分ほど煮込みます。

この、7分という煮込み時間も大切ですね。
あまり長く煮込むと生臭くなってしまうので、タイマーでキッチリ管理しましょう。

ぐずぐず煮込んだら、鮭を取り出して煮汁は冷まします。
取り出した鮭からは、皮と骨を外しておきます。
皮と骨の処理が終わったらラップをして、再びパーシャル室で待機ですね。

あとは、ごはんを仕掛けていきます。
お米を2合ほど研いだら、冷めた煮汁をすべて投入します。

あとは、目盛まで水を足して完了ですね。
明朝、おいしく炊けていることを祈って、炊飯器のタイマーをセットします。

はらこ飯は、ウチの定番メニューになりました。

翌朝、いい感じでご飯が炊けました。
炊飯器のふたを開けたときの香ばしい香りが、食欲をそそります。

炊けたご飯の上に、パーシャル室で待機していた鮭の切り身を乗せます。
そして、そのままふたをして、30分ほど蒸らします。

鮭が蒸れたら、身をほぐして混ぜ混ぜしていきます。

イクラも、とてもいい感じで仕上がってました。

あとは、お椀にもって、好きなだけイクラをかければ完成ですね。
今回のつきあわせは、山形名物のどんがら汁です。

やっぱりおいしい。
幸せです!

このレシピだと、塩加減も完璧ですね。
それと、生姜がいい仕事をしている感じです。

ということで、はらこ飯は我が家の定番メニューになりました。
かつては、季節の風物詩だったはらこ飯。
いまは、カレーライスぐらいの頻度で食卓に上がる感じでしょうか。
産直で、美味しそうないくらと鮭をみつけるたびに楽しんでいます。

いずれにしても、はらこ飯は最高です。
美味しいそうな鮭とイクラを手にしたときは、ぜひぜひお試しください。