パソコン初期化は慎重に

仕事は順調です。

今年に入って受電数が少なく心配していましたが、お盆明けから持ち直してきました。
要因はいろいろありますが、Windows10のメジャーアップデートの影響が大きいですね。

今回のアップデートでは、N社製パソコンのWiFiが動かなくなることがあるようです。
本来はWindows部門での対応になりますが、この件についてあまりに問い合わせが多いので、Office担当の私にも応援依頼がきています。

で、その対処方法がGO BACK、要は前のバージョンに戻すということでして。
しかもこのGO BACK、アプリが動かなくなるといったリスクがあるとのこと。
ぶっちゃけ、なんだかなぁって感じです。
少なくとも、自分のパソコンだったら、そんなリスクは取りたくないですね。

バックアップ機は必ず必要

やはり、パソコンには、このような事故がつきものですね。
となると、仕事でパソコン必須の人は、バックアップ機が必須だと思います。
この件、いくらマイクロソフトに文句を言ったところで、何の解決にもなりません。

バックアップ機は、できたら別メーカーで準備いただくのがお勧めです。
人間の血液型と同じ、全滅を避けるためのリスク分散です。

それと、ネット回線も有線と無線、二つ使えると安心ですね。
現在は、ネット接続ができないとサポートも満足に受けられない時代です。
パソコンに有線LANのポートがなくとも、USB LANアダプタがあれば大丈夫ですね。
私も持っていますが、あるとないでは安心感が違います。
全てにおいて、転ばぬ先の杖ですね。

Officeの方は相変わらずです。

Officeの方は落ち着いています。
今年の1月に発売された2019も、ここにきてようやく浸透してきた感じですね。

最近は、パソコンの初期化に伴うお問い合わせが増えてきているように感じます。
初期化をしたら、Officeが使えなくなったというパターンですね。

この問い合わせ、365soloやパッケージ版をお使いの方からは少ないです。
Officeをアカウントに紐づけすることの意味を、よく理解されている方が多いのですね。
問題なのは、やはりプレインストール版をお使いのお客様です。
紐づけの意味がよく分からないままパソコンを初期化。
その後、手持ちのプロダクトキーで認証ができなくて大慌てというパターンですね。

このブログでも何度か書いていますが、マイクロソフトアカウントに紐づくOfficeは、手持ちのプロダクトキーでは再認証ができません。
具体的には、以下の三つです。

  • Office2019
  • Office2016(プロダクトキーが書かれたカードが二つ折り)
  • Office Premium

Office2013より以前のプレインストール版は、手持ちのプロダクトキーで再セットアップが可能です。
また、Office2016でも、プロダクトキーのカードが四つ折りなら大丈夫です。
ただし、カードが四つ折りでもPremiumはプロダクトキーでは再セットアップはできません。

ちょっと、ややこしいですね。(笑)

初期化の前によく確認を

いずれにしても、アカウントに紐づけするタイプは、初回セットアップ時に登録したアカウントとパスワードが分からないとアウトです。
Officeを失いたくなければ、初期化の前によく確認しましょう。

紐づけタイプの場合は、ここにアクセスして心当たりのアカウントでサインインします。

ここにサインインができて、自分のOfficeが表示されれば大丈夫。
表示されない、サインインができない場合は、できるようになるまで初期化は保留ですね。

アカウントが分からない場合は、ユーザーのヒントを試してみます。
それでもダメな場合は、プロダクトキーのカードとパソコンの領収書を準備です。
そして、マイクロソフトに電話ですね。
もしかすると、登録のアカウントを知らベてもらえるかもしれません。

ユーザーのヒントのやり方は、次の記事で詳しく紹介したいと思います。

いずれにしても、パソコン初期化の前にはよく確認ですね。
特に、パソコンを買った時の設定を他人に丸投げした人は要注意です。
こちらもまた、転ばぬ先の杖ですね。