やっとのこと、サーバー移行が完了した

結局のところ、VPSに移行した

ま、冷静に考えるとその方がメリットがあるということです。
在宅でオペレータ業をすること、そして本格的にブログ運営に取り組むのであれば、安定したサーバー環境は最優先です。
ハードに関わるリスクから全面的に解放されるメリットは大きいです。
久しぶりに電源落としたが最後、二度と立ち上がらなくなる恐怖はもう味わいたくありません。50才も過ぎた身に徹夜の復旧作業は堪えます。

それともう一つ、サーバーを撤去することで部屋が広く使えることも大きなメリットです。電源ファンの音から解放されるのも嬉しいです。すぐに埃だらけになるサーバーの掃除も不要です。

デメリットは、やはり一抹の寂しさでしょうか?
でもそれは、上記のメリットと比べると取るに足らない自己満足です。

1からのサーバー構築は大変

という事で、前投稿の翌日にVPS契約しました。
契約後早々にWebServerから構築を始めました。
一応、構築経験はそれなりにあるので0からではありません。
でも、ディストリビューションが違うので、ほぼ1からの構築です。
これまでのナレッジは殆ど役に立たず、ネットで情報集めながらの作業になりました。
コールセンターの待ち時間に少しずつ作業を進めます。
途中で設定が滅茶苦茶になって、サーバー再構築もしました。
まったく、WebSeverでこのありさまでは、メールサーバーなど立ち上げられるのか?という感じでした。

メールサーバーは意外と楽勝

ところが、ここ10年でPostfixまわりは随分と進化していました。
昔、あれだけ苦労したclamavとの連携もmilterで一発です。
メールデータの移行も思いの外スムーズで、これなら5月中に完了するかなとぬか喜び。しかし、その考えはやはり甘かったです。

NGINXに泣かされる

WebServerイコールapacheと思い続けて20年、久しぶりに情報を集めてみれば、なんでも今どきはNGINXなるWebServerがシェアを伸ばしているという話です。
処理速度がapacheより優れると聞けば、やはり入れたくなるのが人情というモノ。
てなことで、早速導入を試みますが、これがなかなか骨の折れる作業でした。
ソースを再ビルドしないとWebdavが使えない、私にはちょっとハードル高すぎました

そんなことで、生まれて初めてrpmの再ビルドなんてやってようやく構築完了です。
気づいたらVPS契約から三週間、なんとも厳しい戦いでした。

いたって快適、移行してよかった!

まずはこのサーバー、爆速です。
サーバー移行のきっかけになったPHPも最新版です。
当然、Wordpressの更新も全く問題ありません。

以前は更新時にちょくちょく止まったclamavも安定して稼働しています。
これが止まるとメールが死ぬので、安定動作はとても嬉しいです。

サーバーがあった仕事部屋も静かになりました。
そして、とても広くなりました。

勿論、前はメールを削除するとサーバーからゴトゴト動く音がして、そんなアナログチックなところがなくなったのは少し寂しいけれど、これも時代というヤツでしょう。
自宅サーバーもとい、自前サーバー始めて18年、新たなステージに突入です。