コロナ禍後の東京旅行記 後編

ひと月近く前の話になりますが、東京にいってきました。
今回は、配偶者との夫婦旅です。
コロナ禍以来、5年ぶりの東京でしたが、たまには都会もよいですね。
今回は、その道中記の後編です。

コロナ禍後の東京旅行記 前編はこちら

大都会にも朝がやってきます。

二日目は、朝の八時すぎに起床です。
ホテルの窓から外を見ると、ビルばかりで笑ってしまいました。

向かい側のマンションで、朝食の準備をする人がみてとれます。
あたり前ですが、大都会の真ん中にも人の営みはあるのですね。

マッタリとコンビニ飯で朝食したあと、10時前にホテルを出発します。
神保町近辺は、営業時代に足げく通っていたところで、懐かしいですね。
かつて、取引先が入居していたビルは、みごとに解体されていました。
錦華公園も、ずいぶんと雰囲気が変わっていましたね。

ホテルから歩くこと10分で、本日の目的地である明治大学に到着です。
ひさしぶりの明治大学も、ものすごく立派になっていてびっくりしました。
都会のビルキャン、息子の大学とは雰囲気が大違いです。

オフィスビルともホテルとも違うエントランスを抜けて、地下の博物館に突撃です。
ここで開催されている虎と翼展が、この日のお目当てなのでした。

明治大学の博物館を堪能しました。

ドラマにハマっていた配偶者が、ぜひ訪れたいといっていた虎に翼展。
物語のバックボーンがくわしく解説されていて、とても興味深かったです。

実際に、ドラマで使われた衣装も展示されていました。
やはり、沙莉ちゃんはとても華奢な人のようですね。

常設展も覗いてみました。
明治大学は埴輪と石器、そして昔の刑罰研究が盛んなことがよくわかります。

ギロチンや鉄の処女のレプリカなど、刑罰枠の展示はなかなか強烈でした。
その中でおもしろいと思ったのは、この江戸幕府の警察・司法組織図ですね。

石器のコレクションも、科博に負けないレベルです。

しかし、科博でも思いましたが、これだけの石器を集めて時空間列に分類・分析して。
それで人間のルーツを知ろうとする、ホモサピエンスの探求力には驚くばかり。
これもまた、私たちが地上を席巻した大きな理由のひとつなのかもしれないですね。

KITTEでビールをたのしんで、駅弁に舌鼓を打ちました。

明治大学から御茶ノ水駅までの通りも、ずいぶんと雰囲気が変わったように思います。
昔は、もっと喫茶店やスポーツ用品店があったと思うのですが、いまは楽器屋さんだらけですね。

東京駅についたら、新幹線の発車時間まで駅前のKITTEを散策します。

アサヒビールのお店がよさげで、ついふらふらと入店しました。
平日お昼からマルエフ、最高でしたね。

おつまみのフィッシュアンドチップスも美味、しかもリーズナブルなのに驚きです。
次回もぜひ来ようと、配偶者と誓うのでした。

ほろ酔い気分で屋上に出て、東京駅を眺めながらしばし都会の風に吹かれます。

時計の針が14時を回ったところで、そろそろ帰る時間となりました。
今回の駅弁は、つがる総菜のお魚だらけです。

このお弁当、本当にお魚だらけで大当たりでしたね。
ワンカップの純米といっしょに、とてもおいしくいただきました。

配偶者が買った、おなじつがる総菜のひとくちだらけもナイスです。
味はもちろん、こちらはビジュアルもすてきでした。

ということで、出発時にすこしトラブりましたが、あとはとてもよき東京旅行でした。
そして、とてもリフレッシュになりましたね。
田舎暮らしもよいのですが、たまには都会に風に吹かれるのも悪くありません。
また、暖かくなったころにでも、新幹線でふらりと遊びにいこうと思います。