奥只見を走ってきました。その1

900SSで、奥只見を走ってきました。
昨年もトライしていますが、いろいろな事情で断念したルートです。
今回は入念にオートバイを整備して、ようやく貫徹することができました。
それではその顛末を、3回にわけて書いてみたいと思います。

夏は、ツーリングの季節です。

今年は、例年よりはやく梅雨が明けました。
連日の暑さは体にこたえますが、やはり夏がくるとテンションが上がりますね。
そして、夏といえばオートバイでツーリングです。

ということで、先月の梅雨明け平日月曜日、チラリと走りに行ってきました。
行先は奥只見、昨年9月に走りに行ってクラッチホースが破けたトコロです。
あのときは魚沼往復を画策していましたが、実現できませんでした。
今回は、そのリベンジです。

とはいえ肝心の900SSですが、先日キャブのJNをいじってから乗れていません。
またもやトラブるのも嫌なので、決行の2日前に近場を40kmほど試運転しました。
試運転後、プラグをチェックしてみると、後部シリンダーはいい感じのキツネ色です。

しかし、元よりやけ気味だった前部シリンダーが真っ白でした。

こうなると、JNよりはスロー側の問題かもしれませんね。
取り急ぎ、前部のスローを1/6ほど濃い目にして様子を見ることにします。

日帰りできるのかどうかが読み切れません。

キャブにすこし不安要素はあるモノの、予定通りに奥只見ツーリングを決行です。
この日の福島方面は、雷の心配はあれど終日天気は良いとのこと。
7:30に職場に向かう配偶者を見送って、ガレージからBikeを引っ張り出します。
そして、お約束のメーター撮影ですね。

近所のスタンドでガスを詰めたら、さっそく機上の人になります。
出発時刻は7:54、8時前に出撃できたのがうれしいですね。

さて、今回のルートですが、最初は只見から魚沼、そしてとんぼ返りで桧枝岐と考えていました。
只見から魚沼に抜けるR252は、16年前に通ってるので勝手がわかります。
しかし、魚沼から檜枝岐に抜けるR352が、これがどうにも時間が読めないのです。

このR352、Googleマップでみると、かなりの酷道といった感じです。
ただ、距離は85kmですので、2時間あれば抜けられるとは思います。
念のため、Googleマップでルート検索すると、2時間11分でした。

ただ、この2時間11分は、Bikeが通れない県道50号でワープしたときの時間です。
そして、ネットでR352に関するツーレポを調べてみると、なんとその通過時間は3時間半から4時間とのことで愕然としてしまいました。

通過するのに3〜4時間では、夕方までに帰ってくるのがかなり難しいです。
しかし、本当にそれだけの時間がかかるモノなのか、少し疑問ですね。

ということで、当初はR252からR352のルートを考えていましたが、最初に未踏のR352を攻略して、魚沼についた時点で帰りのルートを考えることにした。時間が押してしまった場合は、高速で村上まで飛んでR113で帰ればなんとかなるでしょう。

桧枝岐村までは、予定通りのペースでした。

ルートが決まったところで、まずは檜枝岐村に向かいます。
ラッシュのR13を抜け米沢までは高速でワープ、そしてR121で会津若松を目指します。
途中の大峠では、行きずりのGSX-Rとランデブーを楽しみました。

出発から一時間半で会津若松着。
これなら、R352&R252のダブルヘッダーも楽勝かと思われました。

しかし、ここから会津田島までが長かったです。
平日の会津西街道は普通に幹線道路で、クルマが多いのですね。
46kmの道のりを、一時間ほどかけて走破しました。

それでも、会津田島までくれば檜枝岐村までは残り53kmです。
会津田島からR289を快走して、R401と合流する南郷町で一発目の給油をしました。

900SSにはガスを、そして私も冷たい缶コーヒーで水分補給します。
そして、再び桧枝岐村に向けて、Bikeを走らせるのでした。

奥只見を走ってきました。その2につづく