2021年 900SS初乗り

900SSの初乗りをしてきました。
当初の予定通り、福島方面をサクッとです。
ちょっとトラブルもありましたが、いい走りができて満足です。

半年ぶりに火を入れました。

私の住む街も桜が終わり、公園にも新緑が芽吹く季節になってきました。

そんな春の週末、ガレージからひさしぶりに900SSを引っ張り出しました。
今年は、雪が消えるのは早かったのですが、なぜか週末になると天気が良くなくて。
そんなこんなで、例年よりもちょっと遅めの初乗りになりました。

エンジンに火を入れるのは、昨秋の桐生ツーリング以来です。
今回も、ドムドムドムと20回ぐらいのクランキングで、サクッと目覚めてくれました。
バッテリーさえ大丈夫なら、半年ぐらい寝かせてもまったく問題ないですね。

オドメーターは、52271kmです。
29年目の今シーズンは、ここから走りを刻んでいくことになります。

走り出す前にオイル交換です。

エンジンに火を入れアイドリングが安定したら、地元のドカ屋さんでオイル交換です。
これも、年に一度の定例行事ですね。

交換してもらっている間も、ドカ乗りがひっきりなしにやってきます。
こんな田舎のどこに、こんなにドカ乗りがいるのかなぁという感じですね。

お店の外には、私の900SSと同年式ぐらいのカレラ4が停まっています。
ポルシェ乗るならこれ一択ですが、900SS以上に手がかかりそうですね。

ドカ屋さんに展示してあった、新生900SSです。

昨年、ネットで発売を知って、久しぶりに欲しいと思えたモデルです。
実機をみたのは初めてですが、やはりなかなかイイ感じですね。
でも、いまの900SSからの乗り換えは、やっぱり絶対にあり得ないという結論でした。

福島方面を走ってきました。

一時間ほどでオイル交換が終わり、いよいよ初乗りです。
時間的なところから、最初は高速で仙台をクルッと一周のコースかなと思いました。
でも、今回は、ひさしぶりに福島方面に行ってみたい気分です。

時刻は14時、ぎりぎり夕方までには帰ってこられるでしょう。
ということで、まずは東北中央道を南下して米沢までワープです。

高速は福島までつながっていますが、米沢から先は片側一車線の長大トンネルです。
これが正直、とてもツマラナイのですね。
今回は、高速ができてからは貸し切り状態と噂されるR13栗子峠を走ることにしました。

栗子峠は、本当に貸し切り状態でした。
誰一人走っていない国道を、ワイドオープンでガンガン登っていきます。
正直言って、ここは新穴場ですね。

ところが、西栗子トンネルを爆走中、突然エンジンがストールしてしまいました。
トンネルの中が寒かったので、アイシングかもしれません。
なんとか惰性でトンネルを脱出し、道端でしばし休息です。

案の定、数分休んだら、何事もなかったかのようにエンジンは始動しました。
やはり、アイシングだったのでしょうか?
でも、道路の温度計は18℃ですから、ちょっと腑に落ちない感じです。

その後、つらつらとR13を東進して、飯坂ICからふたたび高速です。
そして、桑折JCTから相馬に向かいました。
ちなみに、桑折JCTから霊山ICまでは、この日がちょうど開通なのでした。

開通したばかりの高速を走るのは、初めての体験です。
半分パレード状態の高速道路を、のんびりトコトコ走りました。

パレード状態だったのは霊山ICまで、そこから先は、ほどよい交通量の快速路です。
再びワイドオープンで相馬を目指すも、またもや失速してしまいます。
もちろん、数分すると直るのですが、なんなのかなぁという感じですね。

相馬からは、常磐道で仙台を目指します。
この相馬から仙台にかけての常磐道が、なかなかいいのですね。

この区間、片側一車線でも流れが早くて快適です。
あとは、右手に太平洋がみえるのがいいですね。
同じ浜通りの街道でも、R6とは景観的なところで雲泥の差があります。

遠くを行くフェリーや貨物船を眺めながらの走りは楽しいですね。
基本的に下道派の私ですが、ここだけは絶対に高速の方がお勧めです。
そして、あっという間に仙台に到着しました。

それで、常磐道でも、やっぱりエンジンが止まってしまいます。
どうも、アクセルを全開にするとストールしてしまうようですね。

ということで、アクセル開度はほどほどに、だましだましBikeを走らせます。
仙台南道路から東北道にスイッチして、菅生SAでコーヒーブレイク。
ここまで210km、3時間ほどの走りで、ちょうどいい感じですね。

のんびりコーヒー飲んだあとは、山形道にて帰還しました。
エンジンがストールすることを除けば、とても満足の初乗りになりました。

GWにやることができました。

今回のストールの原因は、キャブの汚れだと思います。
そもそも、昨秋の桐生ツーリングのときから変なところがありました。
たとえば、高速をガンガン走った後だと、アイドリングが落ちないのです。

たぶん、JNあたりに汚れがこびりついて、うまく作動していないのでしょう。
アクセルを全開にしたときも、規定よりもガスが濃くなるのだと思います。
それで、一時的にカブってしまうのでしょうね。

もう20年近く、900SSのキャブは開けていません。
若いころは、オフシーズンには必ずキャブの分解掃除をしていました。
でも、結婚して家庭を持つと、なかなか時間が取れなくなりますね。

ほったらかしにしていた宿題のツケが回ってきたという感じでしょうか。
ということで、今年のGWは、900SSのキャブオーバーホールで確定です。

その日の夜は、ペアスローブもメンテナンスしました。
気づけば、こちらもかなりのロングランです。

Bikeはともかく、革ジャンぐらいは新調したいなぁという想いもあるのですが。
でも、デザインが新しすぎてピンとくるモノがないですね。
しばらくは、ウェアもこれで頑張りたいと思います。

いずれにしても、いい初乗りになりました。
次回はBikeを万全にしてリベンジ、懐かしのR115を走りたいと思っています。