早起きライフは快適ライフ
ここ一年、とても早起きになりました。
でも、若いころはずっと、夜更かしの朝寝坊体質でした。
この夜更かし体質は、永久に変わることはないと思っていたのですが。
いまは、早起き自体が楽しくて、自分でもこの変化にびっくりです。
朝の5時には活動しています。
ここ1~2年ぐらいで、かなりの早起き体質になりました。
起床するのはほぼ4時半前後、5時には本格的に活動開始です。
サラリーマン時代は6時半起床でしたから、ずいぶんと早く起きるようになりました。
早起きになったきっかけは仕事です。
いま、私は在宅でコールセンターのオペレーターをしています。
毎日、センターのシステムに自宅のPCをVPNで接続して業務を行っています。
ところが、このVPN、少し前まで調子がいまひとつだったのですね。
安定した環境で仕事をするために、なんどか再接続をする必要があったのです。
朝早いほど良い環境が手に入りやすいこともあり、だんだんと早起きになりました。
その後、VPNの問題は解決され、早起きの必要はなくなったのですが。
気がついたら、朝寝坊ができない体質になっていました。
いまは、毎日の早起きが、とても快適だったりします。
いろいろなことが、効率よくたくさんできます。
なんといっても、早起きのメリットはこれに尽きますね。
俗にいう、三文の徳というヤツです。
たとえば、私の場合、まずは朝の4時半に起きて業務用のPCを立ち上げます。
そして、受電順番のトップを取ります。
これで、最初の一本を取るまでの待ち時間がゼロになります。
まさに、地で行く早起きは三文の徳ですね。
受電の準備は、15分ぐらいで終わります。
そのあとは洗顔と洗濯、そして犬の散歩ですね。
朝の6時前ですと、人やクルマの往来も少なくて、快適に散歩ができます。
散歩から帰ってきたら、今度は掃除機がけ。
あとは、洗濯物を干したり玄関を拭き掃除したり。
途中、テレビ体操もします。
6時25分からのテレビ体操、これまた気持ちよかったりするのですね。
その頃には配偶者も起きてきて、朝食の準備をしてくれます。
そして、7時過ぎに朝食になります。
朝食のあとはコーヒーで一息ついて、その頃にようやく息子が起きてきます。
食器を洗い配偶者や息子を送り出したら、もうひと仕事です。
こちらは、曜日ごとにメニューが違います。
- 月曜日:リビングの上拭き掃除
- 火曜日:リビング以外の上拭き掃除
- 水曜日:お風呂掃除
- 木曜日:トイレと2階部分の床拭き掃除
- 金曜日:1階部分の床拭き掃除
結局、家の掃除ですね。
おかげで、家の中はいつもピカピカです。
そして、8時半にはPCの前に鎮座します。
ゆっくりメールチェックなどをしながら、9時からの業務に備えます。
週末の時間が増えました。
ちなみに、これまで家の掃除は、すべて週末にまとめてしていました。
もちろん、配偶者と手分けしてですが、これがまとめてとなると2時間ちかくかります。
この、2時間ちかくの掃除からの解放が、とても嬉しいですね。
いまは、週末にどこかに出かけるにしても、朝一で出発です。
もちろん、家の掃除が翌週に持ち越しになることもありません。
なんといっても、精神的な開放感が最高ですね。
これで、心の底から休日を満喫することができます。
もちろん、週末も早起きです。
起きてすぐ、Bikeでその辺をひとっ走り、そして帰宅しても、まだ朝の8時前だったりします。
そこからゆっくりと朝食をとって、コーヒー飲みながらテレビをダラダラと観て。
昼過ぎに買い物にいって、そのあと庭の手入れをして。
それらが終わっても、まだ16時前だったりします。
あまりにもやることがないときは、18時前には入浴して夕飯です。
そして、ネットなどを眺めつつ21時ごろに就寝、そして翌日も早起きですね。
早起きすると、一日が長いです。
これがまた、早起きの大きな魅力ですね。
思いっきり夜更かし体質でした。
しかし、そんな私も若いころは、完全なる夜更かし体質でした。
中学生の頃から、ラジオの深夜放送を聴くようになったのが大きいですね。
平日で0時、鶴光のオールナイトニッポンがある土曜日などは朝の3時がデフォルトです。
日曜日は、昼近くまで寝ているのが当たり前でした。
この夜更かし体質は、大学生のときに極まります。
最終的には、夕方の17時に起きて朝の5時に寝るといったあり様でした。
よくあれで、留年もせずに卒業できたモノだと思います。
社会人になってからも、この夜更かし体質は変わりませんでした。
また、あの頃は残業もガンガンしてましたので、帰宅自体がいつも22時過ぎです。
休日は寝だめということで、いつも昼過ぎまで爆睡でした。
そして、30代で結婚してからも状況は変わりません。
毎晩、配偶者と夜遅くまで遊んでいました。
たまに、0時前にベッドに入れば、その日は超早寝なのでした。
そもそも22時ぐらいなら、その日はまだまだこれからという感じでしたから。
よくあんなに起きていていられたモノだと、自分のことながら感心してしまいます。
あの頃は、深夜の方が体調が良かったですね。
学生の頃は、夜中に勉強した方が効率が良かったです。
息子が生まれて状況が一変します。
敬愛する五木寛之先生のエッセイに、先生の夜更かしぶりを紹介したモノがあります。
なんでも先生は、昼夜逆転の生活を何十年と続けているとの由。
そして、それが健康の秘訣とまで言い放っておられました。
夜更かし体質だったころは、このエッセイにいたく勇気づけられたモノです。
そして私も、この夜更かし体質で健康を維持するのだと、そう固く信じていました。
ところが、そんな夜更かし体質は、息子が生まれて一変します。
彼が生まれて一年を待たずして、夜更かし体質は完全に矯正されました。
0歳児の息子を、いつも20時ぐらいからベッドで寝かしつけていました。
そしてまもなく、息子に引きずられるように寝落ちするようになったのです。
あっという間に、私の夜更かし体質は改善されました。
これには、自分でも驚きましたね。
もし、夜更かし体質を直したいのなら、小さな子どもと一緒に生活するが最速だと思います。
深夜にやりたいことがなくなりました。
ということで、夜更かし体質から脱してまもなく17年です。
息子が生まれてからは、遅くても夜は0時には寝て、朝は6時半に起きる生活です。
そして最近は、夜は22時前に寝て、朝は4時半起床です。
そもそもが、朝寝坊のできない体質になっています。
たまの休日に、ベッドでうだうだするときもあるのですが。
しかし、そんなときでも8時すぎまで寝ていることができません。
家族からは、もうお爺ちゃんだねといわれる始末です。
でも、早寝早起きになったのは、肉体的な変化によるモノだけではありません。
実は最近、夜にすることがなくなってきているのです。
若いころ、深夜というのはスペシャルでした。
家族が寝静まり、いよいよ自分だけの自由な時間が到来です。
深夜のテレビ番組にラジオ放送、本を読んだり音楽を聴いたり、あるいはネットで遊んだり。
とにかく誰にも干渉されず、やりたいことにのめり込める最高のひとときだったのです。
ところが最近は、夜更かししてまでのめり込みたいコンテンツがないのですね。
それよりも、爽やかな朝の空気の中、Bikeで走ったり犬と散歩する方が楽しいです。
要は、私の心の持ちようが変わってきているのでしょう。
若いころは、いろいろなモノを体感したり吸収することが最優先でした。
しかし、いまは毎日毎日を、丁寧に暮らしていくことが大切だったりします。
この変化が、加齢によるモノかどうかは分かりませんが。
いずれにしても、すべてを自然体で受け入れることが大切ですね。
もしかすると、私もまた夜更かし体質に戻るときがくるのかもしれません。
ただまぁ、それはそれとして、いまは早起きライフを満喫したいと思っています。