携帯乗り換え顛末記
約6年ぶりに、携帯電話のキャリア(通信業者)を変更しました。
後学のため、ここに記録しておこうと思います。
きっかけは、いつもDMです。
先日、ポストに楽天モバイルのDMが入っていました。
いつもなら、この手は即行でごみ箱行きなのですが。
今回は一年間無料という文字が目に留まり、思わず手に取って読んでみました。
内容を確認すると、なんと楽天モバイルは1GB/月までならタダなのですね。
1GB/月未満ユーザーの我が家にとって、これは聞き捨てならない情報です。
さっそく、乗り換えを検討するべく、いろいろと情報を集めました。
ちなみに、我が家は長らくDMM mobile を愛用していました。
格安SIM元年の2015年当時、1GB/月のプランだと、ここが最安値だったからです。
おかげで、月に3万円近かったスマホ代は、家族3人で数千円レベルまで激減しました。
ついでに、自宅の光回線もDMM光に変更して、ますます格安にしていました。
しかし、2019年にDMMは突然、モバイルと光回線事業から撤退してしまいます。
事業は、すべて楽天が引き継ぐ形になりました。
もちろん、事業が譲渡されても、今まで通りの契約内容で利用はできます。
でも、これではサービスのアップデートなどは期待できませんね。
ということで、携帯会社の乗り換えは、ここ数年の課題なのでした。
そんな折のこのDM、とても魅力的ですね。
しかし、結論からいうと楽天モバイルには乗り換えができないのでした。
OCNモバイルが最適との結論になりました。
楽天モバイルにできなかった理由はただ一つ、手持ちのスマホが対応していないからでした。
私の愛用するHUAWEI Mate10Lite は、楽天モバイルでは使えないのです。
使えない理由は不明ですが、とにかくこれではお話になりません。
これでハードも買い替えるのでは本末転倒になってしまいます。
また、楽天は通信エリアが狭いのも不安要素ですね。
地方に住む者にとって、ここはシビアな部分です。
ということで、楽天モバイルは見送りになりました。
そして、いろいろと検討の結果、今回はOCNモバイルにすることにしました。
OCNモバイルにした理由は、以下の通りです。
- 1GB/月のコースがある。(しかも、最安値)
- 通信網がdocomo。
- これまでのスマホが使える。
特に、1GB/月のコースがあるのが大きいですね。
在宅の私は、これでも余らせてしまうぐらいです。
最近は、3GB/月からの業者ばかりでしたから、これは嬉しいですね。
もちろん、使わなかった分は翌月に繰り越しです。
これで、税込み770円/月、OCN光の契約があれば、570円/月ですから破格ですね。
いまのDMMよりも、1人あたり800円/月も安くなりますから、これはもう乗り換えです。
善は急げということで、さっそく申し込みをすることにしました。
ものすごいキャッシュバックでした。
申し込みは、ネットと店舗のどちらかになります。
店舗ですとその場でSIMが渡されるので、スマホが使えない空白の一日がありません。
仕事でスマホが必須の私には、空白なしの店舗オプションはありがたいですね。
ちなみに、DMMはすべてがネット完結でした。
それと比べると、店舗で手続きできるOCNは、さすが老舗という感じです。
私の住む街では、レンタルショップのゲオで取次ぎをしているようです。
まずは、DMMのサイトからMNP番号を取得して、お店に向かいました。
お店には、専用のカウンターが準備されていました。
店員さんに契約したい旨を伝えると、すぐに手続きが始まります。
まずは、渡された紙に住所氏名、携帯番号、そしてMNP番号を記入ですね。
あとは、身分証明書とクレカを提示すると、店員さんが手続きしてくれます。
途中、署名が3回ぐらいありました。
この辺りは、いかにもNTTグループという感じですね。
最後に、店員さんがSIMの入れ替えをしてくれて、無事に契約は完了です。
ちなみに、ゲオで契約すると、キャッシュバックのサービスがもの凄いです。
具体的には書きませんが、まぁ一契約で数万円ですね。
今回は家族で三契約だったので、正直ウハウハでした。
このサービス、本来はスマホのハード代をゲオが肩代わりしてくれるモノのようです。
そして、すでにハードがあれば、これを利用してキャッシュバックが受けられるのですね。
詳細は割愛しますが、なんとも太っ腹な施策です。
ちなみにこのサービス、どこでも受けられるモノではないようです。
興味のある方は、店舗などに直接確認をしてください。
モバイルが終わったら、今度は光を契約です。
SIMを入れ替えたスマホの電源を入れると、最初にAPNの設定画面がでてきます。
そこで、DMMからOCNに切り替えれば、設定は完了ですね。
普通は、これで問題なく使えるようになります。
ただ、今回はデフォルトのAPN名が違っていて、最初はうまく通信ができませんでした。
これについては、APN名を新プランのモノに変更すれば解決です。
OCNのトラブルシュートのサイトで解決できて、一安心しました。
契約から数日すると、OCNからお便りが届きます。
そこには、各種IDやパスワードが書いてあるので大切に保存ですね。
OCNと契約すると、契約ごとにOCNのメールが付与されます。
このアドレスは、今後ポータルサイトに入るときのIDになります。
アドレスとパスワードは変更できるので、自分好みのモノに換えておきましょう。
さて、モバイルの契約が終わったら、次は光回線の乗り換えです。
光回線もOCNにすることで、一契約あたり200円のモバイル割が適用になるのですね。
家族3人で600円/月の割引ですから、スルーするわけにはいかないです。
まずは、DMMから事業者変更承諾番号を受け取ります。
こちらは、電話からの申し込みになりますね。
電話口で、本人確認と注意事項の説明の後に、承諾番号を教えてもらいました。
時間にして、10分少々です。
その後は、OCNに電話をして申し込みの手続きです。
こちらも、10分少々で完了しました。
仕事で使っている追加の電話番号も、問題なく引きつげました。
これができないと、しばらく仕事がお休みになるので助かりましたね。
OCN光を申し込んで三日後に、IDとパスワードが送られてきました。
あとは、指定された工事日までに、認証IDとパスワードを変更すればOKです。
思いの外、サクッと変更できて拍子抜けするほどでした。
モバイルと光の契約を連携させて完了です。
ここまできたら、あともうひと踏ん張りです。
最後に、モバイル割の申し込みですね。
モバイル割は、こちらのサイトから申し込みになります。
この申し込みサイト、通常のポータルサイトにはリンクがありません。
私は検索でみつけましたが、ちょっと不便ですね。
ただ、リンクさえみつかれば、あとは簡単ですね。
光を契約しているIDでサインインして、そこにモバイルの契約を登録します。
数日すると、モバイル割が適用になりますね。
適用されたかどうかは、光契約のポータルサイトで確認ができます。
これで、ようやく希望通りの契約になりました。
MNP番号の取得から2週間、まぁまぁというところですね。
ちなみに、光回線の料金は、これまでのDMMとほぼ同じです。
ただ、DMMと違ってOCNは3年縛りの契約になりました。
今後は、3年ごとの契約更新月以外に解約すると、2万円の違約金が発生します。
結局、3年縛りで、2,000円/月の料金ダウンということですね。
縛りなしであの料金だったDMM光は安かったですが、トータルでは十分に元は取れます。
また、OCNの光回線契約で、3万円のキャッシュバックがあるのもうれしいですね。
あとは、3年後の更新時に契約を続けるかどうかを検討したいと思います。
なお、モバイルも光も、回線は爆速で非常に安定しています。
OCNモバイルの新プラン、月に1GBも使わずの人には超おすすめですね。
ぜひぜひ、ご参考いただければと思います。