中居正広氏とフジテレビについて 続編
昨日書いた記事の続きです。
ここにきて、文春が記事を訂正しましたね。
前提がかなり変わったので、あらためて続編を書きたいと思います。
X氏を誘ったのは中居氏本人でした。
中居氏の女性トラブルについて、文春が記事を訂正しましたね。
結論からいうと、X氏を食事に誘ったのは中居氏本人というコトです。
当初、X氏をハメたように書かれていたフジのA氏は無関係でした。
これについては、昨日私がブログに書いた疑問の通りでしたね。
やはり、【使われる側】が【使う側】の人事を左右するなど、ロジックとしてあり得ないのです。
そもそも、本気でその手の接待をするのなら、通常はプロの情婦をアテンドするでしょう。
あとあと絶対にトラブルにならないように、すくなくとも私だったらそうしますね。
そこに、情婦としては素人以下の自局の女子アナをあてがうなど、人権問題以前の話です。
常識的に考えて、ここは文春の勇み足のような気がしますね。
それでも、文春は5月のBBQからの延長という主張ですが、さすがにこれは弱いです。
証言もX氏本人のモノではありませんし、たとえ記事の通りでも上納とまでは言えないでしょう。
ヒロミ氏などの証言からも、5月のBBQは一般的な懇親会だと思います
そこで、中居氏とX氏が個人的に近しくなったと考えるのが自然ですね。
フジの経営陣は、やはりポンコツだと思いました。
それにしても、昨日のフジの会見は無様でしたね。
そして、あらためて、フジの経営陣はポンコツだと思いました。
当初から、フジはA氏の関与を否定していました。
そして、実際にそうだったのですから、そこはもっと強く主張するべきだったでしょう。
第三者委員会であらためて調査することを前提に、毅然とした態度で臨むべきでした。
それを、あんな弱腰ではなめられてしまって当然ですね。
企業のトップであるなら、なによりも胆力が必要です。
そうでなければ、会社や社員を守ることなどできません。
ところが、あの社長には、いまひとつビシッとしたモノが感じられませんね。
長らくナアナアの制作現場にいたので、泥臭い交渉や駆け引きに慣れていないのでしょうか。
当初から逃げ腰で、そこがすべての敗因のような気がします。
次期社長には、ぜひアグレッシブに対応してほしいですね。
そうすれば、フジは間違いなく復活すると思います。
もうひとつの疑問は消えないままです。
それにしても、どうして中居氏はX氏に手を出したのでしょう。
ここだけは、本当に疑問ですね。
個人的には、50歳にもなって何をやっているのだという感じです。
ただ、男やもめの50歳は、寂寥しやすいトコロでもありますけどね。
とにかく、中居氏は完全に虎の尾を踏んでしまいました。
X氏が、性的行為に対して免疫がなかったのは確かだと思います。
たぶん、フリーズ状態でされるがまま、とても怖くて悔しかったコトでしょう。
挙句、中居氏は同意があったとの認識のようですから、なんともやるせないですね。
中居氏といえば、震災におけるお忍びのボランティア活動が有名です。
でも、それはそれ、これはこれですね。
彼には、性的なトコロで女性蔑視の感覚があったのかもしれません。
それは、一行余計だった1月9日の謝罪文からも、うかがい知れるような気がします。
いまは、夫婦間でも同意のない性的行為は犯罪ですからね。
このあたり、相手を尊ぶ視点にたてば、当たり前の話でしょう。
それにつけ、中居氏についてはなんとも残念至極のひとことですね。
そして、完全にとばっちりを受けたフジは、やはり脇が甘すぎです。
そのあたりを踏まえて、しっかりと企業コンプライアンスを構築してほしいですね。