BDST38オーバーホール記(1) 復活への下ごしらえ
昨年の10月で作業が止まっていた900SSキャブレター修理の続編です。
今年の4月に作業を再開して、どうにか形になりました。
それでは、その顛末を3回に分けて書きたいと思います。
パーツの修復と清掃を納得するまで行いました。
今回、キャブレターの連結を外すにあたって、どうしても修復したい箇所がありました。
それは、燃料ホースを接続するTジョイントです。
こちらのフランジが、一部欠けているのでした。
もちろん、欠けていたトコロで大きな影響はないのですが、気になるコトは気になります。
これについては代替品がどうしても見つからず、プラリペアで修復しました。

次に、煤だらけのバルブガイドをキレイにします。
すこし引っかかりがあったピストンバルブも、これでスムーズに動くようになりました。

チョークも、納得がいくまでキレイにします。

ジェット、そして本体の穴という穴にキャブクリーナーを吹き付けてエアで吹きます。
一番詰まっていたのは、初めて外したエアジェットでしたね。

こちらが、掃除したあとのエアジェットです。

穴の大きさが、全然違いますね。
これはちょっと、期待が持てそうです。
TDR850のリペアパーツを流用します。
各種パーツも、可能な限り新しいモノに交換します。
このキャブはヤマハTDM850と同じですから、そのリペアキットを流用しました。
とはいえ、そこは中国製です。
使えるパーツとそうでないモノを見極めながらの流用ですね。
たとえば、JNなどはテキトーすぎる作りで、これについてはこれまでのモノを流用です。

JNをバルブガイドに取り付けます。
向きを間違えないように、外した時の写真を確認ながら組み立てました。

本体への取付も、基本差し込むだけです。

パッキン類も、すべて新品に交換しました。

ジェットの台座を取り付けて、JNを固定します。

Oリング類も、すべて交換していきます。
このように並べてみれば、ヘタっているのが一目瞭然ですね。

あとは抜けもれなく、ただひたすらジェット類を組み立てていくだけですね。
フロー室まで組み立てました。
スロージェットは、今回準備したリペアパーツのモノに交換しました。

ダイヤフラム内のジェットも、忘れずに取り付けます。

取り外すのに苦労したエアジェットも、無事に取り付けることができました。

エアスクリューも新品にします。
今回の交換で、左右が同じ仕様になりました。

フロートまで組み立てれば、ゴールはもうすぐです。

カバーと共締めになるスロットルワイヤーの台座も磨き上げました。

フロー室のパッキンも、新品に取り換えます。

フロー室が完成したら、次はダイヤフラム側を組み立てていきます。
BDST38オーバーホール記(2) ダイヤフラム交換と再連結は、こちら。



