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雑記

浜田省吾の一ファンとして

投稿日:

世代的な部分も含め、浜田省吾さん、通称ハマショーのファンの一人です。
この人の楽曲はいま聴いてもまったく色あせない、まさに日本ロックの古典ですね。
そんな、ハマショーとの出会いや楽曲への想いなどを、つらつらと書いてみたいと思います。

出会いは、大学一年生のときでした。

ハマショーとの出会いは、大学一年生のときでした。
サークルの先輩から、J-BOYのダビングを頼まれたのがきっかけです。

その先輩は、筋金入りのハマショーフリークでした。
そして発売されたばかりのJ-BOYを、これまた世に出て間もないCDで購入したのでした。
しかし、その先輩はまだ、CDプレイヤーを持っていなかったのです。
そこで、小生意気にもプレイヤーをもっていた私がダビングを頼まれたのでした。

はじめてみるハマショーのアルバムジャケット。
長髪にグラサンの彼は、ジャケットから1970年代のオーラをビシバシと放っていました。
当時、1980年代の男子100%だった私は、それだけでドン引きでした。
また、楽曲も正直辛気臭いばかりで、一体これの何がいいのか、皆目理解不能でした。

しかし、そんな私は少数派でした。
CDが手元にあるなら俺にも私にもということで、ダビングの依頼がひっきりなしです。
1986年当時、カセットへのダビングは1倍速で行うモノでした。
ということで、意図せずハマショーのJ-BOYを聴き込むことになったのです。

それで、何度も聴いているウチに、なんか悪くはないんじゃないかと。
ミイラ取りがミイラになるではありませんが、自分用にもひとつダビングしておきました。
ただ、そこからハマショーを聴き込むようになるまでは、もうしばらく時間がかかります。

二十歳を過ぎたあたりからハマり始めます。

ハマショーを聴き込むようになったのは、二十歳を過ぎたあたりからです。
大学も三年生になり、そろそろ人生の具体的な風景が見え始めてきたころでした。

もともと、不本意な大学進学でした。
華やかな都会とは真逆の、冬は雪が降り積もる湿気た田舎の男ばかりのキャンパス。
己のちっぽけなプライドひとつ満たされないまま、ふてくされているウチに就活の季節です。
かつて思い描いた場所には遠く及ばないところへの着地が、現実として迫っていました。

結局、挫折からいくら目をそらし逃げ回ったところで、どうにもならないということですね。
そんなところに、ハマショーの楽曲がグサグサと突き刺さったのです。
ついに、1980年代ボーイの私にも、ハマショーの神が降臨。
前述のJ-BOYだけでは飽き足らず、過去のアルバムなどをレンタルして聴きまくりました。

究極の負け犬ソングです。

こんな事を書いたら、ハマショー本人やコアなファンから怒られそうですが。
でも、ハマショーの魅力はやはり、数々の負け犬ソングの泣き言にあるかと思います。

まずは、すべてがうまくいかないことからくる怒りですね。

いつか奴等の足元に BIG MONEY 叩きつけてやる(MONEY)
時に理由もなく叫びたくなる 怒りに(J-BOY)
何もかもみんな爆破したい(MONEY)

しびれますね。
これはもう、野獣死すべしの大藪春彦の世界観です。

とにかく、モヤモヤとした不満を抱えた身には、これらの歌詞はカタルシスですね。
この部分でハマショーにハマる人も多いのではないのでしょうか?
もちろん、私もその一人です。

そして、怒りのあとは失望がやってきます。

あの娘は青い目の若い兵隊と
五月に行っちまった カリフォルニア

この、いつかもうすぐのオチなど、やるせなさマックスですね。
路地裏の少年における挫折と失望も、とっても素敵です。

あれは おれ16 遠い空を憧れていた路地裏で
あれは おれ18 肩すぼめて待ち続けた路地裏で
あれは おれ21 細い肩を抱きしめていた路地裏で
いまは おれ22 初めて知る 行き止まりの路地裏で

この曲の展開に、98%の人は共感するモノがあるのではないのでしょうか?
夢打ち砕かれる現実を、これだけ端的に歌い上げている曲はないと思います。

また、ハマショーといえば、これでもかというほどの失恋&片想いソングですね。
たとえば、もうひとつの土曜日とか、あるいは、そのまんま片想いとか。
彼女はブルーなども、意気地のない男の女々しさがよく表現されている傑作だと思います。

さえない男だった私も、これらの曲に心えぐられました。
ゴールデンボンバーの女々しくても良いですが、切なさのレベルはけた違いですね。

そして、これら負け犬ソングの集大成として、たらればソングがあります。

もし15歳のあの夏に戻って そこからもう一度やり直せたら
どんな人生送るだろう?

この君と歩いた道とか、いまさら15歳に戻ってどうするのって感じですけどね。
そしてラストダンスとか、究極にたらればです。

「もういちど やり直せたら…」
馬鹿だぜ そんな話は もう止めよう
僕が 僕である限り
何度 やっても 同じことの繰り返し

これら数々の負け犬ソングは、悶々とする若かりし私の心にしみ入りました。
そして、やさしく寄り添ってくれました。
これにどれだけ救われたか、いまもなお感謝ばかりです。

やはり、実体験は強いですね。

ウィキなどでハマショーの経歴を確認すると、それがそのまま曲になっているのに驚きます。
なるほど、それゆえに、あれだけベタな歌詞でも強烈な説得力があるのですね。
やはり、実体験は最強だと、あらためて認識するばかりです。

個人的には、J-BOYより前の、若い頃の作品が好きだったりします。
あの、屈折した打ちひしがれ感は、やはり若さならではのモノでしょう。
ただ、尾崎豊ともちがって、ハマショーのそれには骨太感がありますね。
そして、彼のウェットな歌声が、あの世界観にマッチしていて最高です。

最近は、ハマショーをYouTubeで鑑賞することが多くなりました。
こちらのJ-BOYなど、間奏のギターやサックスが格好よすぎて凄いです。

そして昨年、こちらのライブDVDを購入しました。

2019年の年初に行われた、チャリティコンサートのライブDVDです。
往年の名曲が、ハマショーの弾き語りと、いつものライブメンバーの演奏で楽しめます。

驚いたのは、まったく衰えを感じさせないハマショーのパフォーマンスですね。
御年67歳、素晴らしすぎて感嘆しました。
声にもますます渋みがかかり、至極のライブDVDです。

気づけば、私も遠くまで歩いてきました。
もはや、ハマショーの負け犬ソングで、カタルシスを得るような歳でもありません。
でも、やっぱりハマショーはいいですね。
聴けば、若かりし頃の想いに胸がきゅんとなり、心が軽くなるような感じがします。

そんな私の、今も昔も変わらないハマショーフェイバリットは、19のままさですね。

今もあの娘 長い髪のままかな
僕はほら ネクタイしめて
僕が僕じゃないみたい

私のあの娘も、まだ長い髪のままでしょうか?
私は浪人はしませんでしたが、あの19のときのキラキラ感は、とても共感できます。

ということで、今宵もウィスキーのグラス片手にハマショーのライブDVDで至福のひととき。
じみじみと、お正月休みを楽しもうと思っています。

-雑記
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