続々Bike修理
楽天でポチして3日目に、待望のガスケットが届いた。
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スリーボンド製のガスケット。締結すると中から液体パッキンの成分が滲み出るとの由。 でも見た目はただの蝋紙の体である。
ガスケットを切り出す前に、ケースに残ったガスケットを剥がす。
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ベリベリと剥がしていくものの、どうしても一部が残ってしまう。 ネットによればブレーキクリーナーで脱脂するのが有効とある。 でも、CRCの方がより剥がれるようだ。そして、それでも残った部分はカッターでケースに傷をつけないように慎重に剥がしていく。 秋の夜なべ仕事、でもこれはこれでカサブタを剥がすに通じる楽しさだ。(笑)
古いガスケットを剥がしたら、今度は型紙作り。ネットだとスタンプ台で型を取るとあるが、生憎スタンプ台はない。 代わりに朱肉でトライしてみるが、上手く型紙に転写してくれない。
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もっと他に良いモノはないか、自宅をいろいろ探してみるに息子の部屋で墨汁を発見。
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これにてようやく、型を転写する事ができた。
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型を転写したらカッターで切り出していく。 ネットによればデザインカッター、穴はポンチで仕立てるとの事だが、コツを掴めば普通の工作用カッターひとつで十分である。
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コツは新品のカッター刃を使う事、これに尽きる。 学生時分、児童文化研究会で影絵シートを作った時のノウハウだ。型紙を基に、ザクっと30分でガスケットを切り出す。 一見大変そうだが、まぁかつての影絵シートと比べれば楽勝の作業である。
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ケースと合わせてみるに、なかなかいい感じ!
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最後に、ケースとエンジンの端面をオイルストーンで軽く磨いて自作したガスケットをかませてケースを取り付ける。
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ガスケットがズレないように慎重にケースを取り付けていく。 何とか、上手い具合に取り付いた!
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最後にクラッチシリンダやオイルラインを元に戻して、取り急ぎ作業終了。
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ガスケットから液体成分がでてくるまで、しばらく養生。 さて、これでオイル漏れが直るのかどうか?試運転をもって、いよいよBike修理最終章である。
最終章に続く