国見サービスエリアの防塁カレー

カツカレーが大好きです。
そんな私に、お気に入りのカツカレーができました。
今回は、そんなボリューム満点のカツカレーを紹介したいと思います。

東北道の国見サービスエリアで出会いました。

息子が福島の大学に進学して、福島方面まで出かけることが多くなりました。
その道中、国見サービスエリアの上り線で、あつかし山防塁カレーをいただきました。
このカツカレー、いまちょっとハマっています。

ぶっちゃけ、高速道路のサービスエリアでよくみかける類のカツカレーですけれど。
おもしろいのは、トンカツと鶏のから揚げが交互に並んでいるところですね。
それを、国見にある国の史跡の防塁に見立てて、このネーミングになったらしいです。

サービスエリアのある福島県国見町は、鎌倉幕府と奥州藤原の激戦地。
史跡になっている防塁は、そのときにできたモノのようですね。

一口食べてみれば、そのカツと唐揚げとカレーのジャンクなハーモニーが素晴らしいです。
サービスエリアのカツカレー数あれど、私が知る限り、これがナンバーワンですね。
とにかく、虜になってしまいました。

カツカレーは、サラリーマンの心のオアシス

これを初めて食べたのは、今年の4月でした。
このときはデフォルトのワンプレート仕様で、より迫力が感じられます。

社用車が集う平日のサービスエリア。
あるいは、出張帰りのサラリーマンでごった返するターミナル駅のカレーショップ。
そのようなシーンで、小腹を空かしたサラリーマンの胃袋を満たしてくれるカツカレー。

脂っこいカツや唐揚げに、業務用のルーを溶かしだけのような脂っこいカレーをぶっかけて。
これを、炭水化物の雄である白飯で中和して一気にかっ込みます。
一食1000kcal越えという暴力的なスペックで、食する者を禁断の快楽に誘うカツカレー。
正に、ジャンクの中のジャンク食品だと思いますね。

もちろん、この防塁カレーも例外ではありません。
カレーのスリートップである、じゃがいも、人参、玉ねぎたちがひとつも入っていない潔さ。
ラッキョウに福神漬けという付け合わせも完璧で、正にカツカレーの王道仕様です。

しかも、特筆すべきは、これにミニサラダがついていること。
殺伐としたジャンク食の中の一抹の爽やかさが、このカレーの魅力を2割増しにしていますね。
これだけパーフェクトなサービスエリア系カツカレーは、なかなかないと思います。

ただ少し残念なのは、お値段が一食1,200円と、こちらもすこし暴力的なところですね。
でも、カツカレー好きなら絶対に満足できる内容だと思います。

防塁カレー以外にも、魅力的なメニューがあります。

この国見サービスエリアは、ホルモン定食も素晴らしいです。

なんといっても、ホルモンの下に敷かれたもやしの量が圧巻ですね。
もちろん、お味の方も期待を裏切らない内容で大満足です。

ということで、しばらくは国見の通過が悩ましいことになりそうです。
いまのところは、防塁2回にホルモン1回のルーチンを予定していますね。
そしてダイエットが気になるときは、米沢周りで福島に出ようと思っています。