スーパーカブが楽しい
ハマっています。
7月にカブが復活して、2ヶ月が経ちました。
復活してからの走行距離は1000km、ほぼ毎日乗っています。
もはや、蔵王温泉は週一ペースですね。
昭和チックな温泉街に、カブがよく似合います。
ただでさえ気持ちの良い蔵王温泉。
カブだと、それもまた格別ですね。
面白さの理由がわかってきました。
結論からいうとスピードですね。
これがカブの最大の魅力だと、2ヶ月のって分かってきました。
一般的に、乗り物によって風景の見え方は異なります。
クルマから見る風景は、部屋の窓からの風景に似ていますね。
これが列車や飛行機になると、TVや映画のスクリーンです。
乗り物が大きく立派になるほど、車窓から見る風景は現実離れするように思います。
そして、風景が一番リアルに見える乗り物はオートバイですね。
てか、見えるも何も、風景の中にまんま存在できるのがオートバイの魅力です。
ところが、同じオートバイでもスピードによって風景の見え方が違うようです。
カブに乗ることで、このことに気づかされました。
大型Bikeの巡航速度は下道で70~80km/h、高速なら100km/hを超えますね。
このぐらいの速度になると、いくらオートバイとはいえ、目に入る風景や土地の匂い、聞こえてくる音や温湿度感といったものが停車時とは異なってくるのです。
対して、カブの巡航速度は50km/h前後です。
この速度ですと、全身で感じるリアル感が、非常に濃厚なのですね。
多分、これが私をはじめ多くの人が原付二種にハマる理由なのでしょう。
これでロングをしたらどうなるのでしょう?
スピードが出ない分、走りの濃度が高いカブは、単に街中を走るだけでも面白いです。
大きいBikeでは入り込めないような路地の探検など、もう最高ですね。
勿論、大きいBikeで長距離をドカンといった走りは、とても刺激的です。
でも、カブのミクロな走りも、これはこれで楽しいですね。
先日は、息子が通う高校まで出かけてきました。
ちょっと古めの校舎とのコントラスト、この歳になると郷愁を感じますね。
来月は、往復600kmのロングをカブで走る予定です。
ドカなら日帰りの距離ですが、一体どんな走りになるのでしょう。
今から、とても楽しみです。