転職することになりました。

転職することになりました。
来月から近所のシステム会社で、派遣社員として働きます。
この歳になっての再就職は精神的にキツイものがありましたが、まぁなんとかです。
それでは、その顛末をつらつらと書いてい観たいと思います。

年内で、いまの仕事がなくなることになりました。

転職することになりました。
来月から近所のシステム会社で、派遣社員として働きます。

事の発端は、お盆休みの直前に業務委託元のNTTコムチェオから届いたメールでした。
なんでも、今年末で、いまの業務が終了とのことです。
委託元のNTTコムチェオがNECから切られてしまうようで、これには正直まいってしまいました。

NTTコムチェオで在宅コールセンターの仕事を始めたのは、六年半前の2018年春です。
最初の四年間は入れ食い状態で、思った以上に稼げる仕事でした。
しかし、一昨年にMicrosoftのサポート業務の他社への移管と窓口のAI化で受電数が激減。
そこで昨年、NECのパソコンサポート窓口に移ったのですが、こちらも終わりということです。

NECは、長らく無償のパソコンサポートが売りでした。
しかし、今年の11月でその無償サポートが終了、今後は2,200円/件の有償になります。
有償化で入電数が激減するのは明らかで、それでNTTコムチェオは契約終了となったようですね。

もちろん、AIも有償化も時代の流れだとは思います。
しかし、昨年必死になってNECの業務を身に着けた立場としてはきびしいモノがありますね。

56歳での手習いは、ぶっちゃけ本当に大変でした。
泣きながら研修に喰らいついて、何とかかんとかデビューできたのです。
そこから一年近く業務を続けて、ようやく納得できるぐらいに稼げるようになった矢先でこの展開。
ショックが大きくて、お盆休み中はずっと憂鬱でしたね。

ただ、このようなリスクもアリが前提の委託契約でしたので、四の五の言っても仕方ありません。
これもまた、自己責任というヤツです。
ということで、先月から転職活動をしていたのでした。

Indeed経由で派遣会社に登録して、縁をいただきました。

転職先のターゲットは、サポート系のコールセンター、可能であれば在宅です。
まずは、ネットの転職サイト数社に登録して様子をみました。
そうしたところ、傾向としては以下の三つに分類されるようです。

まずは、これまでと同じパソコンやスマートフォンのサポートですね。
いままでの経歴を活かすのなら、ド・ストライクの分野です。
しかし、こちらは早番遅番の完全シフトで、土日祝に休めない案件がほとんどでした。

土日祝日休みにこだわると、ITシステムの保守といった仕事になります。
ところが、こちらはスキル的なところで難しいようですね。
ためしに数社ほど応募してみましたが、どれも残念な結果でした。

スキルと業務時間のハードルが低いのは、テレアポ系です。
しかし、勧誘電話のお仕事は、さすがにやりたくありません。

ということで、ひと月ほど悶々とする日々がつづきました。
いまの委託元であるNTTコムチェオでも、新しい業務を検討しているようです。
最後は、そこに望みをつなぐしかないのかと思っていました。

そうしたところ、今月に入ってIndeed経由で登録した派遣会社から一通のメールがとどきます。
いま住む街の某システム会社で、データ移行のオペレーターを募集しているとのこと。
この会社は、県内自治体の基幹システムを手掛けている有名企業で、ホワイトとのうわさです。
自宅から徒歩10分ということもあり、即レスでエントリーしました。

そこから、あれよあれよと面接に進み、エントリーから5日で採用決定です。
あらためて、仕事は縁とタイミングで決まるモノだと思いましたね。
そして、手に職はやはり強いと再認識しました。

六年半ぶりにサラリーマンに戻ります。


面接では、ひさしぶりにハッタリと気合いで売り込みをして、少々疲れました。
就任まで、SQLとAccessの復習をしておこうと思います。

なお、派遣は有期雇用で、まずは来年一月末までの契約です。
そして、それ以降は、仕事があればの三ヶ月毎の契約更新になるようですね。
いまのところ、来年末までの仕事はありそうとのことでした。
それであれば、息子が大学を卒業するトコロまで、食つなぐことができそうです。

ということで、六年半ぶりにサラリーマンに戻ることになりました。
在宅ではないのが残念ですが、諸条件的にこれが最適解との判断です。
ぶっちゃけ、この歳の再就職としては、時給も悪くはありません。
通勤があるとはいえ徒歩10分ですから、ここは目をつむるしかないでしょう。

あとは、マインドがついていけるかどうかですね。
六年半もセミリタイアのような生活を続けていたので、いささか不安というか憂鬱です。

正直、自由だったコレまでの生き方をやめるのは、とても悲しいですね。
とはいえ、ここでひとつ、外部の風を浴びてみるのも悪くないかもしれません。
そんな風に前向きに考えて、あたらしい環境にチャレンジしようと思います。

そして、ここでIT保守業務の実績を積めば、もうすこし手に職の範囲も広がるでしょう。
そこで、あらためてIT保守系の在宅仕事にチャレンジするのもアリかもしれないですね。

あとは、このブログも、すこし立ち位置を考え直さなくてはいけません。
それについては、またあとから書いてみたいと思います。