転職顛末記-01

本当に、久しぶりのブログ投稿である。
それもこれも、昨年は忙しかったから、、、というよりかは搾取されまくりだったから。
負け犬の言い訳以外の何物でもないが、昨夏から年明けにかけては時間も気力も全て職場に吸い取られ、ブログに向かう余力などとても確保できなかったという感じであった。

しかし、今はこうやってブログに向かう事ができている。

なぜか?

それは、転職したからである。
先月から、憧れだった在宅職生活を送っている。

22歳で社会に出てから30年近く、私はサラリーマンとして生きてきた。
最初の職場を会社都合で退職して後、45歳で転職。転職先ではそれなりの立ち位置を得て、まぁこんなモンだろうと日々、与えられたミッションをこなしていた。時にはキツいミッションもあったが、それでも従うのがサラリーマンとしての務めであろうと思っていた。
しかし、昨春のある出来事をきっかけに人生二度目の転職を決意する。仕事がキツイとか職場の人間関係とか、そんなレベルの話ではない。いつまでも、ここでこんな事をしていていいのかという焦燥感からの転職活動である。(これについての詳細は、また別の機会に語りたい。)

という事で、決心したら後は活動するのみである。まずはDUDA、リクナビNEXTと、片っ端から転職サイトに登録していく。50代での転職は、ちょっと前までは考え辛かった。しかし、アベノミクス以降の好景気と団塊世代のリタイヤで転職環境は激変。前職場では採用関係も担当していたので、人材確保の売り手市場感は肌で感じていた。要は、私の中では勝算はあったつもりという事だ。(笑)

そして、通常の転職と並行してリサーチを始めたのがPCとネットを使った在宅勤務。20年前、新婚旅行で沖縄に行った時、こんなところできれいな海を眺めながらのんびり暮らすとしたらどういう生き方がいいのか?で、私の中で辿り着いた答えの一つが在宅勤務という形態だったのである。

新婚当時は光回線といったブロードバンドが珍しいような時代だったが、それでもPCがあればどこでも仕事はできるだろうとの予感はあった。その後、5年前の第一回転職時にも在宅勤務は検討したが、あの頃はまだ教材費をぼったくるような怪しい話しかなく、しかしながらこの5年間で在宅勤務の環境も激変していた。ランサーズやクラウドワークスなどのフリーランス向けクラウドソーシングサービスが立ち上がっており、プログラミングには少々自信がある私にとってはうってつけといった感じである。しかし、現職を投げ打ってチャレンジするには流石にリスクが高すぎて直ぐには踏み込めない。そして、転職サイトが紹介してくるのは不動産の営業ばかり。(笑)

いくら売り手市場とはいえ、地方での50代転職はこんなモノなのか…。

という事で、私の転職活動はペンディングのまま季節は夏秋冬と巡り、気付けば年越ししていた。
そして年明けに見つけたのが、今の在宅コールセンター業である。

つづく

仕事

Posted by webiker