日帰り北山崎ツーリング 2019
今年の5月に敢行しました。
4か月前の話になりますが、三陸の北山崎に日帰りで行ってきました。
このブログのトップページ画像は、この時に撮影したモノだったりします。
通り雨に遭遇し、濡れ濡れになった我が愛機です。
平日だったので、北山崎はほぼ貸し切り状態でした。
お気に入りのエリアです。
北山崎は、もう何度も訪れています。
初めて来たのは学生のとき、BikeはRGV250ガンマでした。
あの時は、仙台からR45を北上したのでした。
走れるだけ走って、宮古の民宿に飛び込みで一泊。
その翌日に訪れた北山崎は、生まれて初めての期待値以上の景勝地でとても感激しました。
それから、何度も訪れています。
昔は、一泊のコースでした。
でも、十和田湖が日帰りできるのならと思い、8年前にCB750Fで挑戦。
今では十和田湖と並ぶ、私の定番日帰りコースです。
下道を使って北上です。
ルートは十和田湖の時と同じ、まずはR13を北上です。
湯沢から高速に上がり横手JCTから秋田道、そして湯田ICから県道1号で盛岡に抜けます。
以前、CB750Fで走った時は、この辺もすべて下道でした。
今回は出発が遅かったので、高速でプチワープです。
それで、湯田からの県道1号が、なかなかの快走路です。
路面状況もよく交通量も少なめ、岩手の雄大な田園地帯を駆け抜けていきます。
ゴールの御所湖付近も絶景ですね。
ただ、交通量が少なめとはいえ、この県道は地域の主要生活道です。
道端からお年寄りが運転するクルマがのこのこ出てきたりするので、そこは要注意ですね。
R455は超絶快走路
盛岡で給油休憩後、R455で太平洋に向かいます。
このR455が、超絶快走路です。
路面よし、風景よし、そして交通量が皆無です。
ツーリング道に求められる3要素を、完全に備えていますね。
そして、そんな超絶の状態が70km近く続きます。
ここを初めて走ったのは、ガンマでの一泊ツーリングの時でした。
あの時は、三陸側から盛岡に抜けました。
その後、岩手内部から三陸に抜ける街道を色々と走りました。
基本、どの道も素晴らしいのですが、個人的にはこのR455がダントツです。
盛岡市内を抜け、外山ダムまでは軽い肩慣らしのワインディングです。
風光明媚な外山ダムの湖畔を駆け抜け、その後もしばらく快走路がつづきます。
この辺りは集落も殆どないので、本当に走りやすいですね。
そして、そんな快走路に飽きた頃に、早坂峠のワインディングです。
ちなみに、このなかなかトリッキーだった早坂峠には、2007年にトンネルができました。
以前、これを知らずにCB750Fで通過し、突然立派なトンネルが現れて驚いたものです。
おかげで、ずいぶんと短時間で抜けることができるようはなりました。
北山崎日帰りツーには、非常にありがたいトンネルです。
でも、時間が許せば旧道を楽しみたいですね。
三陸は震災以来です。
早坂峠を抜けてR340との重複区間を走り、岩泉町にでます。
ずっと人気のない峠道を走ってきた身には、町内の雰囲気にホッとさせられますね。
ここまでくれば、太平洋まではもう少しです。
以前は、小本まで走ってR45に合流でした。
今は、県道44号で鵜の巣断崖の入り口までショートカットできます。
交通量の多いR45を経由しなくてよいのは嬉しいですね。
あとは、のんびりと海沿いの道を流しながら北山崎に向かいます。
ここに来るのは、震災以来初めてでした。
壊滅的な被害を受けたハズですが、みたところは以前と同じように復興しています。
道路わきの浸水を知らせる標識だけが、津波の凄まじさを伝えています。
そして、目的地の北山崎に到着。
やはり、いつ来てもここは最高ですね。
静寂でダイナミック、神々しいまでの風景です。
貸し切り状態の展望台で、その素晴らしさを十二分に堪能しました。
帰りは高速で一気です。
北山崎で小休止の後、R45で久慈にでます。
久慈市内で給油した後、R395で九戸ICに抜けて帰路につきました。
いつものように、帰りは高速で一気にワープです。
前沢SAで最後の給油をして、自宅に帰還したのが19時前。
全行程776km、10時間走りっぱなしのツーリングでした。
帰宅後はしばらく耳鳴りが止みませんでしたが、それもまた心地よしです。
たまの平日、仕事を休んで思い入れの地をBikeで走るのは幸せの極みですね。
長年連れ添った愛機とあと10年は、こんな走りを楽しみたいと思っています。