日帰り十和田湖ツーリング 2019

日帰りで十和田湖に行ってきました。

先週末、久しぶりにドカを駆りました。
行先は、十和田湖です。

全行程685㎞、9時間走りっぱなしです。
これだけ走ったのは、5月の北山崎日帰りツーリング以来ですね。

10年前からお気に入りのルートです。

このルート、9年前にもCB750Fで走っています。
そのうちまた行くぞと思いながら、なかなかチャンスに恵まれませんでした。

今回のルートも前回と同じ、行きは下道で帰りは高速です。
山形からR13でひたすら北上です。

ただ、湯沢-横手間は高速使いました。
あそこは 交通量が多い片側一車線、さすがに距離が稼げません。
本当は、昭和の雰囲気が色濃く残る湯沢市内のR13も味わい深いのですけどね。

なお、新庄-湯沢間は下道を走りました。
主寝坂の旧道は10年ぶりでしたが、交通量皆無の昭和なワインディングが最高です。
新しいトンネルと比べて時間もそんなに変わりませんし、ここの旧道はお勧めですね。

横手ICからはR13をクルマの流れに乗ってトコトコ走り、美郷から県道11で角館に抜けます。
角館で一発目の給油、その後R105経由で辰子姫側から田沢湖です。
田沢湖の湖畔北側を抜けてR341から鹿角に抜けます。

なお、角館からR341に抜けるのならR46経由の方が時間的には有利です。
でも、やはり田沢湖も楽しみたいですね。

それで、このR341が超絶快走路です。
路面状況は最高、宝仙湖周辺は実に風光明媚です。
交通量はとても少なく、そんな状態が70㎞近く続きます。
そして、そんな快走路に飽きたころにちょっとトリッキーな峠道。
私のお気に入りのツーリング道、ベスト2のひとつですね。

日帰り十和田湖は2回目です。

初めてR341を走ったのは10年前、あの時は鹿角で折り返しました。
そもそもこのルート、日帰り下道でどこまでいけるのか?という好奇心で始めたのです。
山形を朝の8時に出て鹿角到着が13時過ぎ、そろそろ帰路につかないとという判断でした。
鹿角からはR282で安代に抜け、そこで遅めの昼食をとって高速に乗りました。

ところが、それでも思いの外早く帰還できるのですね。
あの時は、家人にも内証で会社をサボって走ったので19時前に帰宅はできない。
そこで、古川ICで高速を降りて鍋越峠経由で帰ったのでした。

なので、次のアタックでは十和田湖まで足を延ばしました。
どうやらここが、日帰り北上の場合の、ちょうどよい折り返し点のようです。

ちなみに、前回CB750Fで走った時は湖畔を一周して帰路につきました。
今回は17時すぎには帰宅したかったので、発荷峠で折り返しだったのは少し残念です。

帰りは高速で一気です。

発荷峠滞在は約5分。
そこから樹海ラインを抜け、小坂ICから高速で帰路につきます。
小坂ICまでは344km、そこから自宅までは341km、ちょうど折り返し点ですね。
時間的には小坂ICまでの半分の、約3時間で自宅着です。
帰りは高速でドカンと戻るのが、昔からのお気に入りですね。
前半の下道走りを、高速で一気にリセットするような感覚がたまりません。

高速も、休みは殆どなしです。
前沢SAで給油&トイレ休憩だけですね。
今回はちょっとのどが渇いたので、ここで缶コーヒーを飲みました。
走りの間に口にしたのは、角館で給油した時のお茶とここの缶コーヒーだけです。

ささやかな非日常を満喫です。

30年以上Bikeに乗ってきて、結局私はこのような走り方に収束したようです。
特に、大きいBikeの楽しみ方はこれに尽きるような気がしますね。
休息もそこそこに、ドカンと距離を走る。
正に、ささやかな非日常ですね。

湖畔一周ができなかったとはいえ、日帰りで十和田湖が楽しめるのは刺激的ですね。
初秋の十和田湖というレアな情景を楽しめるのも、Bike乗り冥利につきます。
カブでのまったり濃密度な走りも良いですが、大きいBikeの一気走りも楽しいですね。
次回の日帰りロングツーは、南方に向かってみようと思っています。