キムチをつくってみました。(後編)
前からやってみたかったキムチ作りに挑戦してみました。
これが、思った以上に異国情緒を楽しめておもしろかったです。
特に、今回ご紹介するヤンニョムつくりは、強烈でしたね。
それでは、その顛末を書いていきたいと思います。
キムチをつくってみました。(前編)はこちら
いよいよ、ヤンニョムをつくっていきます。
ネットでリサーチするところから始まったキムチづくり。
材料を集め白菜を下ごしらえして、キムチ糊も無事に完成しました。
それではいよいよヤンニョム、つまりはキムチの素をつくっていきます。
まずは、すりおろしたニンニクを70gほど準備します。
生ニンニクひとつで40g、冷蔵庫で長期在庫だったガーリックチップで+15g。
ガーリックチップは、水でもどしてみじん切りにして投入です。
そして、それでも足りない分はチューブの練ニンニクですね。
70gのニンニクというのは、これはなかなかの量ですね。
部屋中が、ニンニクの強烈な匂いにつつまれます。
ニンニクの準備ができたら、今度はリンゴを70gほどすりおろします。
この部分、本場韓国では砂糖を100g投入のようです。
しかし、いろいろなサイトをみてみると、リンゴを使うパターンも多いのですね。
リンゴを使うと辛味がマイルドになるようです。
もしかすると、これは日本人向けのアレンジなのかもしれません。
いずれにしても、個人的には砂糖よりもリンゴの方が美味しそうな感じがします。
よって、今回はリンゴ70gに砂糖30gでトライすることにしました。
唐辛子とニンニク、そして大量のナンプラーで悶絶です。
そして、いよいよヤンニョムの主役である唐辛子が登場です。
今回は、業務スーパーのキムチ用と韓国産の2本立ててつくっていきます。
業務スーパーのキムチ用は中国産の粗挽き、250gで267円です。
それにたいして韓国産は75gで498円、価格が全然違いますね。
ネット情報ですと、業務スーパーのキムチ用はコスパ抜群らしいです。
最初は、これだけでつくろうかなぁと思っていました。
でも、いろいろなサイトみてみると、唐辛子は粗挽きと粉末の2本立てが多いですね。
なんでも、2本立てだと味に深みがでるらしいです。
そのような記事を見てしまうと、やはりトライしたくなってしまいますよね。
ということで、今回は業務スーパーが60gに、韓国産40gの100gでつくってみます。
100gの唐辛子、実際に目にすると、ちょっとビビりが入るぐらいの量ですね。
近くにいるだけで、目がチカチカしてきます。
これにキムチ糊とニンニク、リンゴと砂糖、あとはアミの塩辛を大さじひとつを投入します。
そして、最後にナンプラーですね。
このナンプラーの投入量が80ccなのですが、これよく考えたらすごい量です。
このキムチ用に買った一瓶が60ccで、全部使っても足りませんでした。
なんか、これだけで十分すぎると思われましたので、今回は60ccでつくります。
あとは、これらを混ぜるのですが、ニンニク&ナンプラーの強烈な匂いに悶絶しました。
ぶっちゃけ、これ食べられるの?のレベルで、とてもビビリましたね。
このヤンニョムの強烈さは、ハングルにおけるパッチムに似ていると思います。
そのココロは、どちらも日本にはないモノ。
やはり、キムチというのは異国の食べ物なのですね。
白菜、その他をヤンニョムで和えて、できあがりです。
ヤンニョムができたら、あとは白菜や人参、玉ねぎ、ニラと和えるだけです。
まずは道具の除菌、鍋は火にかけ、ジップロックはアルコールで消毒しました。
あとは、鍋に白菜、人参、玉ねぎ、ヤンニョムを入れて和え和えです。
ここは普通の塩漬けのように揉んだりせず、白菜の表面に塗り込むようにするとのこと。
最後に、ニラと炒りゴマを投入すれば完成ですね。
完成したキムチをジップロックに入れて、冷蔵庫の野菜室で発酵させます。
3日目から食べられるようですが、5日ぐらい寝かせた方がおいしいですね。
ちなみに、完成したばかりのキムチも浅漬け感覚で楽しめます。
ということで、いよいよ実食です。
まずは、ちゃんとキムチになっていて感動しました。
発酵すると、あれだけ強烈だったヤンニョムもここまでマイルドになるのですね。
味の方も、最初にうま味がガツンときて、その後に辛味がグワッとくる感じです。
このうま味と辛味のバランスが、なんとも絶妙ですね。
そしてこのキムチ、鍋物や焼肉にトッピングすると、もの凄く美味しいです。
このあたりは、市販品と一線を画している感じがしますね。
家族にも好評で、取りあえず白菜バージョンは成功のようです。
これだけいろいろ楽しめるのなら、自家製キムチも大いにアリですね。
次回は、大根(カクテキ)バージョンにに挑戦したいと思います。