奇跡のコーヒー

今年からはじめたコーヒーの自家焙煎。
ところが、これがなかなか思うようにいきません。
そんな折、偶然が重なって奇跡的に美味しいコーヒーができました。
ますます訳が分からなくなるコーヒー自家焙煎ですが、やはりそれゆえにおもしろいです。

焙煎に失敗しました。

コーヒーの自家焙煎、美味しいコーヒーをリーズナブルにということで今年からはじめました
いまも、コーヒー豆がなくなる都度に、月2回ぐらいのペースで続けています。
でも、これがなかなかこれが難しいのですね。

ぶっちゃけ、苦すぎるか薄すぎるかのどちらかにしかなりません。
ならばと深煎りと中煎りを半々でブレンドしたりしましたが、正直微妙です。
豆を換えたらすこしはよくなりましたが、それでも満足できるレベルにはなりませんでした。

そんなこんなで先々月、いつものようにガレージで焙煎です。
ところが、その日は焙煎を始めたら風が出てきました。
しかも、そのようなときに限って、コールマンが絶不調です。
またもやジェネレータが詰まったらしく、火力がまったくあがりません。

ということで、いつもなら10分前後で仕上がる焙煎がぜんぜんダメダメでした。
熱が豆になかなか伝わらず、ハゼ音を聞くところまでたどり着くことができません。
40分ぐらいかけてなんとか豆がそれっぽい色になったかなの感じです。
こりゃ大失敗だよなぁと、ため息ひとつでした。

予想に反して奇跡的な美味しさでした。

ところが、これを飲んでみたところ、これまでになく激ウマのコーヒーでびっくりです!
濃厚な旨味と苦味のバランスが絶妙で、こ、これだよ求めていたのは!!の出来でした。
もちろん、配偶者からも「これは美味しい!」と褒めてもらって鼻高々なのでした。

しかし、当初は完全失敗と思っていたので、ますます訳が分からなくなってしまいました。
しかも、試飲の前にコールマンを直してしまったので、もうあのときの条件は復元できません。
結局のところ、偶然が重なった結果の奇跡のコーヒーになってしまったのです。

その後、この奇跡のコーヒーの体験を元に、またいろいろと試行錯誤しました。
結果として、以下がポイントなのかな?というのが分かってきましたね。

  • 焙煎のザルを、あまりシャカシャカと振ってはいけない。
  • コールマンからは、気持ち離して焙煎する。
  • 焙煎のバラツキは、あまり気にしない。(ある程度バラツキがあったほうがバランスが良くなる。)
  • 2ハゼが始まって、豆から煙が出始めたところが焙煎終了の頃合い。

これで、だいたい満足できるコーヒーが煎れるようにはなりました。
でも、まだあの奇跡のコーヒーレベルは復元できない状態です。

やはり、プロの仕事はすごいと再認識です。

それにしても本当に、あれは奇跡のコーヒーでした。
SNSにこのことを書いたら、知り合いから紅茶の起源伝説みたいだといわれました。
そういえば、試薬の量を間違えてノーベル賞という話もありましたね。

実際に体験してみて、このようなこともあるのだなと思いました。
そして、これだからコーヒー焙煎はおもしろいのですよね。

ただ、これは素人焙煎だから言える話でもありますね。
たとえばプロなら、こんな奇跡のコーヒーなど許されない話ですから。
そう考えると、あらためてプロの焙煎職人はすごいと思います。

いずれにしてもコーヒー焙煎、半年かけてやっとモノになってきた感じですね。
ただ、これからは気温も下がってくるので、もうすこし微調整が入るかもしれません。
そして、また奇跡のコーヒーとの出会いがあるのでしょうか?
期待しながら、ひきつづき楽しみたいと思います。