コーヒーの自家焙煎 その3
なかなか思うようにならないコーヒーの自家焙煎。
今回は、すこし道具に手を加えてみました。
これで狙い通りの焙煎ができるのか、再々チャレンジです。
※前回のコーヒー自家焙煎記事はこちら
焙煎道具に手を加えてみました。
美味しいコーヒーをできるだけ安くをコンセプトに、今年の春から自家焙煎を始めました。
ところが、これがなかなか思ったように焙煎できません。
結論としてはシティロースト狙いなのですが、ピタッと狙い通りにするのが難しいですね。
すくなくとも今の道具では、ちょっと自信がありません。
ということで、まずは焙煎の要であるザルを改造しました。
100均でザルと同じ大きさのボールを買ってきて蓋にする作戦です。
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プライヤーで取っ手を外し、ザルの取っ手と干渉しないように切り込みを入れていきます。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20220522_143117-1024x768.jpg)
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20220522_143637-1024x768.jpg)
あとは、針金を蝶番代わりにして焙煎ザル蓋の完成です。
蓋の固定は事務用の金属クリップを使います。
思いっきり振っても外れないので、これでなんとか大丈夫でしょう。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20220522_153614-1024x768.jpg)
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20220522_153605-1024x768.jpg)
火器にも手を加えます。
次に、焙煎するための火器にも手を加えます。
ホムセンで見つけたダクト締結用のパイプに、サンダーで切り込みを入れていきます。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20220522_154620-1024x768.jpg)
これで、道具の改造は完了ですね。
それでは、いよいよ始めてみますか。
まずは、途中でガス欠しないようにコールマンを満タンにします。
そして、前述のパイプをセットですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20220611_172412-1024x768.jpg)
ゴトクに切り込みをはめて固定します。
ジェネレータの逃げも、バッチリでした。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20220611_172421-1024x768.jpg)
このパイプを装着することで、炎が集中して火力が安定します。
ネットで見てみると、これは自家焙煎するときの必須アイテムのようですね。
実際に火を入れてみると炎がトルネードのように上がってきて、これは期待ができそうです。
やっと、思ったような焙煎ができるようになりました。
道具の準備ができたら、あとは豆を煎っていくだけです。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20220611_172555-1024x768.jpg)
ザルに蓋があるので、今度は上下左右に思いっ切り振ることができますね。
これで、ムラなく焙煎することができる寸法です。
そして、パイプを載せたコールマンの火力がすばらしいです
手元のストップウォッチで、開始7分で1ハゼが始まりました。
2ハゼまでも一気で、10分少々で焙煎が完了です。
今回はほとんどムラなく、狙い通りに焙煎ができました。
やはり、道具は大切ですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2022/06/IMG_20220611_181900-1024x768.jpg)
さて、肝心のお味ですが、やっと配偶者から及第点をいただけました。
また、コーヒー好きの友人や知人にも飲んでもらいましたが、普通に美味しいとの評価です。
これにて、なんとかリベンジできたという感じですね。
でも、普通に美味しいというのが気になります。
正直このコーヒー、煎りたて&挽きたての割には香りが足りないのですね。
これに関しては、もう完全に豆の問題だと思います。
今の豆は日本に輸入されたのが昨年の7月なので、ちょっと古いのかもしれません。
ということで、次回は生豆のスタンダードである松屋コーヒーから豆を買おうと思います。
コーヒー自家焙煎、まだまだ連載は続きます。