コーヒーの自家焙煎 その3

なかなか思うようにならないコーヒーの自家焙煎。
今回は、すこし道具に手を加えてみました。
これで狙い通りの焙煎ができるのか、再々チャレンジです。

※前回のコーヒー自家焙煎記事はこちら

焙煎道具に手を加えてみました。

美味しいコーヒーをできるだけ安くをコンセプトに、今年の春から自家焙煎を始めました。
ところが、これがなかなか思ったように焙煎できません。
結論としてはシティロースト狙いなのですが、ピタッと狙い通りにするのが難しいですね。
すくなくとも今の道具では、ちょっと自信がありません。

ということで、まずは焙煎の要であるザルを改造しました。
100均でザルと同じ大きさのボールを買ってきて蓋にする作戦です。

プライヤーで取っ手を外し、ザルの取っ手と干渉しないように切り込みを入れていきます。

あとは、針金を蝶番代わりにして焙煎ザル蓋の完成です。
蓋の固定は事務用の金属クリップを使います。
思いっきり振っても外れないので、これでなんとか大丈夫でしょう。

火器にも手を加えます。

次に、焙煎するための火器にも手を加えます。
ホムセンで見つけたダクト締結用のパイプに、サンダーで切り込みを入れていきます。

これで、道具の改造は完了ですね。
それでは、いよいよ始めてみますか。
まずは、途中でガス欠しないようにコールマンを満タンにします。
そして、前述のパイプをセットですね。

ゴトクに切り込みをはめて固定します。
ジェネレータの逃げも、バッチリでした。

このパイプを装着することで、炎が集中して火力が安定します。
ネットで見てみると、これは自家焙煎するときの必須アイテムのようですね。
実際に火を入れてみると炎がトルネードのように上がってきて、これは期待ができそうです。

やっと、思ったような焙煎ができるようになりました。

道具の準備ができたら、あとは豆を煎っていくだけです。

ザルに蓋があるので、今度は上下左右に思いっ切り振ることができますね。
これで、ムラなく焙煎することができる寸法です。

そして、パイプを載せたコールマンの火力がすばらしいです
手元のストップウォッチで、開始7分で1ハゼが始まりました。
2ハゼまでも一気で、10分少々で焙煎が完了です。

今回はほとんどムラなく、狙い通りに焙煎ができました。
やはり、道具は大切ですね。

さて、肝心のお味ですが、やっと配偶者から及第点をいただけました。
また、コーヒー好きの友人や知人にも飲んでもらいましたが、普通に美味しいとの評価です。
これにて、なんとかリベンジできたという感じですね。

でも、普通に美味しいというのが気になります。
正直このコーヒー、煎りたて&挽きたての割には香りが足りないのですね。

これに関しては、もう完全に豆の問題だと思います。
今の豆は日本に輸入されたのが昨年の7月なので、ちょっと古いのかもしれません。
ということで、次回は生豆のスタンダードである松屋コーヒーから豆を買おうと思います。
コーヒー自家焙煎、まだまだ連載は続きます。