味噌を仕込んでみました。

以前からやってみたかった、味噌造りにチャレンジしました。
チャレンジといっても、今回は仕込みだけです。
実際に食べられるようになるのは6~10ヶ月後ですから、先は長いですね。
次回、仕込むことがあるときのために、備忘録としてブログに残しておきたいと思います。

やっと、配偶者からの許可が下りました。

以前からやってみたかった、味噌造りにチャレンジしました。
チャレンジといっても、今回は仕込みだけです。
実際、食べられるようになるのは6~10ヶ月後ですから先は長いですね。

実はこの味噌造り、長いこと配偶者からやめておけと言われて実行できずにいました。
最近、米麹を使うことが多くなったので、それにかこつけて余った麹を使うからと言い訳をいって、ようやく味噌造りに着手することができたのでした。

まずは、いつもの産直で大豆をゲットします。
最初は1kgとも思いましたが、それだとかなりの量ができるようです。
今回は初陣ということもあり、かわいく500gほどを購入しました。

乾燥された大豆ですので、とても固くてまん丸です。
このビー玉のような大豆を、ネット情報をもとに水に漬けます。
漬け込み時間は18時間ですから、味噌の仕込みは2日がかりですね。

18時間経つと、びっくりするぐらい豆が膨らみ、まごうことなき大豆になります。

割ってみて、中に芯がなければ浸水はOKですね。


これで下準備は完了です。
いよいよ、本格的に味噌を仕込んでいきます。

ガス代が心配になるぐらいに大豆を煮込みます。

浸水が終わった大豆を、アクを取りながらひたすら煮ていきます。
火加減は、最初は強火で沸騰したら中火といったところですね。

この煮込み時間が、3〜4時間ほどです。
本当に、味噌の仕込みは時間がかかります。
ガス代を考えたら、やはり味噌はスーパーで買うのがリーズナブルなのかもしれません。
もちろん、それを言ったら話が落ちるので、まずはできあがりをみて考えたいと思います。

大豆を煮ている間に、塩麹の準備をします。
準備といっても、米麹に塩を入れて混ぜ合わせるだけですけどね。
いろいろなサイトをみる限り、分量は、大豆2、米麹:2、塩:1がデフォルトのようです。
塩については、今回は伯方の塩を使ってみました。

大豆が茹で上がったのでザルに取り、温度を測ってみると60℃でした。
塩麹と混ぜるときは30℃以下にしないと麹菌が死滅するので、ここは要チェックポイントですね。

次は、大豆を砕いてペースト状にします。
フードプロセッサーを使うとイージーですが、あいにくプロセッターは持っていません。
そこでミキサーを使ってみましたが、パワー不足のようでした。

ここは素直に、蕎麦を打つ時の麺棒でたたいて延ばします。

なんとか、大豆ペーストができました。
味噌の仕込みは、この大豆をペーストにするところが一番大変かもしれないですね。

ジップロックをつかって発酵させます。

ペースト状にした大豆の温度を測ったら、うまいぐあいに30℃を切っていました。
ここに、塩麹を混ぜていきます。

このときの感触は、蕎麦を打つときの水回しとまったく同じですね。
大豆の煮汁をお玉で2杯弱いれて、ちょうどいい感じの固さになりました。
あとは、それで味噌団子を作ります。

その味噌団子をジップロックに隙間なく、できるだけ空気を入れないように詰め込みます。
もちろん、仕込んだ年月日も忘れずに書いておきます。

あとは、このまま6〜10か月ほど常温で発酵させればできあがりですね。
試食できるのはお正月すぎということで、なんとも味噌造りとは時間がかかるモノです。

ちなみに、仕込んだ量を測ってみたら2kgでした。
大豆と米麹が500gづつで塩が250gですから、残りの750gは水になりますね。
仕込んだ大豆の4倍の量ができるということで、やはり1kgで仕込まなくてよかったです。

その後もちょくちょくチェックしていますが、まだ腐敗などはしていないようです。
色などもほとんど変化なく、これからどのようにに変わっていくのか楽しみですね。

なお、2kgの味噌となると、ウチでは2ヶ月ぐらいで消費する量になります。
となると、9月に2回目を仕込むかどうかが迷いどころですが、結果が出るのがお正月すぎですから何とも微妙ですね。まずは、今回はテスト仕込みということで、これで美味しいようなら来年から本格的に味噌造りに取り組もうと思います。