秋になれば、やはり芋煮が恋しくなります。
このコロナ禍では、河原で大人数というワケにはいかないですけれど。
今年は、自宅のお庭でこじんまりと、家族で芋煮を楽しみました。
ひさしぶりに、自宅芋煮です。
10月に入り、コロナの第5波もだいぶ落ち着いてきました。
でも、今年の馬見ヶ崎河川敷は閑散としています。
県知事が芋煮会を控えるようにお達しを出して、日本一の芋煮フェスティバルも中止でした。
そんなワケで、芋煮会をしている人がほどんどいないのです。
でも、高く澄みきった秋空をみていると、やっぱり芋を煮たくなりますね。
ということで、ひさしぶりにお庭で芋煮をすることにしました。
まずは、下準備です。
産直で皮付きの悪戸芋を買ってきて、アルミホイールでひたすら皮をむいていきます。

この皮むき作業が、地味な割に手間暇かかります。
ハッキリ言って、芋煮の工程の半分はこの皮むき作業ですね。
もちろん、最初から皮がむかれている芋を使うという手もありますけど。
でも、皮付き芋のおいしさを知ってしまうと、もう皮むき芋には戻れないですね。
焚火台を使って芋を煮ます。
小一時間かけて皮むきが終わったら、あとは煮て食べるだけです。
これまたひさしぶりに、Amazonで2,000円で購入した焚火台を引っ張り出しました。

SnowPeakの焚火台と比べたら、超軽量でペナペナですけれど。
逆に、この軽さとコンパクトなところが良い感じですね。
年に一回あるかないかの使用頻度なら、これで十分すぎる感じです。
焚火台をセットしたら、鍋に芋と水を程よくいれます。

あとは、一気に煮ていきますね。

コールマンのガソリンストーブや、BBQの炭火コンロもいいですけれど。
やはり、焚火はアウトドア火力の王道ですね。
ホムセンの薪なので、あまり燻臭くないのもいい感じです。
もちろん、ご近所に洗濯物が干されていないかの事前確認は必須ですけれど。
そして、ホムセン薪ゆえに、とても早く燃焼してしまいます。
残り3~4本のところで、牛肉、コンニャク、ネギ、そして調味料を投入。
薪を一束使い切ったところで、なんとかギリギリセーフで芋煮ができあがりました。

おいしい芋煮を楽しめました。
芋煮ができたら、あとは家族でおいしく食べるだけです。
タープを張ってテーブル出して、ちょっとキャンプな感じの芋煮会ですね。

やはり、お外で食べる芋煮はおいしいです。
また、焚火は火力が強いので、大きいままの芋もよく煮えるのがナイスですね。

最後の〆に、うどんを投入しました。
薪がないので、コールマンのガソリンストーブで再加熱します。
芋煮が少ない状態なら、ガソリンストーブでもぜんぜん問題ないですねね。
秋の日はつるべ落とし、芋煮を十分に楽しんだら陽が沈む前に撤収です。
芝生が、こんがりキレイに焼けてしまいました。
かつて、物理の授業で習った通り、熱は球状に放射されるようです。

というか、いくら焚火台とはいえ、芝生の上で焚火をしてはいけないですね。
まぁ、芝生には野焼きというメンテナンスもあるので、いずれ復活するでしょうけど。
いずれにしても、家族でよい芋煮会ができました。
次回こそは、友人たちと賑やかな芋煮会を楽しみたいと思うばかりです。