私のクルマ遍歴 – 5台目編

私のクルマ遍歴、その第四弾は、デミオです。
このあたりになると、あれだけクルマ好きだった自分はどこへやら。
完全に、クルマは移動の道具となっていますね。
今回は、その辺りのことを詳しく書いてみたいと思います。

※1~2台目の記事は、こちらです。
※3台目の記事は、こちらです
※4台目の記事は、こちらです。
※6台目の記事は、こちらです。

5台目は、3代目デミオでした。

4台目の愛機だったマツダファミリア スポルト20では、とにかくよく走りました。
当時、私は片道70kmの長距離通勤でしたので、月の走行距離は約3000kmです。
最初の車検で7万km越え、そして2回目は12万kmで寿命でした。

さすがに、このような乗り方をすると、クルマに対する考え方も変わりますね。
5年で乗り潰すとなると、走りのよさやエキゾチックな雰囲気などは、どうでもよくなります。
次機種は、とにかく低コストで使い勝手の良いクルマということで検討しました。

具体的には、以前乗っていたカルタスGT-iのようなクルマですね。
当時のラインアップですと、スイフトスポーツやKeiワークスあたりでしょうか。
スポルト20のように、ある程度走りが楽しめればベストという感じでした。

そんなときにリリースされたのが、3代目のデミオです。
コンパクトカーにしてはとてもスタイリッシュで、当時はとても斬新でしたね。
そして、スイスポへの想いはどこへやら、私の気持ちは急速にデミオに傾いていくのでした。

営業マンのトークで決めてしまいました。

折しも、2回目の車検を前にして、スポルト20はほぼ寿命という感じでした。
事前に診てもらったところ、ブレーキディスクの交換が必要とのことです。
そこに数万円かけるかどうか、判断が必要な状態でした。

そしてそのとき、「ところで、新しいデミオってどう?」と聞いたのがきっかけです。
すぐに、担当営業のAさんがやってきて、あれよあれよという間に話がまとまりました。
このときは、Aさんの提案力がすべてだったような感じでしたね。

Aさんは、当時30代前半の若い営業マンでしたが、とにかくよくデキる人でした。
特に、営業トークが素晴らしかったですね。
私がクルマ好きなのを知ってのことか、彼からはクルマの説明はほとんどありません。
その代わり、私の仕事やこれからの家庭環境などを視野にクルマを提案してくるのでした。

それは、まるでライフプランナーと話をしているようでしたね。
クルマを買うにあたってそのような提案を受けたところに、私はいたく感動しました。
とにかく、彼の提案にはとても説得力がありましたね。

あらためて、クルマの売り方というのも、いろいろあるモノだと思います。
ちなみに、Aさんはその後出世されて、今は本店の副店長さんですね。
営業マン時代はけた違いにクルマを売ったそうで、さもありなんという感じがします。

デミオは、シンプルなTシャツのようなクルマでした。

さて、そのデミオですが、一言でいうと、とてもよくできた実用車でしたね。
所有感と使い勝手が、高次元でバランスしていたと思います。

あらためてみても、スタイリッシュですね。
カラーはラディアントエボニーマイカで、とても高級感がありました。

メーターは、必要最小限の構成です。
このシンプルさは、サーブのブラックパネルを彷彿とさせるモノがありましたね。
もちろん、とても見やすくて満足でした。

インパネのボタンも、分かりやすくて押しやすかったです。
サーブの価値観が、20年経ってようやく日本車にも反映されたのかなという感じでした。

エンジンは1.3Lで、もちろんパワフルではないのですが、必要にして十分でしたね。
CVTで、変速ショックが皆無なのも素敵でした。
ただ、燃費は思ったほどよくなかったですね。

それと、ハンドリングがスポルト譲りで素晴らしかったです。
タイヤも足回りもいたって普通なのですが、たぶん車体バランスがよかったのでしょう。

キーレスに自動感知ワイパーと、装備も充実していました。
また、このクルマは長距離も強く、300km越えのロングドライブも楽々こなせましたね。
カルタスと比べ、コンパクトカーもここまで進化したのかと目から鱗が落ちる思いでした。

クルマは、1.3Lのコンパクトカーで十分です。

このデミオに乗って得た結論はこれですね。
少なくとも、日本国内であれば、これで十分だとマジメにそう思います。

長距離性能の向上が大きいですね。
コンパクトカーの唯一の欠点がここですが、それがクリアされれば鬼に金棒です。
あとは、運転しやすく低コスト、積載性能も必要にして十分ですね。

コストについては、燃費以上にタイヤ代が安いのも魅力です。
雪国では数年ごとにスタッドレスを交換しますから、これは大きいですね。

ボディが小さいので、洗車が楽ちんなのもいい感じです。
ダイレクトな走行感にハンドリングの良さがあいまって、運転もとても楽しいですね。
また、このクラスは競争が激しいので、クルマ自体も気合を入れて開発されていますし。
ここまでくると、もはや大きいクルマに乗る意味が見出せませないですね。

唯一、1.3Lのコンパクトカーで得られないのは、ステータス感だけでしょうか?
でも、人間40歳も過ぎれば、クルマで格好つける必要もなくなってきますしね。

ということで、クルマはこれで必要にして十分なハズだったのですが。
しかし、私のクルマ遍歴は、ここでもう一度高級車路線に振れるのですね。
それでは、次回にそのあたりのお話を、くわしく書いてみたいと思います。

私のクルマ遍歴- 6台目に続く