ガンマのオイル漏れ修理とUSBソケット取り付け

5か月かけてレストアしたRGV250ガンマですが、あとすこし気になる部分があります。
ひとつはオイルタンクからのオイル漏れ、もうひとつはUSBソケットの取り付けですね。
ETCの配線にも納得いかない部分があるので、こちらもあわせて修正しました。
やはり、オートバイは憂いなく乗りたいモノだと思います。

オイルタンクからのオイル漏れを直しました。

5か月かけてレストアしたRGV250ガンマですが、あとすこし気になる部分があります。
ひとつはオイルタンクからのオイル漏れ、もうひとつはUSBソケットの取り付けですね。
また、ETCの配線にも納得のいかない部分があります。
今回は、このあたりを修正をご紹介したいと思います。

まずは、オイルタンクからのオイル漏れですね。
こちらは、数日経つとスイングアームにオイルが滴ってくる状態です。
漏れているのはセンサーのパッキン部分とわかっているので、今回はパッキンを交換します。

それでこのセンサー、現状オイルが半分以上入っているので、そのまま外すとオイル噴出です。
そこで、タンクを外して麻紐で吊って傾け、オイルが噴出しない位置で取り外しました。

センサーからパッキンを外します。
損傷はありませんが、すこしへたった感じではありますね。

手持ちのゴムシートを使い、現物合わせでパッキンを自作します。
ちなみに、パッキンの寸法は、外径30mm、内径20mm、厚さは2mmですね。

いい感じにセンサーに取りつきました。

あとは、センサーをタンクに取りつけて、元の状態に戻します。

翌日確認したところ、オイル漏れは止まったようです。
今回は、手持ちのゴムシートで直せてラッキーでした。

ETCの配線を引き直します。

次に、USBのソケットを取り付けます。
将来的に、ドラレコ代わりのアクションカメラや、ナビ用のスマホを装着したくなると思います。
そのときの電源ラインを、いまから確保ですね。

そして、USBソケットを取りつけるのにあたって、ETCの電源ラインも引き直します。
実は、先般引いたETCの電源ラインには、問題があるのでした。

ETCの電源ラインは、オイル残量センサーから分岐しています。
センサーには、メインキーと連動した12Vのラインが入っています。
今回は、そこからETCの12Vを分岐しました。

ここで問題なのが、グランド側の接続です。
先般、このETCのグランドは、オイル残量センサーのグランドに接続しました。
しかし、これではオイル警告ランプのラインに、わずかですが電流が流れてしまいます。
それで、オイル警告ランプが点灯してしまうのでした。

これについては、ラーメン二郎仙台からの帰り道で気づきました。
ほんのわずかの点灯なので、夜間走行しないとわかりません。
もちろん、これでは今ひとつなので、USBソケットの取り付けにあわせて改善します。

改善策はただひとつ、グランドをバッテリーのマイナスに接続するですね。
都合が良いことに、センサーの分岐部分近くにバッテリーのマイナス端子があります。
ということで、現物合わせでワンオフのハーネスを制作しました。

ハーネスは、USBソケットのケーブルをベースにしています。
途中で、ETCのラインを分岐できるようにしました。
もちろん、ヒューズもついているので、万が一短絡しても安心です。
ハーネスができたところで、いよいよBikeに取り付けていきます。

USBソケットも、いい感じに装着できました。

ちなみに、USBソケットは息子のカブに付けたのと同じものをチョイスです。
取り付けには、ステアリングダンパーの取り付けネジを流用しました。
ここに短めのクランプバーを取り付けて、ソケットを装着します。
なんとか、ハンドルと干渉しない位置に取り付けることができました。

あとは、タンクを外してハーネスを引き回します。
分岐には、市販の分岐ケーブルを使用しました。
自作ワンオフのハーネスでしたが、長すぎず短すぎずでホッと一安心です。

グランドをバッテリーのマイナス端子に接続します。
ヒューズは、シートの下にくるようにしました。
タンクを外さずヒューズ交換ができるのも、自作ハーネスならではですね。

最後に、通電を確認します。
ETC、USBソケットともに、問題なく動作しました。
そして、オイル警告ランプも点灯しなくなりました。

これで、憂いなくガンマの走りを堪能することができますね。
週末は、ガンマとの約束の地まで、走りに行こうと思います。