ガンマのオイル漏れ修理とUSBソケット取り付け
5か月かけてレストアしたRGV250ガンマですが、あとすこし気になる部分があります。
ひとつはオイルタンクからのオイル漏れ、もうひとつはUSBソケットの取り付けですね。
ETCの配線にも納得いかない部分があるので、こちらもあわせて修正しました。
やはり、オートバイは憂いなく乗りたいモノだと思います。
オイルタンクからのオイル漏れを直しました。
5か月かけてレストアしたRGV250ガンマですが、あとすこし気になる部分があります。
ひとつはオイルタンクからのオイル漏れ、もうひとつはUSBソケットの取り付けですね。
また、ETCの配線にも納得のいかない部分があります。
今回は、このあたりを修正をご紹介したいと思います。
まずは、オイルタンクからのオイル漏れですね。
こちらは、数日経つとスイングアームにオイルが滴ってくる状態です。
漏れているのはセンサーのパッキン部分とわかっているので、今回はパッキンを交換します。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240606_080450167-1024x771.jpg)
それでこのセンサー、現状オイルが半分以上入っているので、そのまま外すとオイル噴出です。
そこで、タンクを外して麻紐で吊って傾け、オイルが噴出しない位置で取り外しました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240606_081659426-1024x771.jpg)
センサーからパッキンを外します。
損傷はありませんが、すこしへたった感じではありますね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240606_081627816_HDR-1024x771.jpg)
手持ちのゴムシートを使い、現物合わせでパッキンを自作します。
ちなみに、パッキンの寸法は、外径30mm、内径20mm、厚さは2mmですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240606_082251222_HDR-1024x771.jpg)
いい感じにセンサーに取りつきました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240606_082619127_HDR-1024x771.jpg)
あとは、センサーをタンクに取りつけて、元の状態に戻します。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240606_184708737-1024x771.jpg)
翌日確認したところ、オイル漏れは止まったようです。
今回は、手持ちのゴムシートで直せてラッキーでした。
ETCの配線を引き直します。
次に、USBのソケットを取り付けます。
将来的に、ドラレコ代わりのアクションカメラや、ナビ用のスマホを装着したくなると思います。
そのときの電源ラインを、いまから確保ですね。
そして、USBソケットを取りつけるのにあたって、ETCの電源ラインも引き直します。
実は、先般引いたETCの電源ラインには、問題があるのでした。
ETCの電源ラインは、オイル残量センサーから分岐しています。
センサーには、メインキーと連動した12Vのラインが入っています。
今回は、そこからETCの12Vを分岐しました。
ここで問題なのが、グランド側の接続です。
先般、このETCのグランドは、オイル残量センサーのグランドに接続しました。
しかし、これではオイル警告ランプのラインに、わずかですが電流が流れてしまいます。
それで、オイル警告ランプが点灯してしまうのでした。
これについては、ラーメン二郎仙台からの帰り道で気づきました。
ほんのわずかの点灯なので、夜間走行しないとわかりません。
もちろん、これでは今ひとつなので、USBソケットの取り付けにあわせて改善します。
改善策はただひとつ、グランドをバッテリーのマイナスに接続するですね。
都合が良いことに、センサーの分岐部分近くにバッテリーのマイナス端子があります。
ということで、現物合わせでワンオフのハーネスを制作しました。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240605_114530515-1024x771.jpg)
ハーネスは、USBソケットのケーブルをベースにしています。
途中で、ETCのラインを分岐できるようにしました。
もちろん、ヒューズもついているので、万が一短絡しても安心です。
ハーネスができたところで、いよいよBikeに取り付けていきます。
USBソケットも、いい感じに装着できました。
ちなみに、USBソケットは息子のカブに付けたのと同じものをチョイスです。
取り付けには、ステアリングダンパーの取り付けネジを流用しました。
ここに短めのクランプバーを取り付けて、ソケットを装着します。
なんとか、ハンドルと干渉しない位置に取り付けることができました。
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あとは、タンクを外してハーネスを引き回します。
分岐には、市販の分岐ケーブルを使用しました。
自作ワンオフのハーネスでしたが、長すぎず短すぎずでホッと一安心です。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240605_181442464_HDR-1024x771.jpg)
グランドをバッテリーのマイナス端子に接続します。
ヒューズは、シートの下にくるようにしました。
タンクを外さずヒューズ交換ができるのも、自作ハーネスならではですね。
![](https://webiker.org/wp-content/uploads/2024/06/IMG_20240605_181454576-1024x771.jpg)
最後に、通電を確認します。
ETC、USBソケットともに、問題なく動作しました。
そして、オイル警告ランプも点灯しなくなりました。
これで、憂いなくガンマの走りを堪能することができますね。
週末は、ガンマとの約束の地まで、走りに行こうと思います。